五條瑛のレビュー一覧

  • 赤い羊は肉を喰う

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    鉱物シリーズのスピンオフ的な作品ということで購読。
    しかし計数屋という設定が想像していた以上に面白く、出てくる登場人物も魅力的。敵役になるお方の過去になかなかの萌えがあり、これはこれで1作書けるんじゃなかろーかと指をくわえている本日です。

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    2009年12月27日
  • 赤い羊は肉を喰う

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    おもしろかった! こじんまりとした印象ですが、だからこそ展開される人間関係がおもしろかった。人物の魅力が伝わってこないような小説もある中、どの人物もすてきと思える部分がありました。人間の魅力を書くのが五條さんはお上手ですね。そして“数字”というものがこんなに興味深いものだったと知り、もっといろいろなことに関心を持ちたいなと思いました。個人的ですが笙くんがめちゃめちゃかわいい。大好き。忘れちゃいけない「葉山と天敵」のくだりでは、思わずにやりとしてしまいました(笑)。

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    2018年09月29日
  • 冬に来た依頼人

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    読み切るのに30分もかからなくてびっくり(笑
    探偵家業をしている主人公のところに、昔の彼女が依頼をしてきて……っていうお話。

    成美があんまり必死だったもんだから、何かウラがあるのかと思ったけれど、このページ数なら不可能ですねそうですね……
    キリエちゃんがすごくイイ!人気があるのも分かる、というか、五條さんキリエちゃんの描写やりすぎです(笑

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    2009年10月04日
  • J

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    五條さん!!って感じの本。
    ジェイ、島にスカウトする女。強くてカッコイイ、でも何か寂しい人。
    「もっと強くなりなさいよ。このままじゃ、つまらないわ。仲間に誘うことすらためらわれてしまうじゃない」ってカッコイイな〜秋生はジェイと出会ってものすごくいい方向に変わったけど、秋生と出会って、ジェイも何か変われたのかな?
    でも、ジェイがどうなったのか、秋生がどうなるのか…続きが出るといいなぁ。

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    2009年10月04日
  • 3way Waltz(スリーウェイ・ワルツ)

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    鉱物シリーズファンなら必読! エディとタキは名前出てるのに、アナリストがかたくなに「アナリスト」なのは何故だろう?でも、久しぶりに彼に会えて嬉しかったわw

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    2009年10月04日
  • J

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    帯や広告を見たときには、魅惑的な女性を追うことで変わっていく少年を想像してましたが…憧れの男性に追いつこうとする少年な話ですね(苦笑) 主人公のまっすぐな成長ぶりが、どちらかというと青春小説の印象を残す物語でした。

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    2009年10月04日
  • 冬に来た依頼人

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    薄かったので、さらっと読めました。が、ちょっと物足りなかったかな。でも、人間の描写が素晴らしく、ぐいぐい引き込まれてしまいました。始まりは、昔の恋人が、夫を探して欲しいと依頼してきたこと…。主人公と同じように昔の恋人になんか頼むか? と思いながら読んでしまいました(笑)このお話の主人公の桜庭も、鉱石シリーズの主人公の葉山と同じく押しが弱いタイプのようです。シリーズになっているようなので、これからの展開に期待です。
    2003/02/05

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    2009年10月04日
  • 冬に来た依頼人

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    前にも読んだことがあるけれど「蝶狩り」から戻って読んでみた。
    1時間ぐらいで気軽に読める。でも気軽に読めるぐらいの内容でもある。
    「蝶狩り」も経て、もうちょっと主人公周りの背景を知りたい気持ちになる。

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    2021年01月07日
  • 蝶狩り

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    最後に見つけたい人が見つかるまでは面白かったけど、他の方の感想にもあるようにラストが投げて終わって、どこに投げたのかも生憎無知なもので察せないまま終わりました。
    渚ちゃんとどう折り合いをつけるのかだけでももうちょっと知りたかったな。

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    2021年01月07日
  • ROMES 06

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    久々に五條瑛さんが読みたくなり。
    五條さんの小説は、なんといってもキャラクターが魅力的!働く男たちが、とにかく格好よすぎるんだよなぁ……。
    2006年刊行だからか、事務職の女性に「おい、お茶」とか、時代を感じる描写が……。あと、年の頃30そこそこの美人がやってくると、『若くはないが美人だ』。一般に会社なんかでは30歳の女性は若いんじゃないのか……?女は短大卒で寿退社するのがテンプレだったのか……?
    肝心のストーリーは面白かったんですが、セキュリティシステムの描写が、本職のため粗が見えてしまい、痛恨……!こういうの、十代くらいまでは純粋に楽しめたのに、粗が見えてしまうとストーリーが入って来なくな

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    2019年04月17日
  • 焦土の鷲 イエロー・イーグル

