イチゼンのレビュー一覧
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購入済み
ヒロインが素敵。
カッコよくて、情に篤いけど素直じゃなくて、可愛くて、大胆で、機転も効き、頭もいい。
大胆で、自分の命より、人を護る事を優先する。
こんな人になりたい。 -
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購入済み
きよ
10巻でめでたく完結したので振り返ってレビューしてみる
この漫画はよくあるゲーム内に転生するタイプのマンガになる
しかし、内容は他の転生マンガと大きく違っている(良い意味で
違いは「ギフトがない」ことに尽きる
神からなにも特別なスキルを貰っていないので、俺TUEEEE!ができない
しかし、バグが多いゲームに転生したので、ゲームの粗を探して攻略を進めていくところが
他の転生マンガと違い、面白いポイントだった
結局、このスタイルは最後まで続くことになる
よくまあ、ここまでありそうなバグを書き出したなと感心してしまった
また、この異世界は「クソゲー」だ
天才ゲーム開発者が丹念に作りこんだMM -
購入済み
原作に追加された描写の数々
猫耳猫というクソ・・・神ゲーに吸い込まれた少年が、バグ知識を利用して死なないように生きる物語です。魅力的なキャラクターと思わぬバグ技の連続が魅力です。原作の方も読んでいたのですが、書籍版で追加されたシーンも多く、一気に読み切ってしまいました。
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Posted by ブクログ
ネタバレキッチリカッチリ大団円を迎えている九巻、完結巻である。
クソゲーと名高い猫耳猫をバグ技で乗り越えるこの物語も、こうして綺麗に納まっているのは大変感慨深いものがある。(なお、ゲームとしての猫耳猫自体は終わっていない模様)
ネット版と同様に、邪神との対決まできちんと収録されている9巻だが、書籍オリジナル要素としては「猫耳猫販売前後における掲示板での反響」が章間に描かれている。
その内容はとても退廃的でリアリスティックなものであり、事前の期待と、あまりのバグに櫛の歯が欠けていくかのようにユーザーは離れ、最後は執拗に煽っていた荒らしすら消える有様である。
ただ、その中でも淡々とバグ報告する -
Posted by ブクログ
ネクラノミコンを付け狙う魔術師ギルドの陰謀と、そうして巻き起こった王都壊滅を収録した8巻である。
ここでのドラマは本当にお見事だった。ミスリードされた展開は終盤、すんなり展開させることでこちらに違和感を感じさせないが、ここでは帯に描かれた言葉から想像するものとは異なる結末が描かれている。
それにしても、王都を壊滅させた邪心の悪意に満ちた振る舞いは恐るべきものがある。さすがは猫耳猫。
文句なしに星五つである。
書籍版オリジナルとして加入したティエルが目立たない展開はやや惜しいし、ここではいつもの書き下ろし短編が収録されていないが、それでも星五つの評価は揺るがなかった。 -
Posted by ブクログ
王都危険NPCランキング一位となる最強のシャドウアサシンであるレイラ・ミルトンとの出会いが描かれた7巻である。彼女との一幕と、その彼女から離れるために向かったアーケン邸での一幕が収録されている。
今回、主人公はレイラへの恐怖からこの世界がゲームであることを暴露しているが、この辺りからこの物語はハーレム物として後編に入る。つまり、ハーレムとしてヒロインらに慕われる展開から、身内意識丸出しの「女の子集団から呆れられる主人公」という構図へと変化していくのだ。
この辺、個人的には物語の移行として疑問もあるのだが、書籍版の改変要素であるティエルにまつわる物語が、今回の外伝「薄氷の接近遭遇」によって -
Posted by ブクログ
今回は生贄の迷宮編と、猫耳猫ても屈指の(個人的には一、二を争う)名シーンである永遠のイーナを収録している。
なんと言っても、彼が覚悟を決めたこの回は特筆すべきエピソードだろう。物語はここから、大きな弾みを持って進んでいくことになる。
それにしても、ヒロインちゃんのヒロインっぷりは外伝によっていや増しており、この辺は書籍版の魅力の一つと言っていいだろう。
ティエルも良いヒロインをしている。ソーマとの再会が待ち遠しいところだ。展開的には次々巻以降に持ち越しだろうが。
良い巻だった。ちょっと間が空いた印象があって、特典SSペーパーもなかなか楽しいものだったし、文句なしで星五つを付けておく -
Posted by ブクログ
今回は生理的に受け付けない感がハンパない対粘菌戦と、直前の会話のネタ振り感がハンパない王都襲撃イベントである。
地味にミツキのイベントが追加されていたり、小話として料理イベントが追加されていたり、相変わらず力の入った外伝が追加されていたり、特典が追加されていたり、小冊子の応募があったりと、挙げていくだけでめまいがする、相変わらずのウスバーさん大丈夫なの状態である。
盛りだくさんで今回も楽しませてもらったが、そろそろ本当に大丈夫なのか心配なところである。
これでアニメ化ともなれば(その流れは生まれつつある)、なんかもう、本当に「頑張ってください!」としか言えない。
特典と良い、外伝と -
Posted by ブクログ
人気Web小説の書籍化第二弾である。先の巻に増して大幅に加筆されており、作者が仰っていた「リンゴ+」に恥じない内容となっている。
展開はやや腰が重いが、それでもシリーズで屈指のバトルとなるだろう「ミンチ大祭」へのリベンジは、やはり素晴らしい。
そして、外伝と、今なら容易に手に入るだろう特典ペーパーは極めて質が高い。外伝はあの二人の物語であるが、猫耳猫にはあるまじきシリアス展開に胸が詰まったし、特典ペーパーではゲームにおけるシェルミアのちょっと意外な人格が覗かれて面白いところである。
ネット版既読の読者にとっても、買ってまず損のない巻だろう。むしろ、作者の方はよくぞここまで書き上げたもの