五條瑛のレビュー一覧

  • 冬に来た依頼人

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    キャラが魅力的な小説。短さと規模感がいい。ネオハードボイルドらしい。なんだそれ。五條作品初心者におすすめ!

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    2013年11月24日
  • 消滅のリスト

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    複数の視点から書かれているので初めは読みにくい。(横田は出てきても鉱物の彼らは出てこないし)
    けれども、会議の骨格が明らかになるにつれて物語に引き込まれる。

    他のシリーズに比べれば今ひとつだけれども、改めて国際社会の現状について思い直してみたくなる。

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    2013年10月14日
  • ROMES 06

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    五條作品2つ目。06って書いてるから“ああ、6巻しかないのか”と思った、違った。テンポよくキャラや設定も魅力的なお話。事件があって犯人がいるからミステリなんだろうけど、主人公が警察さんじゃなくて、警備さんだから、犯人探しに重きがおかれないところが、気に入った!映像化してるのかな、映像化に向いてると思う。面白かったし次も読もう。

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    2013年09月14日
  • ROMES 06

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    関西の海上にある架空の空港を舞台に空港のセキュリティシステムの開発者、成嶋とテロリストグループ「チーム」の攻防を描いたサスペンス。

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    2013年08月06日
  • ROMES 06

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    ネタバレ

    成嶋のキャラ、好きです。
    先の先を読んで、冷静で、でもわかりずらい。

    登場人物が多過ぎる気はするけど、まあ、メインの人間までぼけることはなかったので、まあ、いいかと。

    他のも読んでみたいなと思います。

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    2013年06月05日
  • ROMES 06

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    ネタバレ

    面白かった。
    最新システの長所と弱点を知り尽くした成島さんが、格好いい。捜査するのは自分の仕事じゃない、守りきることが使命だ、と揺るがない信念も格好いい。
    NHKでドラマになっている。確かドラマでは、ROMESの攻撃機能を使って要人を攻撃しようとするテロだったのに対し、「日本のROMESには攻撃機能はないんですよ」というオチだった。原作では、逃げようとするテロ犯人を、攻撃機能を使って足止めしていた。これは、ドラマの方が賛同できるかな。

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    2012年11月26日
  • ROMES 06

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    クールで動じない天才・静の成嶋とその成嶋に認められたい・動の砂村。この二人のキャラクターと掛け合いが好き。あと、クールなのに愛犬・ハルにはメロメロな成嶋がいいです。
    分厚いなぁ、と思っていたけど、ぐいぐい読めて楽しめました。ドロドロしてるわけじゃないけど、なんとなく人間臭さがあるけどそれが嫌じゃなく、面白かったです。続きもそのうち読もう。

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    2011年08月28日
  • ROMES 06 誘惑の女神

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    かなりおもしろかったです。五條作品は尻つぼみなことも多くて、途中はおもしろくて最後があっけないというスカンを食うこともあるのですが、この作品は最後まで楽しめました。
    タジリとリョウのサイドストーリーが効いていたからだと思います。
    自作も楽しみです。

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    2011年08月23日
  • ROMES 06 誘惑の女神

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    前作に引き続き、架空の人工島である西日本国際空港を狙うテロ組織に対して、その高い頭脳と警備システム「ROMES」で立ち向かう成嶋との攻防を描いたシリーズ2作目。前作にて反則技も含めた「ROMES」の機能紹介が充分にされてるだけに、今回はシステムに関する余計なアピールが省かれて純粋にストーリーが楽しめる作品となっていた。

    ストーリー的にも、死んだはずの伝説的なテロリストの名を語る犯人やテロ組織の狙いなど、前作とは異なってミステリー的な要素もしっかり織り込まれているし、何よりも本シリーズの主軸である「ROMES」の開発に至る裏事情と成嶋の性格形成に踏み込みつつもうまく事件と絡まっていてエンターテ

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    2011年06月02日
  • ROMES 06

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    ネタバレ

    最新の設備を備えた大空港と、それを守る者たちのクールな戦いがテンポよく描写されていて、一気に読めた。楽しめる作品ではあるが、犯人側には一分の同情心もわかなかったな(笑)。特に、キーになる空港に対する破壊活動の真の動機については、これは八つ当たり以外の何物でもないよなぁ。これはこれで作者の持ち味かな。

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    2011年05月07日
  • ROMES 06 誘惑の女神

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    ネタバレ

    NHKでドラマになった「ROMES」の続編。
    ちょっと成嶋の過去がわかった。
    相変わらずハルがかわいい♪

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    2011年04月16日
  • ROMES 06

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    NHKでドラマ化されて初めて五條さんの作品と気づいて購入。五條さんの作品はやっぱりおもしろかった。空港でテロとの戦いという設定ながら割と淡々と進行していきさして緊迫感もなかった。テロとの戦いより成嶋と部下の砂村とのかけひきの方が気になってしまったwドラマも改めて見直したい。

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    2016年03月22日
  • J

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    あらすじ:人生の生きる指針を見失った浪人生である主人公が偶然怪我をした女性を助ける所から物語は紡がれる。彼女は名前を「J」とだけ残し、彼の元を去ってしまう。Jとは一体どんな存在なのだろうか?また彼女がほのめかす人生の再出発地である「島」とは何か?

