田口智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ遂に最終巻。
ダレン・シャンの決めたバンパニーズ大王との戦いの結末は想像通りだったけど、てっきりバンパイア・マウンテンに行く時に死んでしまった片割れが最期かと思っていたので、それとは関係なしにただ消えていく結末が意外だった。
ミスタータイニーは本が好きでは無いということで、特折思い出したように登場した日記帳がここまで重要アイテムになるとは。
それが冒頭に繋がる、そして著者名にも繋がるという仕組みは好きだ。
大王との戦いの時には傍にいたいといっていたハーキャットは、他の戦いに追われて願いは叶わなかった。しかし、同じ状態で復活したダレン・シャンとして、また再会くらいはして欲しかった。様々なキャラ -
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Posted by ブクログ
今作では、ダレン・シャンがバンパイアに相応しいかどうかを見極めるべく4つの試練をこなしつつ、合間合間にバンパニーズらの怪しい影や、仲間による試練の特訓などで話が進む。
児童文学だから野暮なことは言うまいとも思うが、バンパイアの祭典のタイミングや、試練の結果など、想像がつくというか、さすがに都合が良すぎて微妙に感じた。そんな中で、次作に続く話として裏切り者と仲間の死が終盤にあったが、それすらも都合が良いように思えてしまった。野暮すぎるが。
試練での、泥で流れる血を抑えなきゃいけないほど血みどろであったり、足の神経を失うなどの表現には少し驚いた。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレでは。感想。
11と比べ12は低いけど、前半分は結構楽しめた。
終わりに行くにつれて冗長になっている。また、もう少しエンディングを練って欲しかった。
1巻で思い描いたのと同じ結末が待っていた。
以下
メモ
いちいち全部振り返らなくていいのに……と毎回のことなんだが今さら書いた笑 これは筋には関係なし。
最終話だ。ついに。
そういや、最後の初めに言っとけば、細かい伏線の雑さには、目を瞑らなければ読めないよ
どうなる。
あーそういや、1巻から思っていたんだが、ダレンがあまりにも、幼稚すぎるのが、目に付いた。まあストーリーの上で仕方ないと言えばそうなんだけど。12歳くらいの子供のときだったらダレ -
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Posted by ブクログ
記憶していた個人的な山場(?)は次の次あたりだったらしく、ここからは数話で一つの話という形なのもあって、今回は序章的な位置付け。
特に可もなく不可も無いが、退屈で読むのを止めるというレベルでは無い。
今までがバンパイアの身体に慣れるまでだとしたら、ここからはバンパイアの世界に少しずつ入り込んでいく感じ。
登場人物も一気に増えて、外国名を覚え難い人にとっては少し大変になって来る、かも知れない。まだ少ない方だとは思うけど。(もしかしたら後々の伏線になっている箇所もあるかも知れないけれど)覚えなくても良い名称も多く出てきて若干混乱する。
取り敢えずストリークとルディが可愛くて仕方がないので、そこ -
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Posted by ブクログ
シリーズ10作目。
それまでの「傷ある者の戦」の話から離れて、ダレンとハーキャットは、ハーキャットの正体(前世)を知るための旅に出ます。
ミスター・タイニーによって、別の世界にたどり着いた2人は、地形や猛獣(ブラックパンサー)、異形の怪物や竜に苦しめられながらも、目的地である「精霊の湖」へハーキャットの前世の魂を救いに向かいます。
「別世界」という舞台設定であり、これまでのシリーズに比べてファンタジー色が強くなっていること、またクレプスリーの死を受けて全体に作品が暗い印象であることなどから、今までで一番「読みづらい」と感じたシリーズ作品でした。
シリーズの前半のように、ダレンの活躍にドキドキ