吉井智津のレビュー一覧

  • インビジブル・インフルエンス 決断させる力 あらゆる行動を方向づける影響力の科学

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    人が何かを選択するとき何に左右されているかを様々な心理学的実験より推論したものです。
    これを読むと好きになることは自発的なものに見えて外的影響がほとんどであるとわかります。

    丁寧に話が進んでいく印象で、1つの法則に対して複数の実験を引用し、また引用元もしっかり記載されていました。
    そのため内容に対して科学的に信用が持てました。

    私はエンジニアなので直接的に仕事に影響はないですが、良い知見を得ることができました。

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    2018年07月09日
  • インビジブル・インフルエンス 決断させる力 あらゆる行動を方向づける影響力の科学

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    ゴキブリの話がいい。人は他人に見られていると成果があがる。得意なこと。単純なこと。難しいこと、複雑なことだ反対に下がる。
    人は真似る。親密、安心。一方で同じ服は好まない。

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    2017年05月22日
  • 闇の牢獄

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    北欧スエーデンを舞台にした警察小説。急死された「ミレニアム」の作家さんの後を引き継いで書かれた方の作品なので期待したが、少し違ってた。向上心の強いミカエラという女性警官が心理学者レッケのアドバイスの基に真犯人に迫る。ただ、この博士は鎮痛剤の酷い依存症で、読んでいてもハラハラが止まらない。貧民街のミカエラに対してハイソなレッケと、情報が多すぎて事件そのものに感情移入できなかった。

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    2026年01月30日
  • 闇の牢獄

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    スウェーデン発北欧ミステリー。警官ミカエラは駅で心理学者レッケ教授の一命を取り留める。二人が審判員撲殺事件の真相解明。事件の裏にタリバンの音楽家弾圧があり一筋縄ではいかない面白さ。

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    2024年03月05日
  • 闇の牢獄

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    ミレニアムを引き継いだ作者の本だったので読んでみたけど、面白いんだけど、面白いのだけどちょっと中途半端な気がする。
    シリーズ化するのだろうか

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    2023年10月10日
  • 闇の牢獄

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    魔法とドラゴンでファンタジー⭐︎みたいなタイトルだなと思ったら全然違いました。
    そう言えば今まで読んだ北欧ミステリーはほぼ白人しか出てこないな。個人的には多様性とかどうでもいいのですが。
    牢獄に囚われているのはハンスの精神じゃないのかな? 
    とにかく読むのに時間がかかった。

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    2023年10月03日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    ネタバレ

    イスラム教徒過激派による少数派信者に対するジェノサイドを経験した女性の悲劇の物語。
    彼女の生い立ちからISISの襲撃、その後の性奴隷にされた日々、決死の覚悟で逃げ出してから今日の活動までを赤裸々に綴っている。
    小説を読んでいるようでハラハラした。

    コンゴの医師の本を読んだ後だったから、不謹慎にも「アフリカよりはマシでは?」と思ってしまったが、圧倒的に違うのは、アフリカでの性暴力はあくまでも違法であるのに対し、この著者が経験したことはイスラム国では合法だったこと。
    合法的に裁判所の手続により性奴隷にされるというのは異様である。

    男性が男性であるが故にこの世界から性暴力を根絶するのは難しいのかもしれない。
    この著者も自身に起きた悲劇全て(家族が虐殺されたことなど)を話したいのに、人はレイプのことばかり聞きたがるというのがその証拠だと思う。

    この女性は強く賢く勇敢なのだと思うが、一点だけ賛同できない考えがあった。
    ISISの襲撃や暴力を黙って見ていた人達を憎むことはちょっと違うと思う。
    暴力に立ち向かうにはそれなりに勇気と力が必要だし、自分に利害がなければなるべく関わらないようにしようと考えるのが人間である。

    他の宗教や考え方を受け入れない姿勢は著者の宗教に起因があるのかもしれない。
    しかし、そういう考えが争いの火種になり、今日の紛争や性暴力の原因になっていることを私たちは知る必要がある。

