O・ヘンリーのレビュー一覧

  • 最後のひと葉―O・ヘンリー傑作選II―

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    優しくもほろ苦く、時に苦い気持ちにもなるO・ヘンリーの短編集第二弾。
    表題作含め、1冊目よりビターなお話が揃っている印象を受けた。

    特に好きなお話
    「金銭の神・恋の天使」石鹸会社で巨万の富を築いた男と、その息子が恋する相手とのなれそめのお話。粋なオチが最高!!好きだぁぁぁ!
    「心と手」オチが最高。読み返したらニヤニヤしちゃう。
    「更生の再生」(旧訳「よみがえった改心」)ジミーも好きだし、ベンー!!ルパン味があって最高。→
    今回はハピエンじゃないお話も多くて、物語としては面白いんだけどなかなかビターな感じ。
    「ブラックジャックの契約人」や「ある都市のレポート」あたりは、仕方ないんだけど、やる

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    2024年05月23日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    優しい眼差しのお話が16編収録された短編集。
    どのお話も登場人物たちがチャーミングで、作者のキャラクターたちへの愛を感じる一冊。とにかく好き。
    オチが秀逸なのもさすが。→

    特に好きなお話は

    春はアラカルト(とにかくかわいい!)
    二十年後(上手いよなぁ)
    水車のある教会(切なくてラストが良き!)
    千ドル(ジリアン良き)
    緑のドア(世界観がたまらない&オチ最高!)
    赤い酋長の身代金(がんばれビル!笑)
    この世は相身互い(これ、最高じゃない?)


    巻末の翻訳者さんのあとがきがまたいいんだよなぁ。
    私がO・ヘンリーが好きな理由を言語化してくれている感じがした。

    新潮文庫の「名作新訳コレクショ

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    2024年04月25日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

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    大好きな作家のO・ヘンリー
    特にこの人の恋愛の物語が好きだ。
    一話が短いながらも、確かにストーリーが詰まっていて甘酸っぱい気持ちになる。ドラマや映画など映像のストーリーとはまた異なり、文字の物語を楽しめる。この本を気に入った人には『恋人たちがいる風景』も是非お勧めしたい。

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    2024年02月12日
  • [新版]O・ヘンリー ラブ・ストーリーズ 恋人たちのいる風景

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    一つひとつの物語が15ページほどの短編集
    どれも心地の良い会話でロマンティック
    読み終わった後は心がポカポカします
    文章も読み易いが退屈する内容ではなく、非常にオススメ

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    2023年11月12日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

    購入済み

    オーヘンリー傑作集3

    オーヘンリーの洗練された美しい文章にはため息がでるほどに感動します。そして最後に来るどんでん返しの楽しい結末にワクワクします。何度も読み返したくなるオーヘンリーの作品集です。

    #笑える #感動する

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    2023年02月02日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

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    「魔が差したパン」「ブラック・ビルの雲隠れ」「未完の物語」「にせ医者ジェフ・ピーターズ」「アイキーの惚れ薬」「人生ぐるぐる」「使い走り」「一ドルの価値」「第三の材料」「王女とピューマ」「貸し部屋、備品あり」「マジソン・スクエアのアラビアンナイト」「都会の敗北」「荒野の王子様」「紫のドレス」「新聞の物語」「シャルルロワのルネサンス」を収録。

    訳者あとがきからは、訳者のこだわりが読み取れる。

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    2021年02月07日
  • 賢者の贈り物(新装版)

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    おたがいがおたがいの事を思って自分の大切なものを売り、お金にしてそのお金で贈り物をしあう。その贈り物は無駄になってしまったが、相手を思いあうところがおすすめのポイントです。

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    2018年02月06日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    子どもの頃に某コマーシャルで表題の作品を見て、いい話だなと思っていたのですがやっと原作を読む事が出来ました。いわゆるいい話だけでなく不思議な話や悲しい話もあり飽きることなく一気に読めました。

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    2016年03月23日
  • 賢者の贈り物(新装版)

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    オーヘンリーはいい♪
    ふとBOOKOFFで目に留まって購入。

    短編で読みやすい...上に、何か心に残るものがぎゅっとつまってる。
    はるとんへの読み聞かせのために購入。

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    2015年10月21日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

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    ネタバレ

    三作の中で唯一表題作含めて知らない短編しか収録されておらず、そのせいもあってかかなり新鮮な気持ちで読むことができた。表題作「魔が差したパン」は解説を読む限りでは翻訳の苦労が偲ばれる。内容はいつも古びたパンを買う客の素性が気になり、善意で押し込めたバターが、製図を書く時に消しゴムがわりにパンを使っていたことで皮肉な結末に繋がる物語であり、かなりのブラックユーモアである。画家ではないかと思われていた客の素性の謎、古びたパンばかり買う謎と、これは立派な「日常の謎」でもあり、タイトルも含めてオチも秀逸な短編である。

    こうしたブラックな読み味の短編も今までのO・ヘンリーのイメージを覆す意味でも楽しかっ

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    2025年11月23日
  • 最後のひと葉―O・ヘンリー傑作選II―

