田口智子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレでは。感想。
11と比べ12は低いけど、前半分は結構楽しめた。
終わりに行くにつれて冗長になっている。また、もう少しエンディングを練って欲しかった。
1巻で思い描いたのと同じ結末が待っていた。
以下
メモ
いちいち全部振り返らなくていいのに……と毎回のことなんだが今さら書いた笑 これは筋には関係なし。
最終話だ。ついに。
そういや、最後の初めに言っとけば、細かい伏線の雑さには、目を瞑らなければ読めないよ
どうなる。
あーそういや、1巻から思っていたんだが、ダレンがあまりにも、幼稚すぎるのが、目に付いた。まあストーリーの上で仕方ないと言えばそうなんだけど。12歳くらいの子供のときだったらダレンに共感できたのかな?
まあそうね、ここまで書いたから書くけど、当時、18年前になるか、最もエキサイティングだったとこは、クレプスリーの「死してなお〜」のくだりだったな(厨2感。笑)。
いまは全然ちがう。読み方が本当に変わったな。
分析するのはめんどいので、11巻がいっちゃん好かったってことだけ。
やーまだ12巻読んでないんですが
-
Posted by ブクログ
記憶していた個人的な山場(?)は次の次あたりだったらしく、ここからは数話で一つの話という形なのもあって、今回は序章的な位置付け。
特に可もなく不可も無いが、退屈で読むのを止めるというレベルでは無い。
今までがバンパイアの身体に慣れるまでだとしたら、ここからはバンパイアの世界に少しずつ入り込んでいく感じ。
登場人物も一気に増えて、外国名を覚え難い人にとっては少し大変になって来る、かも知れない。まだ少ない方だとは思うけど。(もしかしたら後々の伏線になっている箇所もあるかも知れないけれど)覚えなくても良い名称も多く出てきて若干混乱する。
取り敢えずストリークとルディが可愛くて仕方がないので、そこだけで星一つ分の価値はあった。詳しくは是非読んでみてほしい、 -
Posted by ブクログ
シリーズ10作目。
それまでの「傷ある者の戦」の話から離れて、ダレンとハーキャットは、ハーキャットの正体(前世)を知るための旅に出ます。
ミスター・タイニーによって、別の世界にたどり着いた2人は、地形や猛獣(ブラックパンサー)、異形の怪物や竜に苦しめられながらも、目的地である「精霊の湖」へハーキャットの前世の魂を救いに向かいます。
「別世界」という舞台設定であり、これまでのシリーズに比べてファンタジー色が強くなっていること、またクレプスリーの死を受けて全体に作品が暗い印象であることなどから、今までで一番「読みづらい」と感じたシリーズ作品でした。
シリーズの前半のように、ダレンの活躍にドキドキしながら読み進める、ということがあまりありませんでした。バンパニーズとの戦いのように、臨場感あふれる戦闘場面が無かったことも一因かもしれません。
この1作品だけ取り上げると異色でもあり、「面白さ」にも欠ける印象ではありますが、シリーズ全体を通してクライマックスへの橋渡しという役割を担っているのだと考え、残りの2作品に期待したいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ9作目。
バンパニーズ大王を追ってクレプスリーの故郷にやってきたダレンたちは、バンパニーズの罠にはまり追い詰められます。さらには町を襲っていたバンパニーズの犯行の濡れ衣を着せられ、警察や自警団にも追われる羽目に。
ついに大王と直接対決する機会を得、クレプスリーが辛くも大王に勝利しましたが、クレプスリーもスティーブ・レパードにより帰らぬ人となってしまいます。
さらに、クレプスリーが倒したバンパニーズ大王は影武者であったこと、そして本当のバンパニーズ大王はスティーブであったことがわかり、ダレンはさらに深い絶望へと落ちてゆきます。
残りのチャンスは2回。
果たして、どういった結末になるのでしょうか。
解説でも触れられていましたが、このシリーズ作品の初めに書かれていた一節、「現実の世界はきたないし、とても厳しい。主人公がどうなろうとおかまいなしで、ハッピーエンドなどそっちのけだ。人は死ぬし、けんかには負けるし、悪が善に勝つ」という言葉の意味がこの9作目でわかるような気がします。
物語の展開はスピード感がありましたし、7,8作目に比べると戦いの描写も臨場感があってよかったと思います。全体として、かなり盛り上がりもあるよい話だったとは思いますが、クレプスリーが死んでしまったことに対するショックが大きくて、あまり「読みかえしたい」とは思えない巻になってしまいそうです。
ダレンの師であり、父代わりであり、友でもあった、ラーテン・クレプスリーの存在は大きく、ダレンの心痛は察するに余りあります。
