C・J・ボックスのレビュー一覧

  • 熱砂の果て

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    ネタバレ

    ジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十五弾。

    今回はいつもの山の中を離れ、砂漠で闘うネイトとジョー。
    というよりか、ネイトのお話。
    相変わらず政府から追われていて、とある牧場主にかくまわれていたが、
    政府の秘密組織から容疑の抹消を条件に、
    ある人物への接近を依頼される。
    向かったのはレッド・デザート。

    一方、ジョーも「おれの州で連邦政府が何をやってるのか探れ」という知事の命令で、
    グリズリーの追跡を口実にレッド・デザートへ向かう。
    さらに、シェリダンもルームメイトに頼まれてレッド・デザートへ…。

    ネイトとメアリーベスの予知夢のせいか、
    展開が予想通りの感じは否めない。
    それに、グリズリー

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    2023年08月08日
  • 熱砂の果て

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    猟区管理官ジョー・ピケットの盟友ネイトのもとへ、政府の男たちが人質を取って現れた。彼らはネイトの容疑を抹消することと引き換えに、州南部の砂漠地帯で大規模テロを計画している可能性がある男の動向を探り出せと要請した。ネイトは引き受けざるを得なかったが、この件に裏がないはずがなかった。一方のジョーは、ネイトが失踪したと情報を得て砂漠地帯へ向かう。シリーズ屈指の大迫力アクションが展開される冒険サスペンス!

    年に一冊のお楽しみ。シリーズ第16作もアクション満載。

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    2023年07月23日
  • 熱砂の果て

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    〈ジョー・ピケット〉シリーズ。今作の中心にはネイトがいて、シリーズの中でそういう時は特に面白くなる。政府の人間がネイトにある人物の動きを探って欲しいと取引を持ちかけてくる。ジョーはネイトを探しに砂漠に入っていく。徐々に明らかになっていく政府の人間の計画と、それを知ったネイトの反応や行動と守るべきものがハッキリしてからの強さ。ジョーとネイトの間にある信頼関係と、ジョー一家との繋がりもこのシリーズの肝になっていて今作も面白い。

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    2023年06月30日
  • 嵐の地平

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    ネタバレ

    猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ。このシリーズは、アベレージが高く、本作も期待に違わない。このシリーズの最大の読みどころは、アメリカ・ワイオミングの雄大でも有り、厳しい自然描写と銃の描写のリアリティさに有る。(判事が法衣の下に銃を忍ばせ、取り出すシーン有り)今回も、ジョーが春の雪嵐の中、ピックアップトラックで、エルク・キャンプを探し回ってからの悪役との対決シーンが、最大の読みどころでも有る。
    ジョーの養女エイプリルが、意識不明で道路に捨てられていた事件、ジョーの盟友ネイトが襲撃され、重体で病院に搬送された事件、キジオライチョウが殺戮され、コロニーが消滅した事件、この3つの事件が繋がった時、こ

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    2022年12月23日
  • 嵐の地平

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    事件解明されるところ、もちろんとても読み応えあるんですけど、今回は割と牧歌的な展開に思えてしまいました。←こんなふうに感じる自分自身、病的だという自覚はあります。ラストには驚きがありましたが、やや唐突感も。この先の展開、もちろんありますよね。病的な私の期待が高まってますのでよろしくお願いします!

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    2022年09月05日
  • 嵐の地平

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    猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ最新刊。
    期待に通り安定の読み応え。欲を言えばもっとネイトの出番が欲しかった。

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    2022年08月07日
  • 嵐の地平

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    ネタバレ

    このシリーズも邦訳されているのは15作目だとのこと。
    全て読んでいるはずだけど、主人公の成長しないぶりは相変わらず。今回の物語は「自分の敵は自分」という実に皮肉なストーリー。一気に読み終えた。ナイスな読書体験にサンクス!

