高橋葉介のレビュー一覧
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購入済み
「ヘビ女はじめました」+α
以前出た「ヘビ女はじめました」に未掲載作品を加えたもので、ボリュームとしては「ヘビ女はじめました」の4割増しってところかな。なので「ヘビ女はじめました」を持っている人にはこの値段は高く感じるかも。
内容のクオリティは従来通り。自分は「ヘビ女はじめました」を持っているので星ひとつ減らしましたが内容的には決して損をさせるものではないと思います。 -
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九鬼先生出てきてから俄然面白くなってきた。今までは霊に対する対処法がほぼないオチが多かったけど、九鬼先生が出てきてからは「除霊」が加わったのでよりその点においてはスッキリするケースが増えた気がする。それになんだかコメディ色も強くなった感じ。こういうだらしないんだけどどっか憎めないし頼りになる「大人」のキャラクターっていいよね~
『夜歩く』九鬼先生の先生にしてはお茶目な一面が早くも垣間見える。年下の男の子に呆れられる緊張感のなさ。でもだから好かれるし霊にも強いんでしょうねぇ。深く考えすぎる人ほど霊に悪い影響受けやすいという持論。
『おままごと』この辺から他の登場人物のディテールがはっきりし始 -
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一番はじめに読んでしまったのが、夢幻魔美也くんが大人になってからのものだったので、今回の小さい魔美也くんは新鮮。
ああ、彼昔からこんなだったのかと思うところあれば、彼にもこんなところがあったのねと感慨深い。ですが、やはり私は大人の方が好きです。妖しい魅力があって。
とはいえ、脳みそでバスケットボールしたり、暗殺者と一緒にごはん食べたり、「ごめん、一発残ってた」と銃をぶっ放したり、荒唐無稽な雰囲気はとても好き。女の子にはそこそこ優しいものの、鼻の下を伸ばさずにクールに対処する魔美也くんが、お父さんにはイライラさせられっぱなしなのも面白い。「きみ、いつも服の着替えを持ち歩いとるのか?」と漫画のご都 -
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ネタバレおおおおおおおもうマミーには会えないと思ってた…うれしい!最初ふつうに新作だと思って大興奮して手に取ったら、裏にリメイクって書いてあってガクっと来たけど、ほんとにすべて書きなおしだったので十分楽しめました!このサブタイトルってやっぱりオリジナルの「怪奇編」とかけてるのかな?
ほとんどは絵柄を変えてるだけでしたが、結末自体変わってたのが「幽霊船」でしたね…あと「蜘蛛」はオチ以外の部分がかなり変わってて、「吸血鬼」や「蝙蝠」は最後の方のセリフが違いました。
全体的に、登場人物が少なくなってるのと、マミーの人間くさい部分が一切なくなってましたね。
「蜘蛛」の最後でさやかに「永遠に一緒にいて!」って言 -
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『まんがグリム童話』に掲載されたホラー&メルヘンな短編連作マンガ。
奇妙な話を取材する女性編集者・九鬼奇句子には、
他人の記憶に介入することが出来るという特異能力があって、
情報提供者の話を聞きながら、その人を危機から救う。
ちょっと女性版・夢幻紳士のような雰囲気でもあるが、
あとがきに、連載を始めてから編集さんと打ち合わせしていくうちに、
なんとなく、若い女性のキレイな裸のシーンが増えてしまった、とある。
流血指数は低く、幻想的で艶めかしい作品集。
で、やはりあとがきで触れられていたが、
諸星大二郎が先に同じネタを扱っているので、比べられても嫌だなぁ、
と思った、とかなんとか。
かわゆいなぁ