【感想・ネタバレ】公爵とリトル・ローズのレビュー

あらすじ

“リトル・ローズ”と呼ばれたあの日、彼女は恋に落ちた。人気作家L・ヒースが描く、可憐で一途な初恋物語。

「求婚者が自分を本当に愛しているのか、持参金目的なのか、どうしたらわかるの?」――社交界にデビューしたばかりの令嬢グレースは、ある日の真夜中、不安を抱えてラヴィングドン公爵を訪ねた。幼いころにいじめっ子から助けられて以来、9歳年上のラヴィングドンはいつも彼女の救いの騎士だ。だが、2年前に最愛の妻子を亡くした彼は世捨て人のように荒んだ生活を送り、最近は会うこともなくなっていた。グレースはすっかり陰りを帯びた彼に驚きつつ、助けを求めた。彼女には、愛のある結婚をしなければならない理由があって……。

■USAトゥデイやNYタイムズのベストセラーリスト入りを果たす人気作家がMIRA文庫に初お目見え。華やかなヴィクトリア朝のロンドンを舞台に切ない恋を描きます。ヒロインは19歳のグレース。持参金が多く世慣れていない彼女は、愛のある結婚を夢見て、幼なじみのラヴィングドン公爵に婚活のアドバイスを求めます。愛する妻と娘を亡くして以来、世を疎み孤独に生きてきた公爵は迷惑だとはねつけながらも、渋々彼女に助言を与えます。本当に彼女を愛する男なら――ただ花を贈るのではなく、“君の好きな花を選んで贈る”、ワルツのあいだは“君から目を逸らさない”。それを実演されるうち、いつしかグレースは手の届かない彼を愛してしまい…。ラヴィングドン公爵の誘惑の数々はため息もの。胸に染みわたる感動的な物語です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

シリーズ物で未訳前作ヒロインの娘
愛のある結婚を求める
グレースが主人公。

妻と娘を病気で亡くし、
世を自分を捨て
酒女ギャンブルに溺れるラヴィングドンが
ヒーローですが...
酒飲んでも迷惑かけてないし
ギャンブルめっちゃ強いし
レディには優しくホット。
そんな彼を幼い頃から慕い続ける
グレースの感情の揺れと
亡き妻を想いながらもグレースに
どんどん惹かれて
悟っていく様子が
良かったです。

真夜中の庭で、
ガラスの展示会で、
図書室で、
のシーンが好きでした。

いきなりラムかい、と
思いましたがいいのステキw

順番は前後しましたが
前作も読みたいし
登場人物が皆スピンオフできそうな
キャラばかりなので
そちらにも期待します。

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2016年02月10日

Posted by ブクログ

妻と娘を亡くし、荒れた生活を送っていたラヴィングドン公爵を深夜に訪問したグレース。子供の頃から可愛がっていた9歳下のグレースに「本当に私を愛してくれる人を探して欲しい」と頼まれる。社交界やグレースからも遠ざかっていたラヴィングドンは引き受けることになるが、美しく成長したグレースに気付き始め…一方のグレースも何かを隠している言動が目立つ。モヤモヤしつつ読んでいると、終盤で驚きの事実が…ともに大きな喪失感と恐れをを抱えた2人が一歩先へなかなか踏み出せない姿が切なすぎる。ついに勇気を出した2人に待っていたエンディングが最高だった。

0
2017年09月27日

Posted by ブクログ

シリーズ一作目。
妻子を亡くしてから荒れた生活を送ってきた公爵が、ヒロインの花婿探しを手伝ううちに~…な話。
内容はだいたい想像つくものの、楽しく読めました。

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2017年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

h/hが結婚式の初夜⁽?⁾の後、ヒーローが 元妻と娘の肖像画は書斎に一枚ずつだけ置いて、残りは倉庫にしまう え、まだ片づけてなかったんか⁉ 天井の絵を塗り替えるひまあんねやったら、そんなもん、結婚式前に片づけといてくれw 

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2017年08月04日

Posted by ブクログ

「セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち」シリーズの第一弾。

この作家さんは好きなんですが、今回はいまいち(´・_・`)

ヒロインがヒーローに助けを求める冒頭の動機が弱い感じがして、入りこめなかったのと、日本未邦訳の前シリーズが存在するからか、原文もしくは翻訳が悪いのか分からないけど、何度かその場の状況が読み取れず同じところを何度も読み直す羽目に陥りました。
それがマイナスでしょうか。

ストーリーとしては、亡くした妻子のことが忘れられず、また誰かを愛することを恐れるヒーローとそんな彼を幼い頃から慕ってきたヒロインが、お互いの持つ闇の部分を分かち合い想いあっていく展開。
特に印象に残らない感じですが、作家さんの持つ人の心を上手に表現する部分は垣間見れたかなと思います。

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2015年11月22日

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