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世界で読まれて10万部突破のロングセラーシリーズ! 「つい、したくなる」行動のきっかけ=そそる仕掛けの事例を45収録! 仕掛けた人も、仕掛けられた人も同時に幸せになる あなたの「ちょっと困った」を解決する思考法。 100年後も色褪せないグリモア-ル(魔法の書)、ここに誕生。
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Posted by ブクログ
仕掛学は著者が学生たちと協力して実験してきた、社会福祉に活かす内容が中心。 ただ、本書の内容をそのまま使うというよりは、考え方やアイディアとして読むと、違う分野でも応用出来そうだと感じた。 どうしたら人に印象を残せるか? どうやったら良い行動を誘引出来るか? この2点は他に活用出来ると思う。 成功し...続きを読むた事例だけでなく、失敗事例も素直に書かれており、そこも重要だ。
日常で課題に対してどのように解決策を講じているのか事例を紹介しています。 私の会社でもよくあるのですが、問題が生じた際には力づくで禁止をすることで解決を図ります。仕組みづくりをすることでも解決をしますが、結局軌道に乗らなかったり、なんかあの人いつも言ってるけどうるさいだけだよねとあしらってしまいます...続きを読む。 こんな状態にならないように、内発的に「こうしたい」と思わせる仕掛けが必要で、そのヒントは身近に潜んでいるということ、そして掛け合わせが必要だと感じました。 掛け合わせるためには考えることをやめないことを前提に、ジャンルに偏らず、知識を得ることや試してみることか大切だということです。アイデアは実行してから初めて価値として証明されます。 仕掛けというのも実行されてみてどうかがわかります。 これやったらどう動く?を考えると仕掛けはしやすいのかもしれないなと思いました。
コンセプトは面白いが、例に挙げられている仕掛けは似たような内容のものも多く、もっと様々な切り口での仕掛けが載っていれば良かった。
前著『仕掛学』から、収録されてる仕掛けの事例がだいぶ増えていて、かつ観察されたものだけでなく意図をもって自発的に設けた仕掛けの事例もあった。 とはいえ、出来上がったものを見ると「なるほどな〜」と思うけど、生み出すのって難しいなと思うのは相変わらず。それでも何か工夫しようという気持ちと遊び心は忘れずに...続きを読むいたい。
2016年の前作が面白かったので、本屋で見つけて即買い。公共のゴミ箱の上に、バスケットゴールを設置すると、設置していないゴミ箱よりたくさんゴミが入り、外してもちゃんとゴミ箱に入れるという古典的なものもあるが、様々な仕掛けを実践し、有効であったかどうかを検証。仕掛けの定義から、パターンまで、さすが大学...続きを読むで研究しているだけのことはある。仕事では仕掛けることを考えることが多いが、この論理で考えてみたい。
前作が結構印象的だったので読んでみた。 タイトルに「実践」とつくだけあって、事例や具体的なノウハウが多いと予想し、読書開始。 そそる仕掛けの条件として、「過去経験した遊び心に訴える」「3秒で心をつかむ」等は参考になる。 大体ポスターは3秒ほどしか見られないらしい。 「見たことがないもの」と「良く...続きを読む知っているもの」の要素を満たす、というのも面白い。 知っているものの組み合わせだけど、その組み合わせは見たことないというふうにするということ。 なので仕掛けは「ブリコラージュ(寄せ集めて組み立て直すこと)」的な発想になるのだろう。 とりあえず意識しておくことは、「見たことあるもので見たことない組み合わせ」で目を引くようにする、というところだろうか。
人には変化を避けたり未知のものを避けたりする「現状維持バイアス」がある。 したがって、基本的には従来の行動が選ばれ、新たな行動は選ばれにくい。新たな行動はわざわざ選びたくなるような工夫が必要になる。 仕掛けとナッジの違い ・遊び心を利用/認知バイアスを利用 ・積極的な行動の選択/消極的な行動...続きを読むの選択 ・特定の人が対象/すべての人が対象 ・リバライアン・オルタナティビズム/リバタリアン・パターナリズム ・物理的介入/概念的介入 ・そそる/つつく 正論のジレンマ 世の中は正論で溢れている。正論は筋が悪いと薄々感じていても、採用される案は正論ばかりである。それはなぜか。正論はそれ自体は正しいので、否定しづらいからである。このことを著者は「正論のジレンマ」と呼んでいる。 間違っていないことを否定するのは難しい。したがって、新しい案を示した上で、正論よりも新しい案のほうが期待できることを示すしかない。当然、新しい案にはリスクがともなうので、最初は小規模に展開してその効果を検証するところから始め、 うまくいきそうであれば規模を拡大していけばよい。 前例があると簡単に案が通ることも正論が採用される大きな理由である。組織において前例のない意見を出すと、その理由を資料にまとめて会議に諮り、承認されなければならない。前例のない案であれば最悪の場合を想定した否定的な意見が出やすいので、それに対して納得してもらえる回答をする必要がある。しかし前例があれば、 そういった議論は既に検討されたことと見なされて承認されやすい。 正論は筋が悪いことに気づいていない場合もある。正論が出たことで思考停止してしまい、実際に効果があったのかどうかまで気にしないことが多い。正論の効果をきちんと示すことは、正論の限界に気づいてもらう上で重要である。 マジックハンド配りの実験のときに、もう一つ考案した仕掛けがある。 新型コロナウイルス感染症への対策として人との接触をなるべく避けたいのであれば、ビラを配る人がいなくなればよい。そこで、人の代わりに姿見を設置し、姿見にひかれて自分の外見をチェックしたい人が寄ってくることを期待した。姿見の前にポケットティッシュを入れた籠を置いた。 2020年6月23日(火)にマジックハンド配りと同じ場所で実験したところ、一時間で2名がポケットティッシュを持ち帰った。 人が路上に立って配ったほうが効果がありそうな気がするが、必ずしもそうではなかった。努力は必ず報われるというのは、公正世界仮説と呼ばれる思い込みである。 仕掛けによって楽ができて効果も期待できるなら、試してみる価値はあるだろう。
仕掛学の満たすべき要件は、公平性、誘引性、目的の二重性。これは前回の本でも書いてあったけど、復習内容が多くて前回の1冊だけでよかったかも? 事例集があってわかりやすかったけど、実際に自分のことに当てはめて考えることが難しいな。 事例をみながら成功した例、失敗した例もあったけどアウトカムも少し曖昧な感...続きを読むじが何とも言えない、、、 今の子どもを観察していった先に色々なアイディアが出てきそう。ヒントを色々なところで拾っていきたいと思う。
結局のところ、行動しないのはすべて優先順位の問題である。優先順位が低いから、いろいろとできない理由を挙げているにすぎない。したがって、できない理由を解決することは問題解決の本質ではない。やり方がわかり、お金も時間もあったとしても、したくないことをする人はいない
仕事でアイデアを出す必要があり、参考になるかと思い読んでみました。 仕掛学とはなんぞやというところから、いろんなアイデア例の紹介まで、読み物として楽しむことができました。 具体的な発想方法を知りたいと言う人より、そういう考え方もあるのか的なヒントが欲しい人の方が向いている本かなと思いました。
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実践仕掛学―問題解決につながるアイデアのつくり方
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松村真宏
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