【感想・ネタバレ】この世界がゲームだと俺だけが知っている 8のレビュー

あらすじ

いくつもの苦難を乗り越え、元の世界へ戻る準備を始めたソーマだったが、その心は揺れていた。そんな中、魔術師ギルドの陰謀に巻き込まれたソーマたちは、ゲーム時代にも知らなかった世界の秘密と、世界を脅かす危機に直面する。過去の大戦の記録、封印された邪神、街全体に張り巡らされた罠。そして……崩壊する街と、次々に倒れていく仲間たち。かつてない絶望の中、ソーマはついに「帰還」を決意する!

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Posted by ブクログ

 ネクラノミコンを付け狙う魔術師ギルドの陰謀と、そうして巻き起こった王都壊滅を収録した8巻である。
 ここでのドラマは本当にお見事だった。ミスリードされた展開は終盤、すんなり展開させることでこちらに違和感を感じさせないが、ここでは帯に描かれた言葉から想像するものとは異なる結末が描かれている。
 それにしても、王都を壊滅させた邪心の悪意に満ちた振る舞いは恐るべきものがある。さすがは猫耳猫。

 文句なしに星五つである。
 書籍版オリジナルとして加入したティエルが目立たない展開はやや惜しいし、ここではいつもの書き下ろし短編が収録されていないが、それでも星五つの評価は揺るがなかった。

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2017年06月02日

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