高橋葉介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高橋葉介先生の構築する、ほんの少し怖くて、少し不可思議で、物凄く面白おかしい、ホラーコメディに、みもり先生の丁寧で芯があり、どことなく、ゾワッとくる画が実にマッチしている
最強かつ最恐のタッグが誕生か?
子供にとっては開けちゃいけない、楽しそうなモノが詰められた宝箱であり、大人になれば開けたくない、トラウマを厳重に封じ込んだビックリ箱である、不可思議な“押入れ”を一番の謎に据えて、妙に腹の据わっている肝太少女と、幽霊なのか妖怪なのか判別が付かぬ無邪気な少年が、日常的に起こる怪奇トラブルに巻き込まれるストーリーは読み応えと味わい甲斐が十二分にある。この手の、甘いも辛いも、ほろ苦さも続けざまに舌の上で広がる漫画はジャンルに関わらず、大好物だ
その方面の能力がある美少女祓い屋が、単に怪異を滅す内容だったら、こうも面白くない
好奇心に負けてしまうと、人は時に痛い目を見る、それをテーマにしてるかのような内容だから、イイのだ
また、みことのクラスメイトであり、毎度、彼女にちょっかいを出し、しっぺ返しを喰らいつつも懲りずに噛みつき続けるカンナの神経の図太さも、この漫画の魅力とも言える
シリアスな空気を醸しつつも、基本的には軽いノリでストーリーが進むので、次はどんな癖のあるキャラがみこと達の前に現れて、ハラハラドキドキさせられるようなトラブルを持ち込んでくるのかな、そう楽しみにさせてくれるし、みことが自分の生い立ちや、家族の居場所、そして、謎の押し入れに隠されている秘密を知っていく中で、どんな風に人間として成長し、どんな形と色の未来を選択するのか、そこにも思いを馳せられる
これは新しイイ怪奇譚だ
ホラー色が濃厚気味な読み切り版もまた面白く、連載版でも、みことにつまらない手出しをした大人がキツすぎる罰を、押入れの何処かに住まう妖怪界の実力者に下されるような話をやって欲しい -
Posted by ブクログ
ネタバレ夢幻紳士 怪奇編を高橋先生がセルフカバーされた、回帰編。
今の高橋先生の絵で昔の話かいたらどうなるのかなー、というファンの欲望の具現化。
*元の怪奇編を読んだ方
基本的には、今の絵柄で怪奇編を書き直したイメージですが、収録されてる話は2/3くらい。なので、お好みの話がなくてがっかりされるかもしれません。マミーが人間くさい話はカット多めな気がします。サトリとか、エレベーターとか。また、収録されている話も、一部、展開やニュアンスが変わっているものもあります。一番変わったのは蜘蛛の話かな?全般的に魔実也は少し優しくなってる気がします。
でも、妖艶で、かっこよくて、薄情で、優しい魔実也と、夢幻紳士独特の雰囲気は十分堪能できると思います。
*初めて読まれる方
お勧めです。フルスイングでオススメです。