松村真宏のレビュー一覧

  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    仕掛学という、聞き慣れない言葉に惹かれて本書に手を伸ばした。一言で言うなら、アイディアの塊であり、アイディアの生み出し方とそれを形にした実例をまとめた内容だった。言葉ではイマイチわかりにくいところを、百聞は一見に如かずとばかりに、実際の写真を多数載せてあるために門外漢でもわかりやすい。
    「仕掛けは行動の選択肢を増やすもの」とあるように、自らの意思でそれを選んで行動する必要がある。実際の自分の生活に活かそうと思ったら、相当知恵を絞らないといけないが、その方法(アイディアの出し方)も載っているので、参考にしていきたいと思う。

    0
    2023年09月13日
  • 松村式 子育て仕掛学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とある朝の番組で
    「仕掛学」という私の心に刺さるネーミングの学問があったので、検索してみると、教育に関する書籍が出ていたので読んでみました。
    楽天でまさかのバーゲンをしていて半額で手に入りました。

    やってほしい、こうなってほしい
    という親の想いを言葉ではなく
    仕掛けによってこどもたちが本来持っている
    内なる好奇心に働きかけて、
    Win-Winの関係を築きましょうという本書。

    教育を志すものとしては、
    まあこれくらいは日頃からやってるけど。。。
    ということがほとんどでしたが、
    マインドとして、
    言うことを聞かせる
    ではなく
    やりたい気持ちになってもらう
    というこども側の目線が入っているので、

    0
    2023年04月29日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    オーディブルで拝聴。興味をひく、ついやってみたくなるデザインで行動を誘発し、真の目的を達成する。ナッジよりは現物寄りというか、物理的なもののデザインのお話。コンパクトにいろいろなデザインを知れて面白かった。
    あまり深く意識はされないものたちだろうけど「これをよく思いついたなぁ」とか気づけるようになりたい。

    0
    2023年02月25日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    大阪大学で「仕掛学」について研究している著者による書籍。

    「仕掛け」とは我々が普通に生活している中でも出会う、「ついしたくなる」ギミックのことである。
    男性小便器に貼られた「的」のシール、ファイルの背表紙に並べた時に一本の斜線となるデザインなどがこれに該当する。

    著者はこうした「仕掛け」について何十年も真面目に研究しており、その成果を本著で披露してくれる。
    なぜ人が「仕掛け」に惹かれるのかを分析し、「良い仕掛け」「悪い仕掛け」を考える。また「仕掛け」の仕組みを分類し、最後に「仕掛け」の発想法についても触れる内容となっている。

    「ついしたくなる」ということは我々が何かに無意識のうちに魅力を

    0
    2022年12月29日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    人に行動を促す仕掛けについて書かれた本。
    言われたらたしかに、となるけど、仕掛けられてる方はなんとなくその行動をしてしまうから、嫌でも苦でもなく、面白い考え方だと思う。
    子どもへの取り組みへの促しや、夫の家事協力など、家庭内でも使えそう!
    事例がたくさんでおもしろかった!

    0
    2022年12月26日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仕掛けとは
    ・誰も嫌な目に合わないもの
    ・「〜したい」もしくは「〜したくない」気持ちにさせるもの
    ・仕掛けられた人と仕掛けた人の目的が違うもの


    トイレの的、串をポイ捨てさせないための投票箱

    0
    2022年08月06日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    1.コンテンツを企画することが多くなったので、プロから学んでみようと思いました。

    2.仕掛けとは、いつもの日常に選択肢を増やすものです。単なるゴミ箱にバスケットゴールを追加する、便器にハエのシールを貼るといった一手間を加えることで、人の「したい」という気持ちを誘導します。
    著者は仕掛けをする場合は物理的トリガーを設置し、心理的トリガーにヒットさせるという順番で人は動くと述べています。人間の本能を知ることで良い仕掛けが生まれやすくなります。
    本書では、人の観察をしたうえで、どのように仕掛けをしていくか、著者の経験を述べています。

    3.人間の本能を知るためにはやはり人間観察しかないと思いました

    0
    2022年04月22日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    それぞれの仕掛け、面白かった。分類など読んでみると、当たり前ではあるものの「確かにな」と思うことも多くあった。行動を変える時に直接的ではないアプローチを考える一つのきっかけとして、この「仕掛学」は有効なのだと思う。

    0
    2022年02月08日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方 単行本 – 2016/9/22

    なるだけ金をかけずに創意工夫する点は改善に通じる
    2017年3月11日記述

    松村 真宏氏による著作。
    1975年大阪生まれ。大阪大学基礎工学部卒業。
    東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。
    現在、大阪大学大学院経済学研究科准教授。
    2004年イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、
    2012〜2013年スタンフォード大学客員研究員。
    研究テーマは「仕掛学」や「ソーシャルメディアの影響力」など。
    データの分析から仕掛けの実装まで幅広く取り組んでいる。
    趣味は娘たちと遊ぶこと(遊んでもらうこと)

    本書は松村

    0
    2021年12月31日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    「したほうが良い」と直接伝えても効果がないので、「ついしたくなる」ように間接的に伝えて、結果的に問題を解決することを狙うのが仕掛けによるアプローチである。この本を購入したが、この本自体に購買意欲をそそる仕掛けがあるのではないかと考えた。

    0
    2021年12月04日
  • 松村式 子育て仕掛学

    Posted by ブクログ

    著者の松村さんの本は、以前読んだことがあり、なかなか面白かったので、この本も手に取ってみました。
    この本は、仕掛学を専門とする著者が、子育てに仕掛学を利用した経験を踏まえて著したものです。