クレプスリーの最期の「憎しみに人生をゆだねるな。吾輩が死んでも、かたきなどとらんでよい。自由に生きろ。やけになり、復讐にとりつかれ、ゆがんだ生きかたをするでない。」という言葉をダレンには大切にしてもらいたいと思います。
もちろん、バンパニーズ大王であるスティーブは、クレプスリーのかたきであるだけでなく、一族にとって最大の敵ですが、かれを殺すことだけを目的として生きるのではない、もう少し「救い」のある生き方が綴られることを期待します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ8作目。
前作でバンパニーズ大王を逃してしまったハンター一行は、バンパニーズが暴れている、クレプスリーの故郷へと向かいます。
(以下ネタバレ)
マーロックの事件以来、13年ぶりに町を訪れますが、そこでは何の罠か、学校に通う羽目になります。
そこでは初恋の相手であるデビ―・ヘムロックと再会しただけでなく、ダレンの人生の岐路に立ち会っていた人物たちとも再開することになります。R・Vとスティーブです。
バンパニーズハンターとなったスティーブと協力しながら、バンパニーズとなったR・Vと戦う、はずでしたが、すべての黒幕はスティーブ、そして彼は半バンパニーズでした。
バンパニーズ大王としてスティーブが立ちはだかるのでは、とも思いますが、はたしてどうでしょうか。
この巻ではダレンが一族の利益よりもかつての初恋の相手を優先してしまう場面が多く、読んでいて歯がゆい思いをすることが多かったです。
成長してきたと思っていましたが、ダレンもまだまだ若い(あるいは、「人間」としての心が残っている、といえるのかもしれません)と思います。
スティーブも、よくここまで熱量を保ったままダレンとクレプスリーを憎み続けることができたものだと、逆に感心しました。
これまで、戦いの指揮をとってはいたものの、戦いの場に直接赴くことがなかったダレンが前線に立った時、はじめて「当事者」になり、理想と現実の間で揺れている、と読むこともできるのかもしれません。しかし、スティーブやR・Vの根強い「憎しみ」に共鳴して、幼い反応をしているように読めてしまう部分が、個人的には少し物足りない、というか”残念”でもありました。
囚われたデビ―と、人質として捕えているスティーブの「交換」も含め、次の巻でどのような形に収束させるのか、登場人物たちの心理描写(ある種の「成長」)も含めて、先を読みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
シリーズ7作目。
ダレンが元帥になってから6年が経ち、バンパイアはバンパニーズとの戦いを続けていました。そこへ、ミスター・タイニーが現れ、バンパニーズ大王を倒すために3人のバンパイアが任務に就く必要がある、と告げます。
選ばれたのはダレンとクレプスリー。旅の途中で合流したバンチャ・マーチ元帥と3人で、まずは魔女エバンナの元へ向かいます。
バンパニーズ大王を倒すチャンスは全部で4回。
その中の1回目はこの作品で描かれますが、バンチャ元帥の出自にかかわる秘密も明らかになり、これからのあてどない冒険の旅が続く予感です。
これまでのシリーズ作品に比べると、ダレンがバンパイアの世界(生き方や考え方)にだいぶ染まってきていて、良くも悪くも「単純な」思考回路になっているようにも感じました。……もちろん、「元帥」としての立場もあるのでしょうが、前作までのように「戦い」そのものに疑問を抱き続けている姿が見たかったようにも思います。
また、ダレンやクレプスリーの機転や知恵、運を味方にして道を切り開く、というこれまでの展開よりも、「運命」に翻弄される印象でした。
『ハリー・ポッター』シリーズのように、後半にいくにつれて暗い展開になっていくのかな、と少し心配でもありますが、この物語の終着点がどういった形で描かれるのか、見届けたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ4作目。
今回は今までとは異なり、3冊で1つの物語という構成だそう(解説より)。
前作から6年ほど経過し、ダレンが半バンパイアになってから8年。12年ごとに行われるバンパイア総会に出席するため、クレプスリーとダレンは「バンパイア・マウンテン」へと旅立ちます。
いくつかの冒険を経てバンパイア・マウンテンでバンパイア元帥と面会したダレンは、自らの資質を示すため、「試練」に挑むことに、というところで本作は終わりとなります。
序章にもあたる本作は少し山場に欠け、説明的な部分もありましたが、読みにくさを感じる程ではありません。
「名誉」を大切にするバンパイアの生き方から、子どもたちも学ぶところがあるでしょうし、「出会いと別れ」や「冒険」という王道の要素もふんだんに盛り込まれた作品です。