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    2022年07月03日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    本当のイスラム教の教えを知らなければイスラム教という世界三大宗教の誤解を招きかねない内容だと思うので、読む前にイスラム教とはどういう宗教なのかということを知っておいたほうがいいと思います。
    この本を読むとイスラム教自体に嫌悪感を覚えるかも知れません。
    内容的には奴隷や拉致をされた人たちの話なので、そういった人たちが書く内容としては『ありきたり』かなぁと思いました。

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    2022年06月08日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    ISISは他の宗教を信仰することを許さない。人々へ改宗を迫り、拒否すれば殺されるか未婚女性はサービヤ(性奴隷)として売られていまう。さらに彼らはレイプを自身の快楽や征服のためだけではなく、ヤズディ教の女性を宗教社会的に破滅させるための手段として使っているところが残酷すぎる。「ISISがなぜレイプするのか。ヤズディ教徒の未婚女性によって、イスラム教に改宗させられ、処女でなくなることがどれほどの打撃になるかをISISは知っている。だからこそ彼らは私たちがいちばん恐れていること、つまり私たちのコミュニティと宗教的指導者が、私たちが帰っても受け入れないことを利用したのだ。(本書より抜粋)」ISISがイスラム教以外の宗教を消そうとする行為は、ナチスによるユダヤ人迫害を思い出させる。これも多くの被害者が長らく声をあげられずにいたが、本書のナディアさんのように生き延びて世界へ発信する勇気を持つ人が増え、ISISが法の裁きを受けることを祈るばかりだ。

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    2022年01月09日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    平和に暮らしていた家族が 宗教差別によって 戦争に巻き込まれ奴隷(サビーヤ)としてイスラム国による家族の虐殺や性暴力、暴力の中もがきながらも亡命を果たし、同じことが起こらないよう 権利擁護団体ヤズタを立ち上げ活動するまでの話

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    2021年03月14日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    イラク北部の小さな村コーチョ、少数派ヤズィディ教徒が暮らしていたが、ISISが村人を大量殺戮、若い女性を連れ去り奴隷として虐待する。犠牲者のサバイバー、ナディアが自身の経験を語る。ISISを告発し、こんな経験をする人をなくすために。

    非人道的抑圧は許せない、維持コストも高くつく、と思いました。

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    2019年07月22日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    シーア派やスンニ派、クルド人、アラブ人など、聞いたことがあっても、それがどのように対立構造を生んでいるのか分からないので、とても難しかった。
    また日本にいると、宗教で争いが起こるというのも、理解できなくて、想像することも難しい。
    宗教によって争いが起こるのなら、そして争いが嫌なんだったら、その信仰をやめたらいいのではないか?と思うのは、日本人だからなんだろうなあ。

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    2019年05月13日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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     映画『On Her Shoulders』鑑賞後に読んだ。
     映画の中で、語られていた内容が、より生々しく詳細に記されている。自伝というにはあまりにも激烈な、これぞノンフィクションと言った内容。

     非常によく書けている文章、あるいは構成で、
     第一部では故郷の村コーチョの平和な日常と、やがてそこに忍び寄るISISの様子が描かれ、第二部が核心部分、ISISによる大虐殺、サービア(性奴隷)としての日々、そして決死の脱出までが。第三部は脱出行の成功、生き残った家族との再会、そして再生への物語が希望を伴って描かれる。
     見事なまでの出来栄えに、共著のジャーナリスト、ジェナ・クラジェスキの手腕が存分に揮われたのだろうと拝察する(映画を見た時のアマル・クルーニー弁護士の存在、アメリカ資本による制作などの背景が、ふと頭をよぎらんでもない・苦笑)。

     いろいろ思わないでもないけど、雑念を吹き飛ばすほど、記述内容は過酷で迫真(?)だった。
     彼女たちが信じるヤズィデ教の教義はよく分からないが、運命論的な世界観を有しているイメージが強い。あるいは来世を信じる輪廻転生を教義に持つことから、おそらく(想像ですが)、辛酸を極めた現状にはある種の諦念か、希望を来世に託す選択をしがちではないかと感じていたが、ナディアの徹底したした「生」への固執、執念には、痛いほど感銘を受けた。これは、ひとえに、母の教えによるところが大きいのではないだろうか。

