【感想・ネタバレ】俺様社員をどうマネジメントするかのレビュー

あらすじ

管理職の人たちは部下の育て方に悩んでいます。とくにコーチングブーム以降、育て方の手順がおかしくなっています。ティーチングすべきところにコーチングをし、コーチングすべきところは管理職が自分でやってしまうのです。これでは、部下をスポイルするばかり。本書では、若手社員をどう育てていけばいいのか、実際の研修事例を通じながら、具体的に解説します。

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Posted by ブクログ

人は会社の財産でありながら、会社を駄目にする要因にもなりえます。
優秀な人が会社を支える中、駄目な人が団結して足を引っ張ります。

能力がないことではなく、ビジネスパーソンとしての意識が低い、
そういう意味で”駄目”を使っています。

誰も見てないと思ってるかもしれないけど、見てるんですよ。
誰も気にしてないと思ってるかもしれないけど、以外と周りは気にしています。

学生でも社会人でも、お金をもらって仕事する以上、
プロフェッショナルとしてのプライドをもって働きたいですね。

この書籍を読んで、改めてそれを感じました。

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2010年03月16日

Posted by ブクログ

★★★= 60~80点 = It's ok.
人材育成のテクニックを学べる本です。

こんな人に特にオススメ
・ティーチングとコーチングの違いが曖昧な人

以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。


内容
・部下が俺様社員だったら
・ティーチング
・コーチング
など、著者の経験を基にした人材育成のコツを列挙。


私的「メモっ得」ポイント
・「果樹園の法則」
 人材育成は種類によって実がなるまでの時間が異なる、
 果物のようなもの。

・コーチングはティーチングの後で
 順序を間違えると、コーチングは機能しない


感想
 著者の主張は、万人には受け入れられるとは言いがたいもので、
 特にいじめの肯定は、批判されて然るべきです。
 
 批判を恐れない威勢のよい主張が、
 この本の存在意義と著者や出版社は考えるのでしょう。

 確かに、トゲのある主張を気にせず読み進めれば、
 実践的な人材育成のテクニックが学べる本だと思います。

 しかし、「愛情持って厳しくが基本」というわりに、
 肝心の部下への愛情の育て方についての記述はありません。
 
 よってこの本から学ぶべきはテクニックのみであり、
 人材育成に必要な仕事観や人生観を養うには、
 別の手段が必要と感じました。

0
2010年12月11日

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