琴葉かいらのレビュー一覧
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ネタバレ★3.5
アメリカ人のヒロインは幼い頃に母親が亡くなりイギリスの淑女となるための学校へ入れられてしまう。
そして卒業を目の前にしたとき急に父親から手紙で婚約者が決まった、と強引に出されてしまう。
その結婚を拒絶するヒロインと、ヒロインの婚約者と因縁があるヒーロー。
婚約者と出席させられた舞踏会でヒーローと仲良くしているところを見られて婚約は破談になりヒロインは欧州へ…というところまでが裏表紙のあらすじなんだけど、ここに辿り着くまでが長い(笑)
大体3分の2くらいまで読んだところでようやくヒロインが旅立つのでいつ欧州へ行くのかな、と思いつつ読み進めてた。
それにヒーローとも舞踏会以前に会っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ★3.5
結婚仲介人として生計を立てているヒロイン。
新しい顧客は商人の娘だが完璧な美貌を持つ姉妹。
姉妹たちの父親は娘を貴族に嫁がせようとしており、そこでお眼鏡にかかった(?)のが独身の公爵ヒーロー。
ヒロインは昔の自身のデビューの時に一目あった時ヒーローに惹かれるも、二度目の顔合わせで冷たくあしらわれた経験を持つ。
公爵らしく尊大なヒーローなんだけど読んでいると不器用な人なんだなぁというのが印象に残った。
その不器用の裏にある(姉妹たちを傷付けないようにする)優しさだったり、ヒロインを気遣う様子が最高に萌えだった。
ヒロインも30手前ということもあり落ち着いた女性で読みやすかったので -
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Posted by ブクログ
ネタバレブルーカラーヒーロー×ホワイトカラーヒロイン。
お堅い秘書の裏にはトンデモな過去が。
ヒロインの家族は訳ありな人ばかりで一度は逃げ出すんだけど、またしっかりと向き合うヒロインの姿が良かった。
最後の母親とのやり取りには涙。ちゃんと向き合ってみないと見えないものが多いよね。
HOTシーンは多いんだけど、ロマンスというよりジェーンという一人の女性の物語として読んでいた気がする。
ヒーローは首にタトゥーを入れたいかつい大男で外見だけなら近寄りがたい人。なんだけど中身は優しくて素敵な男性だった。
ヒロインに結構酷いことを言われるんだけど、ヒロインが弱ってたり助けを求められたらすぐに駆け付ける。
突き -
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試し読み
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ネタバレ祖母の介護、怪我をした兄、もうすぐ結婚式を迎える姉との暮らしの中、ジョイの楽しみは毎年夏になると避暑にやってくるグレイを見ることだった。
長年たまに挨拶を交わすことだけで満足していたジョイだったが、その夏ひょんな事からグレイと一緒にNYへ行くことになった…。
これは続きものなのかな?
なんだかカサンドラとジョイの兄のアレックスの物語もありそうな。
ジョイが良い子だったね。グレイはかなり幼少期のトラウマに囚われてて、頑固だったけど基本真面目で良かったんじゃないかな。
まぁ、「そこまで?」と思わないでもなかったけど、でもどうしても逢いたくて500キロの距離を来ちゃうとか、朝晩電話してくるとか -
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ネタバレ10年間、ローリは父親の介護に明け暮れた。
大学進学も恋愛も諦めたが、その父がついに亡くなり、抜け殻になったローリも自分の人生をようやく考え始める。
まだ恋をする気にはなれないけど、割り切った甘美な関係だけを誰かと楽しみたい…そんな密やかな願いをクインが偶然知り、立候補してきた。
クイン、仕事に夢中なおとぼけキャラ。
はたから見てると可愛いけど、お付き合いはしたくないなぁ。
こんな風にスグにこっちを忘れられたら、嫌でしょ。
モリーもそうだし、ローリもそうだけど、頑なに付き合ってる相手に相談しないよね。
頼れってことじゃなくて、必要な情報を手に入れるためにとか、付き合ってる相手とうまく関 -
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ネタバレモリーは亡くなったおばが遺した家に住む為に、10年ぶりに故郷に帰ってきた。が、それは表向きの理由で、本当は兄の親友ベンに逢うためだった。
ずっと憧れてきたベンに、今こそ抱かれたい。だがベンはモリーを妹扱い。
そこでモリーは大胆な作戦に出ることにした。
面白かった。
つか、小さい街って嫌だね。街の普通の人の事が新聞に載るなんて。
ヒロインのモリーとベンは昔からお互い好意を持ち合ってて、やっとくっついたわけで。
しかしモリーは、自分の仕事内容を完全黙秘。これ、ここまで頑なじゃなくても…と思った。
「本書いてるけど、先入観を持たれたくないし、身近な人が読んでると思うと落ち着かないから、内緒にし -
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「セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち」シリーズの第一弾。
この作家さんは好きなんですが、今回はいまいち(´・_・`)
ヒロインがヒーローに助けを求める冒頭の動機が弱い感じがして、入りこめなかったのと、日本未邦訳の前シリーズが存在するからか、原文もしくは翻訳が悪いのか分からないけど、何度かその場の状況が読み取れず同じところを何度も読み直す羽目に陥りました。
それがマイナスでしょうか。
ストーリーとしては、亡くした妻子のことが忘れられず、また誰かを愛することを恐れるヒーローとそんな彼を幼い頃から慕ってきたヒロインが、お互いの持つ闇の部分を分かち合い想いあっていく展開。
特に印象に残 -
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