     ISISに村を侵略され招集されるときに、姪にかける言葉も母の口癖だった。

    “「心配いらないからね」と声をかけた。「全部うまくいくから」。それは母の言葉だった。“

     ISISに拘束される前、万にひとつの可能性に賭け、生きる希望へと繋がる術を伝授するのも母親だ。

    “母は、ヘズニとサウードの携帯電話の番号を暗記しておくようにと私たちに言った。「もしかしたらあの子たちに電話しなくていけないかもしれないから」と言って。だから私は、いまでもふたりの電話番号をそらで言える。”

     ISISに拘束された日々に思い出すのも母のことだった。

    “私は母のことを考え続けていた。人生の中で起こるどんな悪いことも自殺を正当化する理由にはならない、と母はいつも言っていた。「神様が引き受けてくださるんだって信じないといけないよ」。悪いことが起こると母は決まってこう言った。(中略)母は私が生きることを心から願っていた。だから私には死を選ぶことはできなかった。”

     ヤズィデの教義より、彼女を支え、守ってきたのは母の教え、存在そのものだったのではないだろうか。
     彼女の強い意志、信念、そして機転と勇気もあってのことではあるが、奇跡的に脱出に成功し、生き永らえた彼女の伝える言葉は、周囲の様々な思惑が絡んでいるとはいえ、重く貴重なものだ。
     また、彼女は、過酷な体験を経て、自分の言葉の重要性も学んでいることも本書を読んでうかがい知れた。それはISISの支配を脱した検問所での受け答えがビデオに録られ政治的プロパガンダに利用された際のことだ。

    “私の話は、もちろんいまも私個人の悲劇だと思ってはいるけれども、ほかの誰かの政治の道具にもなりうるのだと、このことがあってすぐに学んだ。とくにイラクのような場所ではそうなのだ。自分の発言にはもっと慎重になるべきだった。なぜなら言葉は受け取る相手によってはちがう意味にとられ、あなたの発言はいとも簡単にあなた自身に向けられる武器になってしまうことがあるからだ。”

     故に、本書の記述、映画の中で見た、彼女の発言に信ぴょう性が増したというわけではないが、斜に構える前に、まずは真摯に耳を傾けようという気にもなった。

    “私たちが自分の体験をどこかで話すたび、テロリストからいくらかでも力を奪っているように感じている。”

     少女に、こんな思いを抱かせる大罪を国際社会は許してはいけい。
     協力者と共にISISからの脱走を果たせた翌日の記述が胸を打つ。こんな夜明け、少なくとも私は知らない。知らないでいたい。

    “「怖がらなくてもいい朝」。私は言った。「きれいなところだね」”

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    2019年02月15日
  • こじれた仲の処方箋

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    こじれた仲の…というよりは、謝罪学。
    謝罪について真剣に書かれた本。
    訳者が内容を理解していないのか、元々の書き方なのか、
    話の主体がどこに向かっているのかあいまいな所が数カ所。
    「謝られてるのに、なんかモヤモヤするなぁ」
    の正体は凄く良く解った!!

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    2019年02月23日
  • インビジブル・インフルエンス 決断させる力 あらゆる行動を方向づける影響力の科学

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    影響力とはどう発生しているのかを、人間や動物実験を元に研究され提示してくれてる。
    この影響力を知り、どんな時に必要としてどんな時に不必要とするのかを自分で選択できる様になれば、自分が周りに与える影響力を駆使して世を渡っていけるのだと思った。

    しかし海外の本は長々としててページ数も多いし読みにくく時間がかかるから好みじゃないなぁ。



    「社会的ファシリテーション」
    これはなにかに取り掛かっている時に周りの人がいることで影響を受ける事。
    例えばダッシュしてる時に会長が見てるとタイムが速くなる。
    しかしこれが電撃イライラ棒をやった時に見られてると失敗しやすい。
    つまり慣れている事をする場合には見られる事で「良い影響」を受けるが、慣れてない場合は「悪い影響」を受けやすいという事。

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    2017年04月28日