マイケル・ブースのレビュー一覧

  • 英国一家、フランスを食べる

    購入済み

    好きなことを突き詰めていく姿勢

    食に対する著者の気持ちに、敬意を表します。本当に勉強家で努力家です。テレビの「日本を食べる」のアニメーション部分がどうしても納得できませんでした。原作のほうが著者の真摯な気持ちがよくわかります。彼は決してふざけてはいません。

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    2018年05月06日
  • 英国一家、フランスを食べる

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    ネタバレ

     大ブレイクした「日本を食べる」シリーズより、以前の話になります。(出版年はこちらのほうが先ですが)
     「日本」より、軽妙さはほどほどですが、ユーモアは変わりません。
     内容はフレンチの専門学校に入って、修行し、その後某有名レストランで働くまでです。

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    2016年03月15日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    ネタバレ

    イギリス人の筆者から見た日本食や日本の文化について沖縄から北海道を巡りながら語られている作品
    私たちが当たり前と思っていることでも、筆者の目線で見た疑問に触れることで、再度自分の食文化について考えさせられた
    印象的な内容は長崎に原爆が落とされたにもかかわらず、わずか数年後に加害国であるアメリカのローカルフード、ハンバーガーが佐世保でポピュラーになり、いまや名物となっていること
    そんなこと許されるのかという筆者の見方が印象的だった

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    2022年04月05日
  • 英国一家、フランスを食べる

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    ネタバレ

    フードジャーナリストが、食について学ぼうとかの有名な料理学校ル・コルドン・ブルーの門をたたいた。
    数々の失敗を経て、優秀な成績で卒業する。
    そこでの経験を面白おかしく書いてある。
    試験の時に料理に入れるべきものを入れ忘れ、最後に慌てて入れる著者の行動には笑ってしまった。
    フランス料理についての彼や講師の考え方なんかも興味深い。伝統的なフランス料理は思った以上にカロリーが高くて体に悪そうだ。だからあんなに美味しいのだけれど。
    ところどころで、有名なレストランの名前も出てくる。
    機会があったら、ぜひ訪れたいと想像を膨らませながら読んだ。
    料理学校の中だけでない料理を取り巻く、面白いエッセイだった。

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    2021年10月20日
  • 三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた

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    イギリス人が見た日本、韓国、中国の関係を考える内容です。
    横浜からスタートして、ペリーの話が入ります。
    なんで竹島や銅像の問題が解決しないんだろう、韓国と中国の日本への憎悪を煽るんだろうと思ったことがありましたが、それぞれの国のいいところもちゃんと触れて、
    結局どうなんだというのはありませんが、勉強になる内容でした。
    ただ、結構重たい内容なので途中で読み疲れました。

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    2021年07月24日
  • 三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた

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    英国人の視点から見た日中韓と台湾の微妙な関係。ナショナリズムに凝り固またらない第三者視点は参考になる。

    「英国一家、日本を食べる」の筆者。日本から韓国、中国そして台湾へ。歴史問題、領土問題など対立する国。それぞれ訪問先で取材した内容を元に考察する。多くの取材者に聞いただけあってなかなか良く調べられているように思う。ただし日本人として見ると韓国、中国の言い分を鵜呑みにしている部分も多いような印象。おそらく中韓の人達が本書を読んでも同じような印象を持つことだろう。

    それでも利害関係のない第三者視点は日中韓の関係を考える上で有用である。

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    2021年01月24日
  • 三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた

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    「英国一家、日本を食べる」で知られる著者が、中国、韓国、日本を実際に回ってみて、三国の関係を考えた本。結論は悲劇的だが、実際の対策への提言はない。まあ、誰でもそんな提言はできないかもしれないが…。英国人という三国の人からしたら外部の人だからインタビューにも本音が出ているのかもしれない。同国人や三国からの人同士でこのようなインタビューは難しいだろうな。それぞれの話題に関わる三国の歴史も書かれていて、面白かった。でも、日中戦争と中国の台湾占領が将来想定されるとは…。いやはや。

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    2020年12月30日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    沖縄の紅芋はあの鮮やかな発色と味の良さは別物と知って驚き!
    これだけ食への情熱をもって異国を旅できるのはすごいなぁ。

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    2020年02月29日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    「英国一家、日本を食べる」で世界的な日本旅行ブームを牽引したマイケル・ブースが、10年振りに日本の食文化を紹介する一冊。当時、4歳と6歳だったアスガーとエミルはもう思春期の少年達だ。

