くろのくろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ金銭的には寧ろ損になるようなことでも、それが誰かの心の救いになるのであれば、彼は依頼を引き受ける。
そして依頼者が頼んでいないことにまで足を踏み込んで、心の蟠りを解いていく。
そこまでしなくてもいいだろうにと思わなくはないが、ただ依頼を終えただけでは解けなかった誤解や心の淀みが依頼者や関係者から消えているのをみると、そういう探偵がいてもいいのかもしれない。
京都が舞台ということで、登場人物は自然と京都弁を喋っている。
生きた京都弁がそこここに溢れていて、会話を読んでいるだけでも京都のあの雰囲気が伝わってきて楽しかった。
事件の内容は上記の通り、最終的には依頼者たちの心の中にまで踏み込むため -
Posted by ブクログ
タイトルと内容がアンマッチなのは別にして、面白い一冊でした。一番驚いたのは物語のとこではなく、あとがきで著者が作家村山早紀の弟だと披露したとこ。才能って遺伝するんですね。
あらすじ(背表紙より)
もし、目覚めると自分は死んでいて、どこの誰かもわからなくなっていたら!?彼女がまさにそうだった。どうやら自分は、元OLの幽霊らしい。しかも、冷酷無比の美しい死神から、魂が消えるまで残り300日だと宣告される。何もわからないまま消滅したくない!仕事、家族、恋人―人生を取り戻す孤独な旅が始まった!やがて、その強い思いは奇蹟を生み出す。胸が締め付けられる、感動のファンタジック・ミステリー!