琴葉かいらのレビュー一覧

  • この手はあなたに届かない

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    田舎に住み祖母の介護をするジョイ・ムーアハウス27歳と、政治コンサルタントのグレイソン・ベネットのロマンス。
    純情な処女で何年もグレイを思っているだけだったジョイと、不貞を働く母親と政治の世界で汚れた自分がジョイに触れてはならないと苦悩するいい歳のはずのグレイ。
    情熱的なのに寸止め場面が続く一冊。
    絶対にスピンオフありそう。

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    2014年04月20日
  • 地味秘書ジェーンの願いごと

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    地味秘書ジェーンの正体が面白い。一生懸命に生きているヒロインが絶望的な状況になりながらも必死で頑張る姿に勇気づけられる。一度は切り捨てた家族のために全力で戦い、最後には家族の愛、ヒーローの愛、そして自分自身が持っている愛に気付くシーンに泣かされる。幸せな気分で読み終えられるお話。2013.4

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    2013年04月17日
  • 涙がこぼれるその前に

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    全盛期のシルエットロマンスみたいな良いイマージュ
    恋がはぐくまれていくところがロマンス♪という感じ。
    ヒーロー・ヒロイン共に心に傷ありだけど、性格がひねてないし。
    ただ、最後は展開が急すぎてちょっとついていけなかった。
    新人さんなので設定詰め込みすぎて慌ただしくなっちゃうのは仕方ないということでおまけして☆4

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    2011年02月03日
  • 幻の乙女と仮面の花婿

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    漫画版(星合操)で興味を持つ。漫画版より、ヒーローは攻撃的であり、ヒロインも頑固でわがまま。孤独な王女を思い、徐々に思い込みが解けていく様子や、ヒーローの郷里の情景良いです。最後のページまでハラハラさせますが、クライマックスの場面は、(本物の)皇室を有する国民からみると、私情が入りまくりでちょっと…(物語としては、公より私、になるのは分かるんですが)

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    2024年07月26日
  • 子爵が見初めた蕾

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    ネタバレ

    ★3.5

    アメリカ人のヒロインは幼い頃に母親が亡くなりイギリスの淑女となるための学校へ入れられてしまう。
    そして卒業を目の前にしたとき急に父親から手紙で婚約者が決まった、と強引に出されてしまう。

    その結婚を拒絶するヒロインと、ヒロインの婚約者と因縁があるヒーロー。
    婚約者と出席させられた舞踏会でヒーローと仲良くしているところを見られて婚約は破談になりヒロインは欧州へ…というところまでが裏表紙のあらすじなんだけど、ここに辿り着くまでが長い(笑)
    大体3分の2くらいまで読んだところでようやくヒロインが旅立つのでいつ欧州へ行くのかな、と思いつつ読み進めてた。

    それにヒーローとも舞踏会以前に会っ

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    2022年11月07日
  • 公爵への二度目の初恋

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    ネタバレ

    ★3.5

    結婚仲介人として生計を立てているヒロイン。
    新しい顧客は商人の娘だが完璧な美貌を持つ姉妹。
    姉妹たちの父親は娘を貴族に嫁がせようとしており、そこでお眼鏡にかかった(?)のが独身の公爵ヒーロー。
    ヒロインは昔の自身のデビューの時に一目あった時ヒーローに惹かれるも、二度目の顔合わせで冷たくあしらわれた経験を持つ。

    公爵らしく尊大なヒーローなんだけど読んでいると不器用な人なんだなぁというのが印象に残った。
    その不器用の裏にある(姉妹たちを傷付けないようにする)優しさだったり、ヒロインを気遣う様子が最高に萌えだった。

    ヒロインも30手前ということもあり落ち着いた女性で読みやすかったので

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    2022年02月17日
  • この手はあなたに届かない

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    清純なヒロインに自分は相応しくないとずーっとウダウダしてるヒーローが面倒くさすぎて逆に愛おしい。
    ヒロインが辛抱強い女性で良かったね、としか言えないぐらい。

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    2017年09月03日
  • 地味秘書ジェーンの願いごと

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    ネタバレ

    ブルーカラーヒーロー×ホワイトカラーヒロイン。
    お堅い秘書の裏にはトンデモな過去が。
    ヒロインの家族は訳ありな人ばかりで一度は逃げ出すんだけど、またしっかりと向き合うヒロインの姿が良かった。
    最後の母親とのやり取りには涙。ちゃんと向き合ってみないと見えないものが多いよね。
    HOTシーンは多いんだけど、ロマンスというよりジェーンという一人の女性の物語として読んでいた気がする。

    ヒーローは首にタトゥーを入れたいかつい大男で外見だけなら近寄りがたい人。なんだけど中身は優しくて素敵な男性だった。
    ヒロインに結構酷いことを言われるんだけど、ヒロインが弱ってたり助けを求められたらすぐに駆け付ける。
    突き

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    2017年03月08日
  • この手はあなたに届かない

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    ネタバレ

    祖母の介護、怪我をした兄、もうすぐ結婚式を迎える姉との暮らしの中、ジョイの楽しみは毎年夏になると避暑にやってくるグレイを見ることだった。
    長年たまに挨拶を交わすことだけで満足していたジョイだったが、その夏ひょんな事からグレイと一緒にNYへ行くことになった…。


