吉井智津のレビュー一覧

  • 闇の牢獄

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    スウェーデン発北欧ミステリー。警官ミカエラは心理学者レッケ教授の列車飛込みを防ぎ命を救う。二人が審判員撲殺事件の真相解明。事件の裏にタリバンの音楽家弾圧があり一筋縄ではいかない面白さ。

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    2024年03月05日
  • 闇の牢獄

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    ミレニアムを引き継いだ作者の本だったので読んでみたけど、面白いんだけど、面白いのだけどちょっと中途半端な気がする。
    シリーズ化するのだろうか

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    2023年10月10日
  • 闇の牢獄

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    魔法とドラゴンでファンタジー⭐︎みたいなタイトルだなと思ったら全然違いました。
    そう言えば今まで読んだ北欧ミステリーはほぼ白人しか出てこないな。個人的には多様性とかどうでもいいのですが。
    牢獄に囚われているのはハンスの精神じゃないのかな? 
    とにかく読むのに時間がかかった。

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    2023年10月03日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    ネタバレ

    イスラム教徒過激派による少数派信者に対するジェノサイドを経験した女性の悲劇の物語。
    彼女の生い立ちからISISの襲撃、その後の性奴隷にされた日々、決死の覚悟で逃げ出してから今日の活動までを赤裸々に綴っている。
    小説を読んでいるようでハラハラした。

    コンゴの医師の本を読んだ後だったから、不謹慎にも「アフリカよりはマシでは?」と思ってしまったが、圧倒的に違うのは、アフリカでの性暴力はあくまでも違法であるのに対し、この著者が経験したことはイスラム国では合法だったこと。
    合法的に裁判所の手続により性奴隷にされるというのは異様である。

    男性が男性であるが故にこの世界から性暴力を根絶するのは難しいのか

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    2022年07月03日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    本当のイスラム教の教えを知らなければイスラム教という世界三大宗教の誤解を招きかねない内容だと思うので、読む前にイスラム教とはどういう宗教なのかということを知っておいたほうがいいと思います。
    この本を読むとイスラム教自体に嫌悪感を覚えるかも知れません。
    内容的には奴隷や拉致をされた人たちの話なので、そういった人たちが書く内容としては『ありきたり』かなぁと思いました。

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    2022年06月08日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    ISISは他の宗教を信仰することを許さない。人々へ改宗を迫り、拒否すれば殺されるか未婚女性はサービヤ(性奴隷)として売られていまう。さらに彼らはレイプを自身の快楽や征服のためだけではなく、ヤズディ教の女性を宗教社会的に破滅させるための手段として使っているところが残酷すぎる。「ISISがなぜレイプするのか。ヤズディ教徒の未婚女性によって、イスラム教に改宗させられ、処女でなくなることがどれほどの打撃になるかをISISは知っている。だからこそ彼らは私たちがいちばん恐れていること、つまり私たちのコミュニティと宗教的指導者が、私たちが帰っても受け入れないことを利用したのだ。(本書より抜粋)」ISISがイ

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    2022年01月09日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    平和に暮らしていた家族が 宗教差別によって 戦争に巻き込まれ奴隷(サビーヤ)としてイスラム国による家族の虐殺や性暴力、暴力の中もがきながらも亡命を果たし、同じことが起こらないよう 権利擁護団体ヤズタを立ち上げ活動するまでの話

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    2021年03月14日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    イラク北部の小さな村コーチョ、少数派ヤズィディ教徒が暮らしていたが、ISISが村人を大量殺戮、若い女性を連れ去り奴隷として虐待する。犠牲者のサバイバー、ナディアが自身の経験を語る。ISISを告発し、こんな経験をする人をなくすために。

    非人道的抑圧は許せない、維持コストも高くつく、と思いました。

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    2019年07月22日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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    シーア派やスンニ派、クルド人、アラブ人など、聞いたことがあっても、それがどのように対立構造を生んでいるのか分からないので、とても難しかった。
    また日本にいると、宗教で争いが起こるというのも、理解できなくて、想像することも難しい。
    宗教によって争いが起こるのなら、そして争いが嫌なんだったら、その信仰をやめたらいいのではないか?と思うのは、日本人だからなんだろうなあ。

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    2019年05月13日
  • THE LAST GIRL ―イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

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     映画『On Her Shoulders』鑑賞後に読んだ。
     映画の中で、語られていた内容が、より生々しく詳細に記されている。自伝というにはあまりにも激烈な、これぞノンフィクションと言った内容。

     非常によく書けている文章、あるいは構成で、
     第一部では故郷の村コーチョの平和な日常と、やがてそこに忍び寄るISISの様子が描かれ、第二部が核心部分、ISISによる大虐殺、サービア(性奴隷)としての日々、そして決死の脱出までが。第三部は脱出行の成功、生き残った家族との再会、そして再生への物語が希望を伴って描かれる。
     見事なまでの出来栄えに、共著のジャーナリスト、ジェナ・クラジェスキの手腕が存分に

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    2019年02月15日
  • こじれた仲の処方箋

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    こじれた仲の…というよりは、謝罪学。
    謝罪について真剣に書かれた本。
    訳者が内容を理解していないのか、元々の書き方なのか、
    話の主体がどこに向かっているのかあいまいな所が数カ所。
    「謝られてるのに、なんかモヤモヤするなぁ」
    の正体は凄く良く解った!!

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    2019年02月23日
  • インビジブル・インフルエンス 決断させる力 あらゆる行動を方向づける影響力の科学

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    影響力とはどう発生しているのかを、人間や動物実験を元に研究され提示してくれてる。
    この影響力を知り、どんな時に必要としてどんな時に不必要とするのかを自分で選択できる様になれば、自分が周りに与える影響力を駆使して世を渡っていけるのだと思った。

    しかし海外の本は長々としててページ数も多いし読みにくく時間がかかるから好みじゃないなぁ。



    「社会的ファシリテーション」
    これはなにかに取り掛かっている時に周りの人がいることで影響を受ける事。
    例えばダッシュしてる時に会長が見てるとタイムが速くなる。
    しかしこれが電撃イライラ棒をやった時に見られてると失敗しやすい。
    つまり慣れている事をする場合には見

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    2017年04月28日