    仕掛けのためには物理的トリガー・心理的トリガーが大切、とのことですが、心理的トリガーを発動するような物理的トリガーがキモだと思いました。
    そして、その仕掛けの向こうにある目的の達成が、最終的な成果なので、まずは目的を明確にすること、次に、目的を達成するための心理的トリガーを用意すること、最後に、心理的トリガーが発動するための物理的トリガーを用意すること、が、よい仕掛けをつくるために重要だと思いました。

    0
    2021年11月17日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    男性にとって、トイレの小便器の「まと」はお馴染みの仕掛けだろう。本書は、同様に「つい、したくなる」仕掛けについてさまざまな事例を集めて、分類した本である。仕掛学と銘打って学問化しているらしい。
    いわゆる「ナッジ」の一種かな、と思ったが、ナッジはあまり考えずに選ばれるいつもの行動(デフォルトの選択肢)の設計方法で、仕掛学はつい選びたくなるもう一つの行動(オルタナティブな選択肢)の設計方法だそうな。
    人の行動を促すのはいつだって難しいので、困ったときは本書を見てアイデアを探ってみたい。さらりと読めるいい本だと思います。

    0
    2021年11月14日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    世の中の社会問題を解決する仕掛について書かれた書籍
    【内容】
    ・仕掛けの事例の紹介
    ・仕掛けの定義
    ・仕掛の分類(物理的トリガ、心理的トリガなど)
    ・アイデアの作り方について

    0
    2021年10月18日
  • 人を動かす「仕掛け」 あなたはもうシカケにかかっている

    Posted by ブクログ

    仕掛けの事例がたくさん乗ってる。漫画なのですぐ読める。
    どれもアイデアがひねってあるのに効果ありそうなのが面白かった。
    仕事や子育ての課題を仕掛けで解決できるようアイデアたくさん考えたい。

    0
    2019年11月16日
  • 人を動かす「仕掛け」 あなたはもうシカケにかかっている

    Posted by ブクログ

    人を動かす仕掛けのポイントは、仕掛けた人と仕掛けられた人の両方が幸せになれるもの。また思わず○○したい!と言う気持ちになるもの、ら仕掛けた人と仕掛けられた人の目的が別々にあるもの。です!

    じゃあ例えばどんなものがある?

    男子トイレでおしっこが飛び散ってるから飛び散らせたくない!(仕掛け人)→便器?に◎や

    0
    2019年04月02日
  • なぜ人は穴があると覗いてしまうのか 人を“その気”にさせる仕掛学入門

    Posted by ブクログ

    「仕掛け」によって、「ついやってしまう」と「社会課題の解決」の相乗効果を生み出そうという考え方。その通り、正論は正しいが解決しないけれど、仕掛けの力で誰もが楽しく社会課題の解決に向かうことができる。そのエレメントをひも解いていく、いまの時代だからこそ必要な学問(視点)だろう。
    前著『仕掛け学』が非常に面白かったのだが、焼き増しに見えてしまって残念。

    0
    2025年11月23日
  • 実践仕掛学―問題解決につながるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

     人には変化を避けたり未知のものを避けたりする「現状維持バイアス」がある。
     したがって、基本的には従来の行動が選ばれ、新たな行動は選ばれにくい。新たな行動はわざわざ選びたくなるような工夫が必要になる。


    仕掛けとナッジの違い
    ・遊び心を利用/認知バイアスを利用
    ・積極的な行動の選択/消極的な行動の選択
    ・特定の人が対象/すべての人が対象
    ・リバライアン・オルタナティビズム/リバタリアン・パターナリズム
    ・物理的介入/概念的介入
    ・そそる/つつく

    正論のジレンマ
     世の中は正論で溢れている。正論は筋が悪いと薄々感じていても、採用される案は正論ばかりである。それはなぜか。正論はそれ自体は正し

    0
    2025年10月08日
  • 実践仕掛学―問題解決につながるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    仕掛学の満たすべき要件は、公平性、誘引性、目的の二重性。これは前回の本でも書いてあったけど、復習内容が多くて前回の1冊だけでよかったかも?
    事例集があってわかりやすかったけど、実際に自分のことに当てはめて考えることが難しいな。
    事例をみながら成功した例、失敗した例もあったけどアウトカムも少し曖昧な感じが何とも言えない、、、

    今の子どもを観察していった先に色々なアイディアが出てきそう。ヒントを色々なところで拾っていきたいと思う。

    0
    2025年08月23日
  • 実践仕掛学―問題解決につながるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    結局のところ、行動しないのはすべて優先順位の問題である。優先順位が低いから、いろいろとできない理由を挙げているにすぎない。したがって、できない理由を解決することは問題解決の本質ではない。やり方がわかり、お金も時間もあったとしても、したくないことをする人はいない

    0
    2025年08月16日
  • 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    本と夜更かし読書会
    ポップにつられて手に取った。読み慣れなくてちょっと難しかったけど、身近なところにこんなに自然と人を動かすような仕組みがあることが面白く、自分も何か見つけてみたいと感じた。トイレの炎が消える的の発想、シカケラボの人間釣りの発想がとても好きだった。また2章仕掛けの原理の所で仕掛けを構成する分類が文章の下のスペースに書いてあり、戻ることなく今どの分類の説明か分かって読みやすかった。これも仕掛け...?ちがうか、、

    0
    2025年07月01日