丘沢静也のレビュー一覧

  • ツァラトゥストラ(上)

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    ツァラトゥストラはかく語りて
    ではなく、ツァラトゥストラはこう言ったと書かれると、何か軽く感じてしまう。

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    2014年03月09日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    30歳のとき、ツァラトゥストラは故郷を捨て、故郷の湖を捨てて、山に入った。そこで自分の精神を楽しみ、孤独を楽しんで、10年間退屈することがなかった。だが、とうとう心が変わった。

    それから彼の没落がはじまった。
    なにかを考え、なにかをなしとげようとすることはすごいと思う。自分がなんにもなしとげてなく、なんにも考えてないってことを感じた。
    精神の幸せというのは、油を塗られ、涙で聖別されて、犠牲の動物になることなのだ・・
    今の社会では没役やら犠牲やら負のかんじがするけどそうではないのだなあ。逆の価値観で社会は構成されている気がする。

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    2013年03月01日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    既存の価値観をまるごとひっくり返してしまう、その激しい主張は痛快で鮮やかでさえあると思った。難解でわからなかった部分が多かったが、宗教や神を否定し、己の身体や生き抜く強さを信じて突き進む指南には勇気を与えられた。もう何度か読んで理解を深めたい。

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    2012年06月15日
  • 寄宿生テルレスの混乱

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    読み終わったこっちもなんだか混乱。ホント、混乱というタイトルそのものって感じ。まあでもこれも青春というものなんでしょ。

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    2011年11月09日
  • 寄宿生テルレスの混乱

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    ドイツのBL。だから少々観念的、一筋縄ではいかない。本文にもあるが、「すべてのものがダブルミーニングになる」瞬間を刻々と描く。表と裏がひっくり返り、覆いを取れば内実がまた新しい覆いとなって現れる。セクシャリティに関することもそうで(ちなみにプルーストは『失われた時を求めて』でほとんどの登場人物のそれを物語の後半にひっくり返した)、テルレスがエクスタシーに達するのはそのような反転のインパクトによってである。

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    2010年11月25日
  • 寄宿生テルレスの混乱

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    曖昧な代名詞にてこずった。

    登場人物がことごとくいけ好かない奴らで、特に、生々しい欲望を理論で正当化しようとする態度が、気に食わない。
    終始一貫、その不快感が纏わりついて、それでもなお読み進めた。
    認められないことを受け入れられないのは少年期特有では、あるよね。

    そういえば、テルレス少年と同様、ビートたけしさんも虚数の感覚について語っていた。
    賢い人間は謎に興味を持って突き進むが、僕みたいな人間は、ぶち当たって挫折する。
    妄想も勉強も、対する姿勢ってのは大事です。

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    2009年10月20日