高橋葉介のレビュー一覧

  • 拝む女

    購入済み

    「ヘビ女はじめました」+α

     以前出た「ヘビ女はじめました」に未掲載作品を加えたもので、ボリュームとしては「ヘビ女はじめました」の4割増しってところかな。なので「ヘビ女はじめました」を持っている人にはこの値段は高く感じるかも。

     内容のクオリティは従来通り。自分は「ヘビ女はじめました」を持っているので星ひとつ減らしましたが内容的には決して損をさせるものではないと思います。

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    2020年10月25日
  • 拝む女

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    高橋葉介の新刊。喜び勇んで買ったら、以前に出た「ヘビ女はじめました」に未収録作品を追加したものだった。高橋葉介はこの手の既刊におまけをつけて出し直すというのが多くて、何を買ったら良いのかよく判らんのが困る。今回は未収録作品が11本も追加されているので、買いかそうでないかといえば断然買いなのだが。

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    2020年09月03日
  • 学校怪談(6)

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    九鬼先生出てきてから俄然面白くなってきた。今までは霊に対する対処法がほぼないオチが多かったけど、九鬼先生が出てきてからは「除霊」が加わったのでよりその点においてはスッキリするケースが増えた気がする。それになんだかコメディ色も強くなった感じ。こういうだらしないんだけどどっか憎めないし頼りになる「大人」のキャラクターっていいよね~

    『夜歩く』九鬼先生の先生にしてはお茶目な一面が早くも垣間見える。年下の男の子に呆れられる緊張感のなさ。でもだから好かれるし霊にも強いんでしょうねぇ。深く考えすぎる人ほど霊に悪い影響受けやすいという持論。

    『おままごと』この辺から他の登場人物のディテールがはっきりし始

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    2016年06月12日
  • 人外な彼女

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    タイトルの軽さ、実際ドタバタ劇(じゃないこともあるけど)なのにしっとりした味わいは、近年の作者に珍しいほどドライな主人公だからか。毎度安定していながら新味のあるベテランに敬服。

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    2016年03月16日
  • 夢幻紳士 冒険活劇篇1

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    一番はじめに読んでしまったのが、夢幻魔美也くんが大人になってからのものだったので、今回の小さい魔美也くんは新鮮。
    ああ、彼昔からこんなだったのかと思うところあれば、彼にもこんなところがあったのねと感慨深い。ですが、やはり私は大人の方が好きです。妖しい魅力があって。
    とはいえ、脳みそでバスケットボールしたり、暗殺者と一緒にごはん食べたり、「ごめん、一発残ってた」と銃をぶっ放したり、荒唐無稽な雰囲気はとても好き。女の子にはそこそこ優しいものの、鼻の下を伸ばさずにクールに対処する魔美也くんが、お父さんにはイライラさせられっぱなしなのも面白い。「きみ、いつも服の着替えを持ち歩いとるのか?」と漫画のご都

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    2015年09月24日
  • 押入れの少年 2

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    片目隠れ……ミゾロギ……なるほど(納得せざるをえない)。主人公が動かないのは原作者にはよくあるけど、このマンガの場合は絵柄の魅力か元気に活発に動くのが楽しい。秋田書店のホラーは日枝姓がブームなの?

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    2015年04月19日
  • 夢幻紳士 回帰篇

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    マンネリというものは決して悪くない。特に怪奇ものに関しては話の構造は使い古されたものであっても、それはそれで良し。高橋葉介の絵で語られるならまた良し。

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    2015年04月16日
  • 怪談少年

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    クーデレ姉が数話にしてクール成分が雲散霧消していた。キャラが定まらないのはまあ作者の味だし、って最終的になんか色々突き抜けたー!? 怪談の胡乱な気配とひどいドタバタにまだやり足りなかったか!なセルフパロディ、幻想の中にしか描きえない哀しみまで、バラバラだけどたっぷり楽しめる連作。

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    2014年06月03日
  • 怪談少年

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    最初の神秘的な雰囲気と、最後のぐだぐだのギャップが高橋葉介らしい……。
    今後続いても、あんまり姉を萌えキャラにしないでほしいな。

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    2014年05月07日
  • ヘビ女はじめました

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    怪談と色っぽい話がまざったような。

    まぁ、どうでもいい話っていえば、そうですよねぇ。
    理屈もなにもあったもんではなくて、好きか嫌いかを読者に問いかけてくる。

    もちろん、好きですよ。だから、読んでる。

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    2014年03月06日
  • ヘビ女はじめました