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    翻訳の語り口の癖が強く、若干読みづらさはあるものの、基本的に全ての物語にしっかりと話が落ちるため安心して読むことができる。表題作かつ最も有名であろう短編の一つ「最後のひと葉」はラストシーンの美しさもさることながら、貧乏な画家志望のレズビアンカップルを偏屈な老人が命を賭けて救う物語だというのは解説を読むまで気づかなかった。それはある種のダンディズムでありながらも二人の生き方を阻害するものではなく、加えて軽薄な美に対する徹底した現実として写実的な「ひと葉」が残るというオチも素晴らしい。そういう視点で読んだことはなかったので再読は非常に勉強になった。

    他には覚悟した因果応報である「ブラックジャック

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    2025年11月18日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    ネタバレ

    訳文が直訳に近く、落語や講談のように作者の「語り」が強調されているせいか、当初抱いていたイメージと違って読み手を選ぶ上に、全体的に文章のクセがだいぶ強いものの、ストーリーは流石は短編の名手といった塩梅でどの短編も一捻りされてて面白かった。

    O・ヘンリーはこの短編集の表題作でもある「賢者の贈りもの」や「最後のひと葉」が有名すぎてそちらのイメージに引っ張られがちであり、本作も「水車のある教会」など、所謂「いい話」はあるのだが、そのユーモアやペーソスの中に皮肉的な視座が隠れていたりブラックなオチがあったりと、そのバリエーションは意外と多岐に渡る。全体的にどこかトボけた味わいの話も多く、それだけにし

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    2025年11月15日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    小学生の頃公文の教材で読んだ、表題作「賢者の贈りもの」を読みたくて購入。
    短編だけど起承転結がしっかりあって読み応え◎
    どんでん返しもある。
    表題作以外も好きな作品ばかり!

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    2024年04月07日
  • O・ヘンリーニューヨーク小説集 街の夢

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    ネタバレ

    23の短編と、二人の作家によるO・ヘンリー論、訳者による解説が収録されている。
    ひとつひとつの短い話のなかで、読み手の心を掴む工夫が凝らしてあり、新聞で読む小説として人々の興味を引いただろうと思った。
    新聞の読者に向けてこれだけたくさんの作品を書くというのは大変なことだ。どれもユーモアと皮肉がたっぷり。世間の話題やその時代の流行を取り入れて書かれた作品たちはきっと誌面で輝いたに違いない。
    特に好みなのは「巡回の合間」「賢者の贈り物」「最後の一枚」だった。不思議と親しみを感じるような人間の描き方がなされていると思う。
    この本の面白いところは、訳者による解説が一編ごとに添えられているところ。当時の

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    2024年04月02日
  • 最後のひと葉―O・ヘンリー傑作選II―

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    賢者の贈り物をちゃんと読んだこと無かったので、
    今更ながらオー・ヘンリー読んでみた。

    翻訳書や古い本って、どうも読みにくくて疲れると思ったけど
    これは読み易かった。
    たまにオチが解らなくてネット検索したりしたけど…。
    どれも面白い、人生の教訓みたいな短編で
    時代や国が違っても、理解できるし共感できる。

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    2023年08月27日
  • O・ヘンリーニューヨーク小説集 街の夢

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    120年位前のマンハッタンの日常を簡潔で刺激のあるストーリーで描写した短編集だが、原文を見ていないが訳文の質が素晴らしいと感じた.新聞に掲載される程度の長さで、日常のトピックを巧妙に入れ込んで、人々のやり取りをやや風刺的に記載している.新聞を楽しみにしていた人が多かったと推測される.感謝祭に通りがかった人にご馳走する「感謝祭の二人の紳士」が面白かった.随所に警官が登場する場面が多々あったが、治安維持のためか意外な感じがした.

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    2023年08月11日
  • 賢者の贈り物(新装版)

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    ・人を思う優しさが人を救う
    ・環境が人の心を動かす
    短編小説だけど、一つ一つ面白くほっこりする内容でした。

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    2023年06月11日
  • [新版]O・ヘンリー ラブ・ストーリーズ 恋人たちのいる風景

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    7編の短編集。ラストは殆どの人が知っていると思われる『賢者の贈り物』。
    O・ヘンリーの作品は心がほのぼのと温まり心地よい。

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    2023年04月27日
  • 最後のひと葉―O・ヘンリー傑作選II―

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    「最後の一葉」「騎士の道」「金銭の神、恋の天使」「ブラックジャックの契約人」「芝居は人生だ」「心と手」「高らかな響き」「ピミエンタのパンケーキ」「探偵探知機」「ユーモリストの告白」「感謝祭の二人の紳士」「ある都市のレポート」「金のかかる恋人」「更正の再生」を収録。

    訳者のあとがきでは、訳者がどうO・ヘンリーを読んだか、また、訳に当たっての苦労などがつづられており、面白い。

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    2020年12月17日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    「賢者の贈り物」を筆頭に、「春はアラカルト」「ハーグレーヴズの一人二役」「二十年後」「理想郷の短期滞在客」「巡査と賛美歌」「水車のある教会」「手入れのよいランプ」「千ドル」「黒鷲の通過」「緑のドア」「いそがしいブローカーのロマンス」「赤い酋長の身代金」「伯爵と婚礼の客」「この世は相身互い」「車を待たせて」を収録。

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    2020年12月06日