春場ねぎのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
いい作品
全巻読破。
まあ、ラストは落ち着くべきところに落ち着いたという感じですね。
10巻からの、答え合わせのような伏線の回収は見事でした。
過去の巻を見ても、確かに伏線となる表現が使われている。
つまり、「物語序盤から全ての伏線を意識していた」=「連載開始時からほぼストーリーが決まっていた」という事だと思われます。
たしかに、そのくらい練られた伏線だったし、余分な話が少なく、必要なものだけに絞られていた感が強いので、そうだったのでしょう。
(ラスト付近のひげオヤジの話などは完全に余分だったと思いますが)
総括として、五つ子のかわいさが非常に引き立つ作品でした。
最初はキツイキャラだった二乃も、後半はツンデレ全開ですごく愛すべきキャラになったし、五つ子の中では相対的に影の薄かった五月も最後の方である程度帳尻を合わせてきた感があります。
後半はエモいシーンも多く、ジーンときたり、うるっとくる場面も多く、いい感じ。
ただ、敢えて辛口に言わせて頂ければ、あくまでも「少年マンガ的」だったなとも思います。
もっと言えば、「男性向けラノベ的」か。
男版ツンデレでもある主人公のキャラもまさにそうであり、最後まで同級生であるはずの五つ子に対して上から目線だったのはちょっと気になるところ。
作画も、主人公と五つ子は文句なしですが、それ以外のキャラが非常に弱い。
そもそも学園生活なのに、主要キャラ以外の友達がほぼ2人しか出てこないというのもかなり違和感。
全ては主人公と五つ子の関係を描くため、また伏線を張ってエモいラストに繋げる為という面がかなりミエミエでした。
後は、細かいシーンなどで何を表現しているのかわかりづらいシーンがいくつかあった事かな?
このように、無条件で絶賛できるほどの作品という訳ではなく、賛否両論ありそうな作品ではありますが、このかわいさ、エモさはぜひ読んでみる価値のある作品だと思います。
PS.
ネタバレですが、五月のエピソードがもう少し欲しかったところ。
まあ、敢えてあのパターンも悪くないかもとか考えていたら、
「ひょっとして、最初は五月を選ぶ筋書きだったものを、後半に変えたんじゃないか?」
という疑問が出てきました。
確かに、そう考えるとストーリー上も色々都合がつくような…。 -
購入済み
今さらながら読み始めました
もう原作が完結した今、遅まきながら読み始めました。
キャラ絵も設定もかなりベタであり、週刊少年マガジンの「美少女シリーズ」(本作、かのかり、ランウェイで笑って)の中では一番平凡に感じていたから…。
が、読み始めると五つ子たちのかわいさにやはりのめり込んでしまう。
また、基本同じ顔なのに5人の違いを上手く描き分け、さらにはたまに入れ替わるというトリックを用いるところも良くできている。
そもそも結婚相手が誰なのかというメインの謎自体、このトリックを使ったものだし…。
という事で、たぶん全巻購入すると思います。
良作!