あらすじ
管理職が部下に好かれようと「いい人」を演じていると、好かれるどころかスキをつかれてバカにされることがよくあります。また、いい人といわれてきた人が突如として怒れば、急に切れたといわれます。一方、いつも怒っている、寡黙でとっつきにくい人が優しい一瞬を見せると、本当はいい人だったんだと逆に評価が上がることがあります。本書は、課長などの管理職が「いい人」を演じることなく、あえて悪い人になって部下をきちんとマネジメントする方法を解説。近頃増えてきた若手マネジャーや年上部下を持つ悩み多き課長も必見です。
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Posted by ブクログ
課長のマネジメントに重点を当てた内容。
コンサルトンとらしく具体的と課長のフレームワークが語られている。
以下に使えそうな部分を書き出してみます。
「最前線の従業員の最初の15秒間の接客態度が企業の成功を左右する。その15秒を『真実の瞬間』という」(スカンジナビア航空社長 ヤンカールソン)
「管理職は『言うこと』が仕事ではありません。できるようになるまで(言動が改善されるまで)、『言い続けること』が仕事です」
「多くの言葉で少しを語るのではなく、少しの言葉で多くを語りなさい」(ピタゴラス)
部下面談でのおすすめテーマ
①部下の能力開発
②不公平の解消
③職場環境の改善
人生における「2つの苦」
①ゴールが明確でないこと
②ゴールが近づいていることを実感できないこと
目標設定のフローチャート
S:Specific 具体的
M:Measurable 測定可能
A:Attainable 達成可能
R:Relevant 関連性
T:Time bound 期限付き
コーチングのフローチャート
G:Goal 目標設定
R:Reality 現状把握
R:Resouce 資源の発見
O:Options 選択肢の創造(目標達成の方法・手段の創造)
W:Will 目標達成の意思(ここにフォローアップも含まれます)
ユーティリティー・クエスチョン
「ここまで話していて感じたこと、気づいたことはあります」
「何か言い忘れたこと、言い残してしまったことはありませんか」