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    幽玄な情緒からショートショート、バカバカしいギャグ落ちまでどれもいかにも葉介マンガ。押し入れの死体や「る帰」女のダイ・ハードな女っぷりが素敵。「九鬼」という苗字はなにかを思い出さずにいられないけど、やっぱり作者は特に設定こだわってないんだろうなー。

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    2013年11月23日
  • 夢幻紳士 新・怪奇篇

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    夢幻君新刊。今回はいつにもましてエロい感じが・・・フフ(#^.^#)
    地元の本屋のうち一店舗のみ、しかも大抵一冊しか入荷しないので無事ゲットするために発売前後はその本屋に毎日のように通いました(笑)

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    2013年10月08日
  • 夢幻紳士 回帰篇

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    ネタバレ

    おおおおおおおもうマミーには会えないと思ってた…うれしい!最初ふつうに新作だと思って大興奮して手に取ったら、裏にリメイクって書いてあってガクっと来たけど、ほんとにすべて書きなおしだったので十分楽しめました!このサブタイトルってやっぱりオリジナルの「怪奇編」とかけてるのかな?
    ほとんどは絵柄を変えてるだけでしたが、結末自体変わってたのが「幽霊船」でしたね…あと「蜘蛛」はオチ以外の部分がかなり変わってて、「吸血鬼」や「蝙蝠」は最後の方のセリフが違いました。
    全体的に、登場人物が少なくなってるのと、マミーの人間くさい部分が一切なくなってましたね。
    「蜘蛛」の最後でさやかに「永遠に一緒にいて!」って言

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    2013年09月16日
  • 夢幻紳士 新・怪奇篇

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    オチが強いエピソードが好き。
    よって、本巻で好きなのは、「人形の恋」「夢遊病」あたり。
    しかし「夜の悪魔」のラストも、意味わかんないけど好きなんだよな。

    ラストエピソードには、意外なゲストも出てきたりで嬉しかったり。

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    2013年09月15日
  • ストーリィ・テラー

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    『まんがグリム童話』に掲載されたホラー&メルヘンな短編連作マンガ。
    奇妙な話を取材する女性編集者・九鬼奇句子には、
    他人の記憶に介入することが出来るという特異能力があって、
    情報提供者の話を聞きながら、その人を危機から救う。
    ちょっと女性版・夢幻紳士のような雰囲気でもあるが、
    あとがきに、連載を始めてから編集さんと打ち合わせしていくうちに、
    なんとなく、若い女性のキレイな裸のシーンが増えてしまった、とある。
    流血指数は低く、幻想的で艶めかしい作品集。
    で、やはりあとがきで触れられていたが、
    諸星大二郎が先に同じネタを扱っているので、比べられても嫌だなぁ、
    と思った、とかなんとか。
    かわゆいなぁ

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    2013年09月17日
  • ストーリィ・テラー

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    初期の設定にぞくっとくる気持ちよさがあったんだけど、路線変更はこの人の常だしなー。女体を描くと日本画的な流麗な線が際立つなあ。

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    2013年01月06日
  • 高橋葉介セレクション 我楽多街奇譚

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    無類の怖がりな上ハッピーエンド史上主義、ほのぼの志向な人間なので高橋葉介を好きと人に言うと「?」となるのですが好きなのです
    高橋葉介さんは作品を幻でうやむやにしてくれるので読めるのです
    あと爽快。淡々。いやらしいグロテスクがありません(わたしには)

    今作は初期の(連)短編を集めたものでしょうか。
    少年主人公がかわいくステキです。
    毎作、最後のページに心が詰まっているような気がしますが結局そんなにわかりません

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    2012年03月01日
  • 怪盗ミルク

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    高橋葉介先生の作品の中では、圧倒的に読みやすい作品かと。
    その分、オチにもキレがあり、テーマも痛烈に響いてきます。

    その分、ドロドログログロな絵柄は抑えめ。

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    2012年02月05日
  • 怪盗ミルク

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    同じテーマでいて読み味もテンポ(コマの数)も様々。ツイストのある短編ミステリーも最後のコマにミルクが出ない少し哀しい話もどちらもいい。

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    2012年01月29日
  • 怪盗ミルク

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    初期作品「ミルクがねじを回す時」の主人公が30年以上の時をはさんで再生。全作「顔のない女」よりノっている。

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    2012年01月29日