内田和俊のレビュー一覧
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ネタバレ「私達の感情を作りだしているのは出来事そのものではなく、出来事に対する私達の解釈である」出来事を冷静に解釈できるようになりたいです。
物理用語の「外圧による歪み」という意味の「ストレス」に対して「レジリエンス」は、その歪みを跳ね返す力です。嫌なこと、辛いこと、悲しいことを経験すると私たちはへこんだり、途中で挫けそうになったり、落ち込んだりします、そんな嫌な気分をもとの正常な状態に戻す力です。レジリエンスは、視点を増やすことによって鍛えられ、強化する過程で一生の財産となる「グリット(遠いゴールに向かって興味や情熱を失わず、とてつもない長期にわたって、継続的に努力し続けることによって、物事を最後までやり遂げる力)」も手にすることができます。
本書では、自分の身に起きた好ましくないできごとを、すべて自分以外のせいにする人のことを「被害者」と定義し、「自分の人生は自分しだいで何とかできる」と主体的な考え方をできる「主体者」「選択者」になることをすすめています。
内田先生は、副交感神経を自分の意思で活発に働かせるために、呼吸法をはじめとするマインドフルネスの実践をすすめています。マインドフルネスの目的は、今に意識を向け、今の自分にきづくことが目的とのことです。「今の感情に気づくことによって、感情をなだめることができる。」と書かれています。
この本の本筋からは若干はずれることなのかもしれませんが、「脳はもともと複数の課題に集中することができず、同時に二つのことを並行して行うと、結果的により多くの時間がかかる(浪費)だけでなく、ミスも増え、脳の認知機能低下(ストレスホルモンの一種であるコルチゾールの値が高くなり、免疫力の低下、海馬の萎縮)にもつながる」というところが気になりました。私は、典型的なナガラ族(テレビを横目で見ながら本を読む)なので、海馬がなくなっているかも^^; -
Posted by ブクログ
レジリエンスというトレンドにのって、認知療法+アルファを説いた本。特にアルファの部分がよい。全般的に害はないし、自己啓発度も高いが、レジリエンスという概念を深めるのには役に立たない。
追記:この方向のレジリアンス研究もあるようだ(『レジリエンス--こころの回復とはなにか』P39~P43)。
・死亡者数で重要な因子は、ストレスを健康に悪いと思い込むこと。ストレスの多少ではない。
・プロスペクト理論から、楽観と悲観の割合を3:1ぐらいにできるよう努力する。
・二者択一は、「選択」ではなく、「脅迫」です。
・「感謝」の反対語は、「当たり前」、つまり「当然」思考。
・自分軸=人生の目的+心のニーズ
・「失敗はチャレンジし続けることの中で起こりうる当然のできごとなんだ」という「安心感」(最善主義の心境)と、チャレンジをしない、または先延ばしすること(これは完璧主義者が陥りがちな行動パターン)で得られる一時的な「平穏」は、似ているようで全く異なる。
・本書における「被害者」(他人のせいにする人)の反対語は「加害者」ではなくて、「主体者」「選択者」「責任者」と定義する。
・嫉妬という感情は、自分が本心から求めているものを知る最良の手がかり。
・fruitful monotony 実りある単調。意義ある大きな事を成し遂げるそのプロセスには、必ずそこに、ある種の単調さが存在する。 -
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ネタバレ課長のマネジメントに重点を当てた内容。
コンサルトンとらしく具体的と課長のフレームワークが語られている。
以下に使えそうな部分を書き出してみます。
「最前線の従業員の最初の15秒間の接客態度が企業の成功を左右する。その15秒を『真実の瞬間』という」(スカンジナビア航空社長 ヤンカールソン)
「管理職は『言うこと』が仕事ではありません。できるようになるまで(言動が改善されるまで)、『言い続けること』が仕事です」
「多くの言葉で少しを語るのではなく、少しの言葉で多くを語りなさい」(ピタゴラス)
部下面談でのおすすめテーマ
①部下の能力開発
②不公平の解消
③職場環境の改善
人生における「2つの苦」
①ゴールが明確でないこと
②ゴールが近づいていることを実感できないこと
目標設定のフローチャート
S:Specific 具体的
M:Measurable 測定可能
A:Attainable 達成可能
R:Relevant 関連性
T:Time bound 期限付き
コーチングのフローチャート
G:Goal 目標設定
R:Reality 現状把握
R:Resouce 資源の発見
O:Options 選択肢の創造(目標達成の方法・手段の創造)
W:Will 目標達成の意思(ここにフォローアップも含まれます)
ユーティリティー・クエスチョン
「ここまで話していて感じたこと、気づいたことはあります」
「何か言い忘れたこと、言い残してしまったことはありませんか」 -
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レジリエンスとは、ストレスを跳ね返す力のことです。
学習塾を経営していた著者が平易な言葉で学生にもわかりやすく説明している本です。
性格を構成する3要素は、思考・感情・行動ですが、連動性があるため、思考と行動を変えれば、感情もポジティブに変えられるという事です。
レジリエンスを弱めてしまう7つの要素は、
1.否定的側面の拡大
2.二分化思考
3.当然、べき、ねばならない、の思考
4.過剰な一般化
5.結論の飛躍
6.劣等比較
7.他者評価の全面的受け入れ
一日を振り返り5つの嬉しかったこと、楽しかったこと、感謝できることなどを思い出す。
自分軸を持つ。人生の目的と心のニーズを探す。他人の人生を生きない。
心に残った言葉
実際に失敗や挫折を経験し、それを乗り越えていくことによってしか、私達はその対処法を身につける事はできません。失敗や挫折と向き合うのが早ければ早いほどこれからの人生でたびたび訪れることになる避けられない困難にうまく対処出来るようになるのです。 -
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レジリエンス(=心の「自然治癒力」)を弱めてしまう七つの考え方が紹介されているが、筆者に指を指されているかのような感覚があった。それくらい思い当たる節がありすぎたのだが、七つの根底に共通する考え方が完璧主義である、と述べたときには笑い出してしまった。自分が高校生の頃から10年以上抱えているコンプレックスだからだ。長く向き合っている分、対処の仕方もそれなりに心得ていたつもりだったが、近頃上司に「君は完璧主義が課題だね」と言われた矢先にこの本と出会えたのは偶然ではないのかもしれない。感謝。
対処はこころに一定の負荷がかかるもののため、ゆっくりやっていきたい。 -
Posted by ブクログ
レジリエンスとは、嫌なことや辛いことから正常に立ち直るための心の自然治癒力である。それは心の筋肉ともいわれ、鍛えることができると書いてある。そのレジリエンスを弱めてしまう私たちの考え方を7つ紹介した後、そのすべての根底に共通する考え方は完璧主義だと述べられている。私自身完璧主義者であり、この本に述べられていた完璧主義者であるからこそのデメリットが全て当てはまり心がギュッとするような感じがした。しかし、最善主義者に思考を変えていくことで人生はより良い方向に向かうと書かれており、まずはこの本で述べられていた方法論を実践していきたいと思った。