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Posted by ブクログ
日常で課題に対してどのように解決策を講じているのか事例を紹介しています。
私の会社でもよくあるのですが、問題が生じた際には力づくで禁止をすることで解決を図ります。仕組みづくりをすることでも解決をしますが、結局軌道に乗らなかったり、なんかあの人いつも言ってるけどうるさいだけだよねとあしらってしまいます。
こんな状態にならないように、内発的に「こうしたい」と思わせる仕掛けが必要で、そのヒントは身近に潜んでいるということ、そして掛け合わせが必要だと感じました。
掛け合わせるためには考えることをやめないことを前提に、ジャンルに偏らず、知識を得ることや試してみることか大切だということです。アイデアは実行してから初めて価値として証明されます。
仕掛けというのも実行されてみてどうかがわかります。
これやったらどう動く?を考えると仕掛けはしやすいのかもしれないなと思いました。
Posted by ブクログ
前作が結構印象的だったので読んでみた。
タイトルに「実践」とつくだけあって、事例や具体的なノウハウが多いと予想し、読書開始。
そそる仕掛けの条件として、「過去経験した遊び心に訴える」「3秒で心をつかむ」等は参考になる。
大体ポスターは3秒ほどしか見られないらしい。
「見たことがないもの」と「良く知っているもの」の要素を満たす、というのも面白い。
知っているものの組み合わせだけど、その組み合わせは見たことないというふうにするということ。
なので仕掛けは「ブリコラージュ(寄せ集めて組み立て直すこと)」的な発想になるのだろう。
とりあえず意識しておくことは、「見たことあるもので見たことない組み合わせ」で目を引くようにする、というところだろうか。
Posted by ブクログ
人には変化を避けたり未知のものを避けたりする「現状維持バイアス」がある。
したがって、基本的には従来の行動が選ばれ、新たな行動は選ばれにくい。新たな行動はわざわざ選びたくなるような工夫が必要になる。
仕掛けとナッジの違い
・遊び心を利用/認知バイアスを利用
・積極的な行動の選択/消極的な行動の選択
・特定の人が対象/すべての人が対象
・リバライアン・オルタナティビズム/リバタリアン・パターナリズム
・物理的介入/概念的介入
・そそる/つつく
正論のジレンマ
世の中は正論で溢れている。正論は筋が悪いと薄々感じていても、採用される案は正論ばかりである。それはなぜか。正論はそれ自体は正しいので、否定しづらいからである。このことを著者は「正論のジレンマ」と呼んでいる。
間違っていないことを否定するのは難しい。したがって、新しい案を示した上で、正論よりも新しい案のほうが期待できることを示すしかない。当然、新しい案にはリスクがともなうので、最初は小規模に展開してその効果を検証するところから始め、 うまくいきそうであれば規模を拡大していけばよい。
前例があると簡単に案が通ることも正論が採用される大きな理由である。組織において前例のない意見を出すと、その理由を資料にまとめて会議に諮り、承認されなければならない。前例のない案であれば最悪の場合を想定した否定的な意見が出やすいので、それに対して納得してもらえる回答をする必要がある。しかし前例があれば、 そういった議論は既に検討されたことと見なされて承認されやすい。
正論は筋が悪いことに気づいていない場合もある。正論が出たことで思考停止してしまい、実際に効果があったのかどうかまで気にしないことが多い。正論の効果をきちんと示すことは、正論の限界に気づいてもらう上で重要である。
マジックハンド配りの実験のときに、もう一つ考案した仕掛けがある。
新型コロナウイルス感染症への対策として人との接触をなるべく避けたいのであれば、ビラを配る人がいなくなればよい。そこで、人の代わりに姿見を設置し、姿見にひかれて自分の外見をチェックしたい人が寄ってくることを期待した。姿見の前にポケットティッシュを入れた籠を置いた。
2020年6月23日(火)にマジックハンド配りと同じ場所で実験したところ、一時間で2名がポケットティッシュを持ち帰った。
人が路上に立って配ったほうが効果がありそうな気がするが、必ずしもそうではなかった。努力は必ず報われるというのは、公正世界仮説と呼ばれる思い込みである。
仕掛けによって楽ができて効果も期待できるなら、試してみる価値はあるだろう。
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ビジネス・実用
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