    これは続きものなのかな?
    なんだかカサンドラとジョイの兄のアレックスの物語もありそうな。

    ジョイが良い子だったね。グレイはかなり幼少期のトラウマに囚われてて、頑固だったけど基本真面目で良かったんじゃないかな。
    まぁ、「そこまで?」と思わないでもなかったけど、でもどうしても逢いたくて500キロの距離を来ちゃうとか、朝晩電話してくるとか

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    2016年10月11日
  • 天才富豪とローリの真夏の約束

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    ネタバレ

    10年間、ローリは父親の介護に明け暮れた。
    大学進学も恋愛も諦めたが、その父がついに亡くなり、抜け殻になったローリも自分の人生をようやく考え始める。
    まだ恋をする気にはなれないけど、割り切った甘美な関係だけを誰かと楽しみたい…そんな密やかな願いをクインが偶然知り、立候補してきた。



    クイン、仕事に夢中なおとぼけキャラ。
    はたから見てると可愛いけど、お付き合いはしたくないなぁ。
    こんな風にスグにこっちを忘れられたら、嫌でしょ。

    モリーもそうだし、ローリもそうだけど、頑なに付き合ってる相手に相談しないよね。
    頼れってことじゃなくて、必要な情報を手に入れるためにとか、付き合ってる相手とうまく関

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    2016年10月08日
  • モリーの言えない秘密

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    ネタバレ

    モリーは亡くなったおばが遺した家に住む為に、10年ぶりに故郷に帰ってきた。が、それは表向きの理由で、本当は兄の親友ベンに逢うためだった。
    ずっと憧れてきたベンに、今こそ抱かれたい。だがベンはモリーを妹扱い。
    そこでモリーは大胆な作戦に出ることにした。


    面白かった。
    つか、小さい街って嫌だね。街の普通の人の事が新聞に載るなんて。

    ヒロインのモリーとベンは昔からお互い好意を持ち合ってて、やっとくっついたわけで。
    しかしモリーは、自分の仕事内容を完全黙秘。これ、ここまで頑なじゃなくても…と思った。
    「本書いてるけど、先入観を持たれたくないし、身近な人が読んでると思うと落ち着かないから、内緒にし

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    2016年10月08日
  • 公爵とリトル・ローズ

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    ネタバレ

    h/hが結婚式の初夜⁽?⁾の後、ヒーローが 元妻と娘の肖像画は書斎に一枚ずつだけ置いて、残りは倉庫にしまう え、まだ片づけてなかったんか⁉ 天井の絵を塗り替えるひまあんねやったら、そんなもん、結婚式前に片づけといてくれw 

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    2017年08月04日
  • 氷の紳士に拾われた家政婦

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    ドレークとオフィーリア
    どうしてそうなる、というツッコミどころが山ほどあってカットできるシーンも大盛りだが、心理描写はよい。
    特に後半は積み重なったものが読み手にもずっしり。

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    2016年06月07日
  • 子爵と孤独な花嫁

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    2.9
    サラとスペンサー
    サラのあからさまに不幸と不満を背負った態度がリアリティあるけど、読者としてはゲンナリするかな。
    もうちょいメリハリが欲しい。

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    2016年02月10日
  • 公爵とリトル・ローズ

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    「セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち」シリーズの第一弾。

    この作家さんは好きなんですが、今回はいまいち(´・_・`)

    ヒロインがヒーローに助けを求める冒頭の動機が弱い感じがして、入りこめなかったのと、日本未邦訳の前シリーズが存在するからか、原文もしくは翻訳が悪いのか分からないけど、何度かその場の状況が読み取れず同じところを何度も読み直す羽目に陥りました。
    それがマイナスでしょうか。

    ストーリーとしては、亡くした妻子のことが忘れられず、また誰かを愛することを恐れるヒーローとそんな彼を幼い頃から慕ってきたヒロインが、お互いの持つ闇の部分を分かち合い想いあっていく展開。
    特に印象に残

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    2015年11月22日
  • 天才富豪とローリの真夏の約束

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    『モリーの言えない秘密 』の続編。ローリ・ラブと、モリーの兄の建築家クイン・ジェニングス。セックス目当てと云いながら始まるお付き合いが、正式に恋人としてのお付き合いになるまで。事件捜査のサスペンス色が多少。

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    2012年11月13日
  • モリーの言えない秘密

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    ネタバレ

    10年前に見てしまったヒーローのみだらな姿、とかいう扇情的なあおりのとおりとってもホットな話でした、前半は。
    がしかし、やっと二人がうまくいきかけたところで、ヒロインが隠していたとある秘密が明るみに出て二人の仲が怪しくなったり、ヒロインの昔の彼氏が現れたりと、後半の展開がかなりきつい。こわい。
    素人創作をたしなむ身としては、書いたもの=自分の経験・願望だと思われるあたりが一番怖かった。殺人事件を書いてるミステリ作家がリアルで人を殺したがってるとは誰も思わないでしょ。

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    2012年07月07日
  • モリーの言えない秘密

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    10年ぶりに故郷に帰ってきたヒロイン。警察署長ヒーロー。
    少女時代の淡い恋の相手の淫らな姿が忘れられないヒロインだったけどヒーローのほうも少女時代から美しかったヒロインを想いえがくぐらい惹かれていたわけで 過去の燃えかすに火が着いたような二人の関係。
    周囲で不気味な出来事が重なってストーカーまで出現して彼らの関係に横やりが入ったけれど 犯人達の荒んだ想いは二人には届かないと思うのよ。

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    2012年04月09日