宮沢洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
村野藤吾展を見に行くために予習として
この本では、甲南女子大学が紹介されています
イラスト解説も面白いしいい本です(^_^)
本文解説も良かったです!
どうしてウルトラセブンの解説が??
…って所もありましたが(;^^)ゞ
戦後の貴重な建物が
どんどん建て替えられていくのは惜しいです
メンテナンスとか経営とかいろいろあるんだろうけどな
ところで、村野藤吾の建築といえば
梅田吸気塔に代表されるらしく
「やわらかな」という表現がされていました
建築家には珍しく家具にもこだわりを見せて
椅子や扉の取っ手も展示がありました
椅子かわいいんですよ足が短くって
取っ手など鉄部も、くにゅっと(^_^) -
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Posted by ブクログ
ポストモダンはもういいやと
思ったけど読んでみて良かった
振り返るに足る建築の流れだ
見たい建築が増えた
今帰仁村中央公民館(象設計集団)
簡単な建築!
新宿NSビル(日建設計)
1階から最上階までの吹き抜け!
つまり筒なのか!
盈進学園東野高校(C・アレクサンダー)
そもそもアレクサンダーの建築が
あることを知らなかった
今回もっとも気になった
見学は難しそうだが
姫路文学館(安藤忠雄)
ポストモダンとするのはなんだけど
姫路城といっしょに行かないと
輝北天球館(高崎正治)
そもそもこの建築家を知らなかった
文章にもあるけどシニカルさがない
「本気のポストモ -
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Posted by ブクログ
日本の近代建築は力強くって魅力的なものが多い。
戦前の名作は保存されるようになったものの、戦後の名作は一般人には理解しにくいのか、老朽化とともにどんどん壊されていくという「戦前の建築が残り、戦後の建築が消えていく」という逆転現象が、現在の日本で起こっている。
それを危機に思った筆者二人が、主に1950〜70年代に建てられた名作建築をターゲットに見学しに行き、ここはこうだとかウンチクをイラストや写真と共に紹介してくれるおもしろい本。
2年前、全くと言っていいほど建築を知らなかった僕は、建築MAPに載っている建築を片っ端から見ていくことにした。その時好きだったのはなんといっても分かりやすい安藤建 -
Posted by ブクログ
映画が好きで、建物が好きなら
きっと楽しめる1冊。
さらにこの著者は
それを建てる「建築家」の描かれ方に
注目しているのがおもしろい。
『私の頭の中の消しゴム』はモテる建築家で
『結婚できない男』は真逆。
施主との妥協を探る『みんなのいえ』に対して
『摩天楼』の建築家は絶対に妥協しない。
それぞれに登場する素敵な建築を
著者が特徴とらえて描いたイラストもいい。
コルヴィアーレというイタリアの大規模団地とか
フランク・ロイド・ライトが設計した
ローラン邸というバリアフリー住宅とか。
コルヴィアーレを見るために
『これが私の人生設計』という映画を
観たくなってしまいました( ̄▽ ̄)