あらすじ
世界最先端の地上施設警備システムROMESを擁する西日本国際空港に、伝説のテロリスト・アウレリオから届けられた挑戦状。死んだはずの男が狙うのは、空港で展示予定の黄金の女神像、そしてROMES! ROMESの天才的な運用者である成嶋優弥と空港警備チームは、世界的な犯罪者集団から女神を守れるのか? 大人気サスペンス第二弾。
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Posted by ブクログ
2012-127
続編も面白かった!!
ドキドキな展開で手が止まらない。
成嶋は唯一、砂村のことは信頼してるんやね。
まだまだ続きが読みたい。
Posted by ブクログ
前作に輪をかけて面白い!!人間の悪意、犯罪者たちの攻略計画に対抗する史上最強の監視システム・ROMES。登場人物(特に犯人側)の人間ドラマも見ものです。長編だし、結構ハードボイルドだし、おすすめする人を選ぶ作家さん(「プラチナビーズ」とか…)だけど、このシリーズは広く楽しんでもらえるんではないでしょーか。早く新作も読みたい!
Posted by ブクログ
かなりおもしろかったです。五條作品は尻つぼみなことも多くて、途中はおもしろくて最後があっけないというスカンを食うこともあるのですが、この作品は最後まで楽しめました。
タジリとリョウのサイドストーリーが効いていたからだと思います。
自作も楽しみです。
Posted by ブクログ
前作に引き続き、架空の人工島である西日本国際空港を狙うテロ組織に対して、その高い頭脳と警備システム「ROMES」で立ち向かう成嶋との攻防を描いたシリーズ2作目。前作にて反則技も含めた「ROMES」の機能紹介が充分にされてるだけに、今回はシステムに関する余計なアピールが省かれて純粋にストーリーが楽しめる作品となっていた。
ストーリー的にも、死んだはずの伝説的なテロリストの名を語る犯人やテロ組織の狙いなど、前作とは異なってミステリー的な要素もしっかり織り込まれているし、何よりも本シリーズの主軸である「ROMES」の開発に至る裏事情と成嶋の性格形成に踏み込みつつもうまく事件と絡まっていてエンターテイメント作品としての完成度の高さが感じられた。しかも、テロリストを逆手に取った保険会社のビジネス戦略に関する設定は妙な説得力があって、作品の本質とは別にしてもリアリティのある展開だったしで。。。
もちろん、成嶋のキャラクター性も健在で、自分の信念に基づいてテロを迎え撃っていく頭脳戦はこのシリーズの醍醐味としてしっかり受け継がれている。ま、成嶋も人間を信じていないと言う割には、砂村を呼び戻すなど、結果的に部下の器量を計算した戦略を講じてるってツッコミは少なからずともあるけれど。。。
何にしても、テロ組織側の人間模様の描き方、事件の背景・全景の表現方法など、物語を盛り上げる手法もうまく機能していて、前作に感じたストレスを見事に消化できたので、個人的には前作より面白く読めた作品だった。
Posted by ブクログ
世界最先端の地上施設警備システムROMESを擁する西日本国際空港に、伝説のテロリスト“アウレリオ”から届けられた挑戦状。死んだはずの男が狙うのは、空港で展示予定の黄金の女神像、そしてROMES!ROMESの天才的な運用者である成嶋優弥と空港警備チームは、世界的な犯罪者集団から女神を守れるのか?
Posted by ブクログ
空港警備システム、ROMESを巡るシリーズ2作目。
「誘惑の女神」と呼ばれる金の銅像を狙う犯罪チームとの闘い。
初っ端から主人から離されて、尻尾の丸まったわんこのような砂村に笑いました…。
ROMESシリーズは空港側と犯人側、両方の視点から描かれて最後に一点に終着するのが面白いです。
Posted by ブクログ
最強の空港セキュリティシステム”ROMES"
VS
伝説のテロリスト(強盗)
合法スレスレ、でも超高性能システム”ROMES”の完全っぷりと、
不完全ながらも、完全を超える人間の対比が面白い。
Posted by ブクログ
前作に比べ、どうも散漫な印象があり、面白いっちゃ面白かったけど、通り一遍の2時間ドラマ的な面白さしかなかったような・・・
視点が多すぎるのかも・・・
一人一人にドラマがあるようで、でも、それを書ききれてなくてドラマチックになってなかった。
砂村君は相変わらず、ROMESと主任大好きでいじらしくていいんだけど、ただ、大好き~♪ってしっぽ振ってんのに、相手にされなくていじけてるだけのような・・・前作で描かれてたような鬱屈した内面が見えなくてちょっと面白くなかったわ。
まあ、それだけ吹っ切れた部分とか成長した部分があるんだろうけど、それならそれで、もう一つ主任との関係を踏み込んで欲しかったような~