    日本食賛美に終始した「日本を食べる」とは異なり、海苔やバフンウニの将来に警鐘を鳴らしたり、何かを勘違いしてしまったラーメン職人に手厳しい批判をしたり、口に合わないものは口に合わないと評価しつつ、まだまだ世界に知られていない日本食の秘密も惜しげもなく開陳する。個人的にはラーメン、カレー、焼き鳥に続いておでん、蕎麦まで世界にバレてしまうのかと戦々恐々だ。

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    2019年11月30日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    沖縄から知床まで日本横断。グルメレポートのようでもあり、旅行記のようでもあり。こだわりの銘品は気になりますね。ただ褒めるだけでなく、自分の舌に合わないときも、正直に述べているのは、とても好感持てます。日本以外でもマイケルの旅に期待。

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    2019年11月14日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    続編。子供が10代になってから日本をあちこちする。前作よりは子供が大きくなってるからドタバタ感がなく、取材が多め。
    でも私の全然知らなかったようなことまで取材されているから面白かったです。

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    2019年05月15日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    お子さんたちに日本人の勤勉さや 職人のストックさを
    学んでほしいと思ったようで食の職人たちへの取材が多くなっています。内容もすごくストイック!日本人でも知らないような麹と麹菌の違いとか緑茶の起源など
    新書並みに 勉強になります

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    2018年05月15日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    マイケル・ブースさんのこれまでの本の中で一番よま書かれているもの。にほんのありとあらゆるところに行って、食べて、その感想が書かれている。

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    2018年05月06日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    前世紀の末からTVを見なくなり、もう長い時間が過ぎた。特に近年、民法のTVを見て呆れさせられるのは、日本を礼賛する番組の存在である。こうした番組では、たいてい諸外国と日本を比較することによって、日本がどれだけ素晴らしい国であるかを示そうとしている。

    10年前にもなる「英国一家、日本を食べる」で英国人特有のシニカルさと、その食に関する異常な熱情で、稀代のフードジャーナリストとしての立場を確立させた著者が、2016年の3回に渡る日本全国の取材に基づき、現代の日本の食文化を書き綴ったエッセイが本書となる。その紹介にあたり、なぜ冒頭の低俗なTV番組の話をしたか。それは、著者の日本食に関するスタンスが

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    2018年04月15日
  • 英国一家、フランスを食べる

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    料理本のレシピ通りに作っても、上手く作れない。フードジャーナリストとして、これで良いのか???という処が出発点。。食べるだけでは満足しない、新たな境地を開こうとする著者の行動力に脱帽。
    ル・コルドン・ブルーでの修学の様子は、とても興味深い。研修先では、パリの著名なレストラン、キッチンの様子を垣間見ることができ、楽しく読めた。

    久々に「フランス料理用語辞典」を開いたし、フランス料理を食べたくなったぁ。

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    2016年01月22日
  • 英国一家、フランスを食べる

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    一見ユニークだけど、
    相当の負けず嫌いとみた。
    ここまで料理を極めておいて、
    フードジャーナリストに
    戻るところがすごい。
    いつも家族を大事にしていて
    微笑ましい。

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    2015年07月11日
  • ありのままのアンデルセン

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    アンデルセンが旅した旅程をアンデルセンの一生を説明しながら作者も同じコースをとって現代にのこる足跡を見つける。
    難しい。。地理がわからなくて。アンデルセンの本を原典通りの内容で読んでみたいと思わせる本ではありました。

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    2019年05月15日
  • 英国一家、フランスを食べる

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    作者がフランス料理の料理学校に初級〜上級。星付きレストランで働くまでの話。
    フランス料理に明るくなくて、まったくイメージできないまま読み進めてしまいました。。少しは調べながら読んだらもっと面白かっただろうと思います。

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    2019年05月15日
  • ありのままのアンデルセン

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    作者(マイケル)がコペンハーゲンに引越して、語学学校(デンマーク語)の教材でアンデルセンの童話に出逢い、翻訳されてない「アンデルセン童話」の魅力に衝撃を受け、帰りに本屋に立ち寄り童話を買い込み、調べるうちにアンデルセンの旅行記に出逢い、その通りにヨーロッパを旅してみる。という作品。アンデルセンも童話もかなりエキセントリックな感じらしいけど、当時訳した人が原語を理解できてなかったらしい。マイケルという人はかなりシニカルなでユニークな人。だからこそホントはぶっとんでたアンデルセンに傾倒したのだと思う。

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    2019年02月16日
  • 英国一家、日本をおかわり

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    面白かった!
    イラストが気持ち悪いけど…
    虫の章で地元が取り上げられてた!
    一度も行ったことないけど…
    祖父と稲の間を歩いてイナゴをとって、
    祖母が料理してくれたのを思い出す…

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    2018年10月27日