    作品紹介・あらすじ
    猟区管理官ジョー・ピケットの養女エイプリルが、頭を殴られ意識不明の状態で発見された。彼女と駆け落ちしていたダラスは、かつて女性への暴行事件を起こした疑いがあった。だがダラスの両親から、彼は大怪我をして実家に戻っており、事件とは無関係だと言われてしまう。ジョーはダラスを疑いながらも犯人を探るが。一方、盟友ネイトにも危機が迫っていた……。
    悪辣な犯罪と大自然

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    2022年07月22日
  • 嵐の地平

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    猟区管理官ジョー・ピケットの養女エイプリルが、頭を殴られ意識不明の状態で発見された。彼女と駆け落ちしていたダラスは、かつて女性への暴行事件を起こした疑いがあった。だがダラスの両親から、彼は大怪我をして実家に戻っており、事件とは無関係だと言われてしまう。ジョーはダラスを疑いながらも犯人を探るが。一方、盟友ネイトにも危機が迫っていた……。

    安定のシリーズ第15作。

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    2022年07月11日
  • 越境者

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    ここまで来ると、ある程度シリーズを読んでいないと面白さは半減だろう。
    今回はオールキャストで”事件”に巻き込まれていくのだが、話のスケールが大きいというか、ノンフィクション要素が強すぎるというか。
    もちろん、ボックス作品だけに派手なガンアクションやカーアクションはないのだが、展開はなかなかにハード。特にある登場人物(!)が現れるあたりからテンポが良くなり怒涛のエンディングになる。
    よくまとめたなぁ。
    ただ、娘のエピソードは強引かな?

    あくまでも美しい大自然になじみのある家族、そしてネイトと昔からの定番ドラマも過不足なく描かれているのでじっくり楽しめる。
    どうか、シリーズの翻訳を終わらせないで

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    2021年10月30日
  • 越境者

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    ネタバレ

    そこそこたくさん海外ミステリには手を付けてきたつもりだったけれど、これほどまで長くシリーズ化されたもので、読んでいないだけならまだしも、知らないものがあったなんて。やはり本の世界は奥深い。

    なんとシリーズ21作品中、14作品目とのこと。
    現役ばりばりのシリーズものでいうと、リンカーン・ライム、ハリー・ボッシュシリーズに肩を並べる古参ではないですか。

    舞台はアメリカ中西部の大自然に恵まれたワイオミング州。
    猟が生活に根差した土地ならではの、猟区管理官という法的機関に属するジョー・ピケット。
    様々な事情(前作までのいきさつもあるが、あまり詳しくは触れられていない)から、州知事の子飼いの隠密捜査

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    2021年10月03日
  • 越境者

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    ネタバレ

    ジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十三弾。

    残りの頁数が少なくなっていくのが怖いのは、
    話が嫌な終わり方をするのが怖いのか、
    終わらないで次作へ続いてしまうのが怖いのか。

    ファーカスが登場したが、今回は酷い目に遭っていなかった。
    知事に頼まれて、暗殺を行っている疑いのある牧場へ「調査」へ向かうジョー。
    現地の猟区管理官に協力するという名目だったが、
    あっという間に台風の目になってしまう。

    ネイトが暗殺に手を貸していたのも嬉しくなかったが、
    ジョーにいたっては不法侵入しただけで嬉しくなかった。
    どれだけ、この二人に肩入れしているんだろう。

    シェリダンの大学のでの事件は、
    あまりにあっさ

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    2021年09月30日
  • 越境者

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    邦訳が出るたびに読んでいるミステリのシリーズももう14作目とか。アメリカのど田舎ワイオミング州で猟区管理官を勤める主人公。本来は密猟を取り締まりにあたっているのだがトラブルに巻き込まれやすいというか自分から首を突っ込んでしまうというか…なので上司と地元警察との仲はすこぶる悪い。しかしながら型破りな知事に気に入られており確か何度目かになると思うのだけど前作で辞めた職にまた復帰している。密猟を取り締まるのが主な仕事のくせに銃の扱いが下手で突出した能力があるわけでもないのだが「田舎を踏み台に都会で出世しようと思っていない」FBIの支局長、やり手の妻とかなり凄腕の戦闘能力を持つ謎の鷹匠、達の力を借りつ

