あらすじ
“ぼっち”ゲーマーの相良操麻(さがら・そうま)はある日、悪名高いバグ多発ゲームの世界に入り込んでしまう。「理不尽」と「運営の悪意」を具現化したような通称<猫耳猫>の世界で、バグ仕様を逆手にとったソーマの冒険がはじまる!
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きよ
10巻でめでたく完結したので振り返ってレビューしてみる
この漫画はよくあるゲーム内に転生するタイプのマンガになる
しかし、内容は他の転生マンガと大きく違っている(良い意味で
違いは「ギフトがない」ことに尽きる
神からなにも特別なスキルを貰っていないので、俺TUEEEE!ができない
しかし、バグが多いゲームに転生したので、ゲームの粗を探して攻略を進めていくところが
他の転生マンガと違い、面白いポイントだった
結局、このスタイルは最後まで続くことになる
よくまあ、ここまでありそうなバグを書き出したなと感心してしまった
また、この異世界は「クソゲー」だ
天才ゲーム開発者が丹念に作りこんだMMOとは違うのだ
自分の脳裏には、昔ファミコンでプレイした「摩訶摩訶」というゲームが脳内再生された
摩訶摩訶というクソゲーは結局クリアできなかったが
このマンガを読むことでクリアした気分になった
ゲーマーな読者ほど面白く読み進められると思う
Posted by ブクログ
人気ネット小説の書籍版のコミカライズ作品である。漫画担当は原作イラストを配置していて、絵柄に違和感がないのが特徴だろう。
設定説明が必須のこの作品において、効率的に物語を披露していく腕前は、もはや誉めるしかない。すばらしい出来映えだった。盛ってるポイントも的確で、良いコミカライズである。
設定解説時に置かれた猫耳キャット君(仮名)も良い味を出している。このへん、本当に上手いなと思う。
まだまだ序盤だが、テンポの良い作品を楽しませていただいた。星五つである。
ボッチゲーマーのソウマが悪質な運営のミスやバグが多いゲーム「猫耳猫」の世界に飛ばされて、バグを逆手にとりこの世界から脱出 するためにクリアを目指す話