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    名称が持つ意味は早々に明かされるイエロー・イーグル、だがその背景は一口では説明できない。主要登場人物に歌舞伎役者がいるが、歌舞伎を観たことがない者にも問題なく読めた。戦争に負けた日本が、しかし事実を受け止めて生きぬかんとする姿が、焦土となった東京で驚くほど生き生きと描かれている。負けてもそこに命があることの凄みを感じた。他方、米国側として登場する日系米国人の苦悩。誰も生まれる場所を選べず、運命にも抗えない。そんな紛れもない絶望がそれでも希望となることもあるとおもえば、生きることに信念を持つ勇気が生まれた。

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    2018年12月18日
  • ROMES 06

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     西日本国際空港に“チーム”を名乗る連中からの脅迫状が届いた。セキュリティセンターの統括責任者であり、西日本国際空港を守る最新地上施設総合システムROMESの全貌を知る唯一の男・成嶋優弥は、愛犬のハルや部下の砂村らと共に空港を守るためにひそかに動き始める。

     かなり分厚い本だったが、スラスラ読み進んだ。テロなどの脅威から空港を守るため、あらゆる機能を備えたROMESが人知れず空港をずっと監視している。プライバシーの観点などから、現実社会ではここまでの運用は許されていないのだろうけど、本当にこれだけの機能があるとしたらすごい。ちょっと「プラチナデータ」を思い出した。人間を信用せず、システムと愛

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    2018年06月15日
  • ROMES 06 まどろみの月桃

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    最先端の施設警備システム・ROMESを擁する西日本国際空港で、密輪の摘発が続いた。税関から協力要請を受けた空港警備チームは、ROMESを駆使して次々と運び屋たちを発見していく。だが、うまく行きすぎる。疑問を抱いたシステム運用の天才・成嶋優弥はひそかに調査を開始する。大模規密輪を隠れ蓑にして進んでいた恐るべきテロ計画。成嶋は首謀者の男の執念に対抗できるか?

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    2018年06月05日
  • ROMES 06 誘惑の女神

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    世界最先端の地上施設警備システムROMESを擁する西日本国際空港に、伝説のテロリスト“アウレリオ”から届けられた挑戦状。死んだはずの男が狙うのは、空港で展示予定の黄金の女神像、そしてROMES!ROMESの天才的な運用者である成嶋優弥と空港警備チームは、世界的な犯罪者集団から女神を守れるのか?

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    2018年06月05日
  • シルバー・オクトパシー 極道転生

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    キャラが濃く、話の灰汁も強いラノベ風味
    他の五條作品のつもりで読み出したらなかなか辛かった……
    と思ったら続編を先に読んでしまったパターンだった

    法の抜け穴などあまり必要の無い知識が増えたがその点はいつも通り面白い

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    2018年05月04日
  • シルバー・オクトパシー 極道転生

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    五條作品にしては珍しく軽いタッチの一冊。
    法の境界線で何でも屋的なビジネスを展開するシルバー・オクトパシーのメンバーは、その人格も能力も個性豊かで面白い。
    革命やスパイもので強烈な存在感を魅せる五條氏ですが、たまにはこんな作品もいいなあ。

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    2018年04月14日
  • シルバー・オクトパシー

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    北朝鮮問題を扱うのはタイムリーといえるような、でももう永らくなんやかんやとやってるんやなー、と言えなくもない。でも拉致問題も脱北者の問題も、まぁ大雑把には他人事だし、当事者には大変な事だろうけども、これを本気でとらえるのはやはり難しい。
    んだけども、やっぱりミサイルともなると話は別で、直接被害を受けるかもしれんとなればやっぱり本気になるわね。
    そんなこんなで時代は変わって、でも相変わらず北朝鮮問題は熱い。なもんだから事実は小説より奇なり、じゃないけど、小説に真新しさというか、すごさが感じられないのは致し方なし。それ以上に凄腕という設定の皆さんのすごさが全然伝わってこないんだな、これが。てか大し

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    2018年03月10日
  • 赤い羊は肉を喰う

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    あらすじ(背表紙より)
    下町・八丁堀で働く内田偲は、単調だが平穏な日々を愛し楽しんでいた。だが街に少しずつ不穏な空気が流れ始め、犯罪が不自然なほど急増する。原因を探る偲が辿り着いたのは、人を思い通りに操ろうとする企みだった。金も力も組織もない若者は街を救えるのか?心理操作の恐怖と人間の“愚かしさと愛しさ”を精緻に描く鮮烈エンターテインメント。

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    2017年05月09日
  • シルバー・オクトパシー

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    久しぶりの五條瑛さん。読み始めから場面転換が早くスピード感があり、あっと言うに読み終えました。キャラクターは筋金入りの亡八、金の為なら何でもやると言うボスと8人のメンバー(シルバー・オクトパシー)なのだが、五條さんのキャラはやはり憎めず魅力がある。欲を言えばもう少しキャラの深い部分も知りたいと思うので次回作を期待します!

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    2016年05月28日
  • ROMES 06 まどろみの月桃

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    シリーズ3作目。
    目新しいというストーリー展開でもないが、キャラが立っていて次第に愛着が湧いてくる。
    続いてほしい作品。

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    2016年05月02日