くろのくろのレビュー一覧

  • 神さま気どりの客はどこかでそっと死んでください

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて購入。
    私のバイト先も基本的には良いお客さんが多いけど、たまに神様気取りのお客さんがいるので(この本の登場人物ほどではないですが)、共感しながら読めました。
    1回言ってみたいですね。笑
    前作同様、重い話題にも関わらず読みやすかったです。
    1つ目の結婚相談所の話は自己中で自分のことを客観視できてない人の相手をしなきゃいけない冴ちゃんが可哀想すぎました。
    私は結婚相談所では働けないなーと思います。笑
    結末?終わり方?はすっきり爽快な感じで私は結構好きでした。
    2つ目のコールセンターバイトの話はあんまりよく分からなかったです。
    ただ、毎日クレームの電話してくる人なんて本当にいるんだ

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    2025年02月08日
  • 今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います

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    パワハラ上司に悩む主人公たち、3編。

    ホラー要素が強くて意外でした。
    3編に直接の繋がりはありませんが、共通しているのは「縁切り神社」。

    パワハラ上司たちの描写を読んでいると、ここまで極端でなくとも自分が体験したことを思い出して憂鬱になりました。
    そして結末を読んでスカッとするかと言うと、そうでもないんですよね。
    たとえフィクションであっても、超常の力に依らず、人対人で解決していくほうが自分は納得できるみたいです。

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    2025年01月02日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    たまたま見つけた新しい京都もの。イケメン男子と若い女性と云うパターンは定型やけど、推理物としてもしっかりしている感じ。次も読もう

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    2024年02月04日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    祖父が事務所を構えていた場所は
    今は別の人物が探偵事務所を開いている。

    3篇入っているのですが、ミステリーというより
    確かに謎、という感じ。
    しっとりしているような内容でした。

    いなくなった友人、母の指輪の行方
    行方不明の猫の飼い主。
    自分の生活が基準になるので、最初の話については
    双方仕方がない、というべきか。
    まったくそこを考えなかった片方が微妙というべきか。
    ふたつ目は、最後がすごい展開になってましたが
    拗らせた人は、なかなか大変だな、と。
    最後の話も、双方の認識が…というものでしたが
    人はともかく、猫はどうしようもない話。

    そして微妙な過去の話。
    ここもここで謎ですが、語られず、

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    2023年12月20日
  • 今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います

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    ネタバレ

    思っていたストーリーや結末でなく
    ただただビックリ。
    嫌な上司にギャフンと言わす
    エンタメお仕事小説かと思ってたら
    ものすごいブラックイヤミスお仕事小説だった。
    嫌な上司も桁違いに嫌な奴すぎて
    腹立ちまくりで
    なんかストレス発散にはならなかった。

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    2023年12月18日
  • 今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います

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    「世にも奇妙な物語」の小説版という感じ。
    すっきりよりイヤミス感のほうがあるかな。
    期待と違って自分に参考になる話はなく(笑)、普段のイライラが解消されるものではなかったけど面白かったです。

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    2023年11月23日
  • 神さま気どりの客はどこかでそっと死んでください

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    ネタバレ

    作者買い。
    「今日は天気がいいので~」が面白くて、帯に書いてあったこの本も気になったので。

    この本も短編3話。
    タイトルにあるコンビニの話は最後の話。
    1話目のが読み応えはある。
    2話目は短いのにだんだんゾクッとして、他とちょっとテイストも違って面白い。

    「今日は天気がいいので~」は上司が難あり、だったから、1話目はまさかこの上司も?ってちょっとドキドキしてたけど、そっか今作はお客さんに難ありだから、会社の人は良い人なんだって気づいてからは安心して読めた。

    どっちかなら前作のが好きだけど、この作者さんの話はどれも好みです。

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    2023年11月04日
  • 神さま気どりの客はどこかでそっと死んでください

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    めっちゃ同感できた。コンビニバイトしてたけど、神さま気どりの客がまぁやってくる!この小説の客よりマシでよかったと思う反面、このレベルならタイトル通りのこと祈っても当然やろって思う。スカッとするっていうよりゾワっとする。

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    2023年08月06日
  • 会社の裏に同僚埋めてくるけど何か質問ある?

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    厄介な同僚に消えてほしい人達の話。職場にストレスあるから読んでてめっっっちゃくちゃ同意出来る。この理不尽な感じ分かりすぎてしんどい、仕事せん奴、出来やん奴の開き直りまっじで何なん!私も縁切神社行きたい。

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    2023年08月06日
  • あいのかたち マグナ・キヴィタス

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    ネタバレ

    マグナキヴィタスより少し前の話。連作短編集かな。最後はマグナの2人のその後仲良く暮らしてます話。
    この世界のアンドロイドは情緒を備えつつも悩むことはあんまりしないです。よくあるSFのようにロボットの葛藤はない。情緒はAIみたく成長するものみたいだけど、わりと行動はシンプルなので読んでて物足りなさもあり…。

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    2023年02月24日
  • 世界寿命と最初の七日間 ―雨宿り街短編集―

