【感想・ネタバレ】こじれた仲の処方箋のレビュー

あらすじ

母娘、夫婦、姉妹、友人……
・いつかのことをあの人に謝りたい。
・私を傷つけたあの人に謝ってほしい。
・『ごめんなさい』とは言われたが、謝られた気がしない(むしろ余計イラっとした)。
こんな気持ちを抱えたままで苦しんでいませんか?

「ごめんなさい、でも……」
「不快にさせてしまったのなら、ごめんなさい」
「怒らせてしまって、ごめんなさい」
そんな謝っているようで謝っていない謝罪が、どこの世界にもあふれています。

人間関係の悩みは、「謝罪と許し」という視点から解決の糸口が見つかります。
"本物の謝罪には強い癒しの力がある"
"ネガティブな感情の苦しみから自分を解放するために、自分を傷つけた相手を許す必要はない"
by ハリエット・レーナー


【本書のケーススタディ例】
・長く気まずい関係にある妹にメールで謝罪を切り出してもいいか。
・妹の態度を注意したら、自分が悪者になってしまった。どうしたらいい?
・夫の不倫相手からの謝罪電話に出るべきか。
・「ごめんなさい」を連発する友達にイラっとしてしまう。
・母が私(娘)に対して後悔の言葉を口にしつづけるのがつらい。
・私(母)を批判しつづける娘と、どうしたら普通に話せるようになるのか。
・妻の叱責が激しすぎて、夫の謝る気が削がれてしまい、夫婦がますます険悪な雰囲気に。
・やってもらって当然という態度の友人に、一言もの申したい。
・裏切った同僚からの謝罪にどう対応するのがスマートか。
・自分の主張を曲げない夫婦の歩み寄り方。
etc.

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

謝罪の目的とは何か。そもそも謝罪とは何かをあらためて考え、理解、認識、そして反省させられた本であった。
謝罪の目的は相手に許しをそ乞い、得ることだと思っていた。それが相手を癒やすことで許しを乞いてはならないと知らされた。
そして謝罪する時に常に反論と言い訳をしてきたことを反省させられた本であった。

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2018年04月07日

Posted by ブクログ

生きていたら必ず起こる人間関係のトラブルに対して、謝るということの本当の意味、心からの謝罪がどれほどの癒しになるか考え気づく本。
謝り方で相手がどう感じるのか、逆に傷つけられた時に謝ってもらったのに消えないマイナス感情の処理の仕方。
気づく事が多い一冊。

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2018年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうにもならないことが結構あるのだ。それでも謝るなら謝り方を有効なものにすることを考えようと。たしかに謝罪は受けてもらえなかったら無駄玉になるわけだから、納得がいかないわけではない。でも、でも、それでもなお、こじれているということはそれなりのその人にとってかなわないことがあるからなのだ。
脱感作療法が効くなら、どんなにいいだろう。
時々、戻ってこようか。

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2019年05月07日

Posted by ブクログ

タイトルで即購入を決意。人間関係クラッシャーの異名をつけられても文句は言えないレベルで数々の関係を破壊してきたわたしみたいな人間のための本… この本がすべてを解決してくれるわけではないけど、「許さなくていい」という選択肢があるというだけで救われた気がした

なにかあったらいつでも読み返したいと思える、きっとお守り代わりになれる本だろうなと思った。謝り方もめちゃくちゃ難しいけど謝る気ゼロの相手への折り合いのつけ方というのも骨が折れる作業だよね。とりあえず自分にできることをやって、よりよい生活を目指していくのがいちばんの処方箋。

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2018年12月24日

Posted by ブクログ

こじれた仲の…というよりは、謝罪学。
謝罪について真剣に書かれた本。
訳者が内容を理解していないのか、元々の書き方なのか、
話の主体がどこに向かっているのかあいまいな所が数カ所。
「謝られてるのに、なんかモヤモヤするなぁ」
の正体は凄く良く解った!!

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2019年02月23日

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