蔵西のレビュー一覧
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蔵西さん渾身の、週刊文春連載漫画。絵がとにかくDetail が美しい、風砂の一粒さえも。
マンガ本として少し大判なので美しい絵、構図、しっかり研究されている文化的背景、事物の描写が堪能できる。
幻想的。
蔵西さん最高。Posted by ブクログ -
作者さんのチベット愛が、ひしひしと伝わってくる作品です。
作画が独創的なので好みは分かれるかもしれませんが、
異文化の地という世界観とミステリアスな人物像など、興味をそそられます。
仏教の考え方やチベットの人々の生き方に考えさせられることも多いです。 -
描写が丁寧で、チベット愛を感じます。
女性の集まりの様子、それから全世界共通の地元の男の子たちの野蛮さと幼さは普遍的なテーマかもしれません。
危険な川渡りを前に冷静に危険性を計算する主人公、けっこうしっかりしてていいですね。
ガイドは、しっかりしてるようでいて、トラウマを抱えた男性で、ヘラクレ...続きを読む -
なぜかチベットを助けたくなりました。
きっと世界のことを今まで祈ってきてくれたから。
ニコライ・レーリヒが訪ねて何かしら奥義を得たように、今、私たちは呼吸法や考え方など世話になっているように思う。
イケメンでイケズなガイドのお兄さん、この後どうなっていくのかな。 -
内容はファンタジー(ヒューマンドラマでもあるよ)
凄く誤解を恐れなければ 魔法使いみたいな人やアイテムも出てきました -
短編である原作にぎゅっと詰め込まれていた幻想と歴史が、壮大な絵巻となって広がる圧巻の二巻目。
どんどん美しく妖しく変化していく主人公から目が離せません。
原作では「定かではない」と記されているナンのその後ですが、これを読むと彼女の辿った一つの道が浮かび上がります。
幻術師アッサムの語った愛につ...続きを読む匿名 -
これがデビュー作というのがうわぁ~! と言いながら走り回りたいような気がする後半。
司馬さんってロマンスがかけたんですね(古参のファンのくせに酷い評価Posted by ブクログ -
司馬遼太郎さんがこうした作品を書いていたのは驚きでした。
私の好みのどストライク! 女性が主役ということも、ペルシャが舞台というのにびっくりしました。
ですが、とても面白かった。続きがたのしみですねぇ。Posted by ブクログ -
細密画のような緻密で華麗な表現で蘇る、司馬遼太郎のデビュー作。
謎あり、ロマンスあり、戦いありの物語を彩るキャラクターが忠実かつ生き生きと描かれ、新しい魅力を発見できます。
もちろん、原作未読でも十分楽しめます。
上空に渦巻く雲、砂をはらんだ風、陽射しの強い市場とは対照的な暗い宮殿内など、物語...続きを読む匿名 -
美しい!泣ける!
チベットの暮らし、文化を信じられないくらい繊細な美しい絵と、正しい理解と知識で紹介されていて、しかも、BL案件あり、このような漫画が存在するとは!おそるべし2020年と思いました。
これは新しいチベット紹介チベット勉強の定番作品と言えるでしょう。Posted by ブクログ -
日本人の男の子が兄を探しにチベットへ行くお話。チベットの村、家の中など、細かいところまできちんと描かれていて、世界観が入ってきやすい。仏教の影響力が日本とは比べ物にならない強いチベット。
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終わっちゃった....。
原始仏教を想像させてくれる流麗な絵も、今も終わらないチベット迫害(ウイグルも同様)を考えるきっかけのお話も、全部良かった。
次作、楽しみに待ってます。 -
終わってしまった…
成長した二人と甘くない現実。
余韻の残るラストは悲しいけど最高です。
もっと長く読みたかったけど、きっとまた素敵なチベットに会える。
次回作にも期待してます!
匿名 -
すごく楽しめました!
絵もストーリーも好き!
あとがきまですごくいい!
もっと読みたかったなーと思っていたら、続編ではないけど、またチベットを舞台にした「月と金のシャングリラ」が発売されてて、すごく嬉しいです!
徳丸とソナムには、またどこかで会いたいなあ。匿名 -
素晴らしい!
こんなに美しくチベット僧院を描く作品に出会えるなんて、思ってもみませんでした。
素晴らしい画力です。
それに加えて、文化や慣習、歴史にきちんと根ざした説得力のあるストーリーに引き込まれました。
チベット好きな人はもちろん、チベットってどこ?っていう人でも絶対に楽しめます。
お...続きを読む匿名