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    1冊のみの短編集。都市怪談話。ボカロPでも有る著書が出した音楽アルバムのノベライズ。某作品と同じく1行で改行するスタイルがほぼ全ページを占めている芸術的で感性豊かな構成。面白い話もありました。女の子の話しとか。
    後書きで何やら各話が繋る仕掛けがあるようなことを言っているので好きな方は再読されると良いでしょう。

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    2022年05月04日
  • どうか、天国に届きませんように

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    オカルトとサスペンスが混じる恐怖の短編。
    それぞれはいつしか全てが一つの世界だったと知る。
    現代の児童虐待、ネグレクトも含む、人こそが一番怖いと思わせる物語。

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    2021年11月11日
  • アゲイン~私と死神の300日~

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    全体的になんとなく流れは見えた…
    最初は良かったけど長かったのと、終始死神の設定が薄いような…小説の題名にもなってるし、もっとなんか怒涛の駆け引き的なものがあるのかと思ったら300日始まってあっという間に後数日…ってなってびっくり。
    感動シーンも泣かせようとしてるのが感じられて逆に泣けない感じに。
    ハッピーエンドにしたいがために最後の最後でそうなるんだ…?という感じ。
    なんか全体的に惜しい感じに…でも続きがすごい気になった文の書き方だったから1日で一気読み!

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    2021年07月26日
  • 神さま気どりの客はどこかでそっと死んでください

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    「今日は天気がいいので~」に引き続き、一気読み。
    うさぎと蜘蛛は読んでいて歯がゆい。一人で問題を抱え込んで、八方塞がりになった人を神社に導きたいのは分かるけど、冴の場合は頼れる人身近にいるんだからさぁ……と思ってしまった。
    あそこまで問題が大きくなったなら、さすがに上司に相談するのが筋だと思う。そのせいで悪化してるし。
    そのせいで、どっちかと言うと主人公にモヤモヤした。
    コールセンターは、なんとも軽快で、スっとするお話。
    表題作は、彼氏との関係に目がいってしまった。典型的なダメ男。お互い現実から目を背けて、傷の舐め合いが出来る関係が居心地いいのは分からなくもないが、それまでなんだよなぁ。

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    2021年06月04日
  • 会社の裏に同僚埋めてくるけど何か質問ある?

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    ネタバレ

    ついつい読んでしまうシリーズ(^◇^;)

    実際にはありえないのだけど、こうした理不尽は確かにある。そっちの方が怖いんだけと。

    この縁切神社のモデルは京都の某神社だろうか?

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    2021年04月21日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    なんかこれまで読んだ京都ものと違うなあと思ったら、これまで読んでいた小説は男性は京都弁でも、主人公(女性)は標準語だったのです!この本は(初めて?)主人公も京都弁を話すのですが、(主人公目線の)語りの部分は(当たり前だけど)標準語で、ふと、実際の京都の人はどういう言葉で考えているの?と思ってしまいました。続編で二人のこれからが見たいと思う一方で、探偵さんの忘れてしまった過去が甦るのがこわいような気もするのです。

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    2021年02月07日
  • 今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います

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    仕事が嫌いなんじゃないのに、能力を発揮できずに飼い殺されている人たち。

    この人さえいなければ。

    考えたことある人は少なくないと思う。
    ふと思うだけなのか、冗談なのか、想像してみるのか、実行にうつすのか。
    程度の違いですね。

    スカッとする話かと思ってましたが、吐き気がするほど生々しく重いです。
    感情移入して一緒に落ちないように注意が必要。

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    2020年06月20日
  • 神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル

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    ネタバレ

    金銭的には寧ろ損になるようなことでも、それが誰かの心の救いになるのであれば、彼は依頼を引き受ける。
    そして依頼者が頼んでいないことにまで足を踏み込んで、心の蟠りを解いていく。
    そこまでしなくてもいいだろうにと思わなくはないが、ただ依頼を終えただけでは解けなかった誤解や心の淀みが依頼者や関係者から消えているのをみると、そういう探偵がいてもいいのかもしれない。

    京都が舞台ということで、登場人物は自然と京都弁を喋っている。
    生きた京都弁がそこここに溢れていて、会話を読んでいるだけでも京都のあの雰囲気が伝わってきて楽しかった。

    事件の内容は上記の通り、最終的には依頼者たちの心の中にまで踏み込むため

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    2020年05月19日
  • 神様の御用人1

    購入済み

    面白い設定の作品だと思います。ただ、まとまりがない感じで、これからどうなるのかのワクワク感に欠けます。小説は未読ですが読んでみようと思いました。

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    2020年05月05日
  • 今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います

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    タイトル買いです。
    パワハラ、セクハラ当たり前、罵声、いじめ、自己中とどうしようもないクズな上司がそれぞれ出てきて鬱々とした気持ちになる。
    心が病んで、死を考える、殺したくなるような気持ちもわかる。
    グロい表現が妙に生々しく、苦手な人は気をつけて。

    まあ、こんな腐った会社、私だったらすぐに辞めますが。

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    2020年03月28日