    謎と憎しみが交差する本格サスペンス

    楽園なんて人々が生み出した幻想
    だがそこでしか生きられない人が確かに存在する

    「誰に何をぶつけても、あなたが失ったものは戻ってこない。もっとたくさんのものを失うだけよ」
    それは断ち切れない憎しみの連鎖

    「もしかしたら、わたしたちの一番大きな過ちは、救いを自分以外に求めたことだったのかもしれない。自分で自分を

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    2011年01月19日
  • ROMES 06

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    架空の人工島、西日本国際空港を舞台に世界最先端施設警備システム「ROMES」を操る成島と、過去の悲しみを抱えたテロ組織チームとが頭脳戦を繰り広げていく。ハラハラ感や息の詰まるような展開はないが、不特定多数が自由に出入りしつつも閉鎖的な人工島の空港を逆手に攻めるテロ組織と、まだその全能力をフルには活かせない「ROMES」を如何に駆使して空港の安全を確保していくのかといった成島の手腕との凌ぎあいが本作の魅力の1つだろう。

    ストーリーの展開や頭脳戦も然ることながら、犯人側も空港側の人物もそれぞれのキャラがしっかりと裏付けされているので飽きさせることなく読ませる作品になっていたように思う。特に成島は

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    2011年01月13日
  • J

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    ネタバレ

    日本人の考え方、昨今の冷たさに憎みを置いた感じ。最後は展開が早すぎた。もやもやしたところはもやもやのままなのでスッキリしなかったけど、面白かった。このテのお話は好き。
    物語はジェイという女性を中心に、2人の男性(秋生と時津)の人生の歯車が狂う。

    ジェイは“島”から“兵士”のスカウトに日本に潜り込んだ。秋生は街で偶然ジェイと出会い、その後も何度かジェイを見かけるようになる。しかし、ジェイを見かける場所は決まってテロが起きている。ジェイとテロと島の関係に不審を抱きつつも、秋生は何も行動できないでいる・・・。日々のストレスから厭世的になった時津はジェイにスカウトされ、家庭を棄てて島に行き、兵士とな

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    2011年01月12日
  • ROMES 06

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    国営でドラマ化された本。空港を狙ったテロ事件とそれを阻止するセキュリティチームの話。
    天才と呼ばれる成嶋と事情を抱える砂村が立ち向かう【チーム】と名乗るテロリストたち。それぞれの人物が事情を抱えていて、それぞれに理由のある行動を取っているからこそ、犯罪を未然に防ぎたいと奔走する人々の姿が印象的な一冊。
    ドラマのキャスティングは個人的に「うーん?」という感じだったので未視聴。私の脳内の中の成嶋と砂村の身長差は砂村>成嶋です。そこだけは譲れない。

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    2010年06月06日
  • ROMES 06

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    五條さんはもともと好きだけど、これはTV見てから存在に気づいた;悪いけどTVは面白くなかったけど、五條さんがこんなつまんんない訳はないだろうと思って文庫を購入。

    やっぱり原作は面白い!

    犬好きなのでハルが出てきただけでテンションあがったけど、成嶋さんがハルにめろめろなのがまた堪らないv ああいう偏った男は、現実にはつきあいたくないけど小説の中ではすごく魅力的に見える。

    砂村もちょっと卑屈な印象があって、二人の成長物語的な感じになるのだろうかと思わせる、ちょっと期待できるシリーズ。

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    2010年04月19日
  • 赤い羊は肉を喰う

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    もやもやも残るラストだったけど、読後感はすごくよかった。主人公の偲ちゃんやそのまわりの男の子達の、健やかさ、気持ちの良さに、救われる感じ。
    「理解」と「共感」は違う!ということを思わされました。
    偲ちゃん、リベンジプリーズ!ですなw

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    2010年02月25日
  • 赤い羊は肉を喰う

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    読み応えありました。
    すごいボリューム。
    おもしろかった。

    ほかの作品とリンクしてるところとか、
    すごくファンの心をくすぐる作りだし、
    五條瑛の世界観が満載で楽しかった。

    願わくば…。
    この作家さんの作品では良くあると感じているんだけど、
    この登場人物怪しい感を漂わせるから、
    読んでいる方はいろいろ気がつくんだけど、
    主人公はそのことになかなか気付かない、という場面があって、
    それってちょっとフラストレーション。

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    2010年02月11日
  • 赤い羊は肉を喰う

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     群衆心理を逆手に「人間を操作する」という怖さが描かれています。
     東京ののんびりとした下町が、心理操作で徐々に不穏になっていく。人間が人間の心理を巧みに操り、故意に「無意識の悪意」を作り出していく。その黒幕と戦う主人公のお話。
     読んでて「ん?」というような人物や組織の描写が有ったのですが、もともと別の作品(鉱物シリーズ)のスピンオフのようです。それを知らずにこっちを先に読んでしまったけれど、それでも充分楽しめます。

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    2010年02月05日