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    2021年09月18日
  • 越境者

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    1日で読んじゃった、、。テンボよく、こなれた翻訳でほんとに読みやすいです。これ、ネイト大丈夫なの?と思わざるを得ません。取引きできるのだろうか。そして、エイプリルの振る舞いが元になる事件が次作なんでしょうかね。ここまで読んできて、ジョーやネイト、メアリーベスは家族のように思えてます。次作も楽しみです。彼女、あの人じゃないかと思ったらやっぱりそうでしたね。彼女になってみたい!と以前の感想で書きましたが、ますますその思いを強くしました。タフすぎです。

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    2021年08月31日
  • 越境者

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    猟区管理官の職を辞したジョーは、知事の意向で現場に復帰していた。新たな任務として、大製薬会社の跡取りであるスコギンズ失踪事件の調査を始める。彼は暗殺業を営んでいると思しきテンプルトンの標的にされた可能性があった。さらにスコギンズ失踪当時、ジョーの友人のネイトらしき男が現場近くで目撃されていた。ジョーはFBIと協力し、現地へ赴くが……。

    シリーズ第14作。安定のアクション。飽きさせません。

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    2021年08月20日
  • 発火点

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    猟区管理官ジョー・ピケットの知人、ブッチの所有地から2人の男の射殺体が発見された。殺されたのは合衆国環境保護局の特別捜査官で、ブッチは同局から不可解で冷酷な仕打ちを受けていた。逃亡した容疑者ブッチと最後に会っていたジョーは、彼の捜索作戦に巻きこまれる。大自然を舞台に展開される、予測不可能な追跡劇の行方は。手に汗握る一気読み間違いなしの冒険サスペンス!

    シリーズ第13作。5作目から前作までは未読のまま。この密度、たまりません。

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    2021年08月09日
  • 越境者

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    「ジョー・ピケット」シリーズ。ジョーは情報を集めるためにその場所に向かったはずなのに自分から巻き込まれていく。その感じがいつもながら読み応えがある。不正や間違ったことを正そうとすることや、大切なものを守るためになんとかしようとすること。ジョーのその変わらない信念が今作も貫かれている。ネイトとの友人としての感情と疑ってしまう気持ちで揺れたり、家族、娘のことに思い悩むジョー。何でもできるような人間じゃないからこそ伝わってくるものがある。そして次作が気になる終わり方。早く読みたくなる。

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    2021年07月14日
  • 発火点

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    誠実そうなジョー・ピケット。過去のシリーズを探してみよ。
    それにしてもちょっと無茶苦茶な気もするが。

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    2021年06月16日
  • 発火点

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    今回も安定のストーリー展開と惚れ惚れする自然描写。まるで原始の時代みたいなワイオミング州の山の中で生き、遊ぶ知恵を蓄えた大人たちがうらやましい。今回はネイトの出番が少なかったけど、魅力的な悪役との対決が読みどころ。あー面白かった。4.3

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    2021年02月16日
  • 発火点

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    このミスでランクインしていたので読んでみました。猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズは初めて。全編を流れる緊張感と切れ味のいい翻訳。主人公の正義感への共感、理不尽な事件背景への憤り、それらをものともしない自然への無力さ、と感情を揺さぶる要素もなかなか盛りだくさんで飽きさせません。久しぶりに骨太ないいシリーズに出会えました。これは第一作から読まねば。

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    2021年02月10日
  • 発火点

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    アメリカのど田舎、ウィスコンシンの猟区管理官を主人公にしたシリーズ。ハヤカワ文庫から創元推理文庫に版元移してのこれはもう何作目だろう...かなり長寿のシリーズとなっている。アメリカの地方都市は州の独立性もあってか元気な街がまだ多い印象で今日的には環境問題や資源の問題など地方の方が新しい問題を物語に取り込みやすいのでは、と思うとそこにいち早く目をつけて活かしている作者はものすごく上手い作家だと改めて思った。本作品では環境保護局が悪役。日頃は密猟者を取り締まるのが主な仕事の主人公は管轄外のあらゆる事件に好むと好まざるとにかかわらず関わってしまう才能を持っているのだが、本作では環境保護局の捜査官を射

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    2020年12月13日