C・J・ボックスのレビュー一覧

  • 発火点

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    アクション+ミステリ 大自然の中にある、自然の恐怖、
    殺人を含むミステリがあり、
    後半からのスピード感がとてもおもしろかった。

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    2025年12月04日
  • 暁の報復

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    相変わらずサクサク読めて素晴らしい!ネイトが飾りみたいな感じなのがちょっと不満。私的羨望の的、ミッシーも登場で今回もビジュアルが目に浮かびました。そして、相変わらずこれでもかとひどい事件に巻き込まれるジョーは気の毒としか言いようがありません。ひどい話だけど、これまでに比べて軽めでは?と思えるのは既に異常ですね。ラストもちょっとあっけないかも。次作へのイントロみたいな部分があり、期待できます。

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    2024年09月25日
  • 暁の報復

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    これで彼はおとなしく収監されて
    終わりなのか?
    不安あり。

    来年は2作品が翻訳出版される由、
    楽しみに待ちたいと思います。

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    2024年09月16日
  • 暁の報復

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    ネタバレ

    ジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十六弾。

    何度もこのシリーズに登場し、
    何度も危ない目に遭いながらも生き延びて来たフォーカスが、
    とうとう殺されてしまう。
    「嵐の地平」で刑務所送りになった元ロデオ・チャンピオンが、
    自分の家族の死や四肢麻痺の原因だと思っているジョーに復讐しようとしている、
    という伝言を残して。

    赤外線装置の画面を通して、殺人現場を目撃した幕開けも恐怖だったし、
    コミュニティ・カレッジに通い始めたエイプリルの家に衝撃者が現れ、
    同居人が間違われて刺されたのも怖かったが、
    何と言っても恐ろしかったのは、義母ミッシーの登場だ。
    元チャンピオンの弁護士の妻として現れる。
    猫な

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    2024年07月25日
  • 暁の報復

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    〈ジョー・ピケット〉シリーズ。『嵐の地平』に登場したダラスが出所し、ジョーとの因縁が描かれている。ジョーの家族が狙われ、ハンターが殺害される事件が起きる。その裏にいるのはダラスなのか。二転三転していく中でジョーの友人のネイトの登場や家族間のつながりもしっかり描かれていてシリーズとしての読みどころもある。ダラスの不気味さや、ジョーに対する憎しみの深さが作品の緊張感となっていてラストまで気が抜けない。来年には二作邦訳されるということでそれもとても楽しみ。

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    2024年07月02日
  • 暁の報復

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    猟区管理官ジョー・ピケットの留守電に、知人のファーカスから伝言が残されていた。ダラス・ケイツとその仲間が、ジョーを襲う密談をしているのを盗み聴いたという。ジョーの娘の元恋人であるダラスは2年前の事件で家族ともども破滅し、その一因となったジョーに強烈な恨みを抱いていた。その後ファーカスの遺体が発見され、犯人を捜しはじめるが、ピケット一家にも次々と危機が襲いかかる。

    シリーズ第17作。版元が変わって5作目。毎年紹介が続いていて、本当にありがたい。出来不出来の波があまりなく、いつも楽しんでいる。

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    2024年06月30日
  • 熱砂の果て

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    2024年の2作目は、ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズです。相変わらずの面白さです。
    今回の舞台は、州南部の砂漠地帯レッド・デザートです。物語は、ジョーの盟友ネイト・ロマノウスキが、予知夢を見る事から始まります。それは、砂漠の真ん中で、3台のピックアップ・トラックに乗ったイスラム系戦士が自分に向かって来るという夢でした。そして、予知夢通りの結末に至る訳ですが、それにジョーが、どう関わって来るのか?最後は、正に西部劇の対決シーンの様です。そして、いつものようにジョーの家族が巻き込まれます(笑)。今回巻き込まれてしまうのは、長女のシェリダンです。
    今回描かれているようなテロ計画は

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    2024年02月28日
  • 嵐の地平

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    猟区管理官ジョー・ピケットの次女エイプリルが意識不明の状態で発見される。何があったのか、誰がやったのか、エイプリルは意識を取り戻すことができるのか。冒頭でジョーの仕事に関わるキジオライチョウの殺戮の話があるが、これも後々ちゃんと繋がってくる。ケイツ一家は両親と息子3人、あと長男の嫁がいるが、揃いも揃って悪人だらけ。完全な悪役ってところが、昔のアメリカ映画のようだ。この本の登録者数はあまり多くないので、知名度が高くないのかもしれないが、掘り出し物を見つけた気分になった。

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    2023年09月04日
  • 発火点

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    こいつの面白さはアレですな。
    「事件は現場で起きている!」ってアレ
    東京お台場でもワイオミングの山の中でも……

    しかし、主人公ジョー・ピケットはいい男ですね〜、まぁ現実には滅多にいないですけど。

    始まりから終わりまで、森の中。
    特に後半の迫る山火事と丸太での渓谷下りは、圧巻!
    迫力がありました。

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    2023年09月01日
  • 熱砂の果て

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    ネタバレ

    ジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十五弾。

    今回はいつもの山の中を離れ、砂漠で闘うネイトとジョー。
    というよりか、ネイトのお話。
    相変わらず政府から追われていて、とある牧場主にかくまわれていたが、
    政府の秘密組織から容疑の抹消を条件に、
    ある人物への接近を依頼される。
    向かったのはレッド・デザート。

    一方、ジョーも「おれの州で連邦政府が何をやってるのか探れ」という知事の命令で、
    グリズリーの追跡を口実にレッド・デザートへ向かう。
    さらに、シェリダンもルームメイトに頼まれてレッド・デザートへ…。

    ネイトとメアリーベスの予知夢のせいか、
    展開が予想通りの感じは否めない。
    それに、グリズリー

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    2023年08月08日
  • 熱砂の果て

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    猟区管理官ジョー・ピケットの盟友ネイトのもとへ、政府の男たちが人質を取って現れた。彼らはネイトの容疑を抹消することと引き換えに、州南部の砂漠地帯で大規模テロを計画している可能性がある男の動向を探り出せと要請した。ネイトは引き受けざるを得なかったが、この件に裏がないはずがなかった。一方のジョーは、ネイトが失踪したと情報を得て砂漠地帯へ向かう。シリーズ屈指の大迫力アクションが展開される冒険サスペンス!

    年に一冊のお楽しみ。シリーズ第16作もアクション満載。

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    2023年07月23日
  • 熱砂の果て

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    〈ジョー・ピケット〉シリーズ。今作の中心にはネイトがいて、シリーズの中でそういう時は特に面白くなる。政府の人間がネイトにある人物の動きを探って欲しいと取引を持ちかけてくる。ジョーはネイトを探しに砂漠に入っていく。徐々に明らかになっていく政府の人間の計画と、それを知ったネイトの反応や行動と守るべきものがハッキリしてからの強さ。ジョーとネイトの間にある信頼関係と、ジョー一家との繋がりもこのシリーズの肝になっていて今作も面白い。

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    2023年06月30日
  • 嵐の地平

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    ネタバレ

    猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ。このシリーズは、アベレージが高く、本作も期待に違わない。このシリーズの最大の読みどころは、アメリカ・ワイオミングの雄大でも有り、厳しい自然描写と銃の描写のリアリティさに有る。(判事が法衣の下に銃を忍ばせ、取り出すシーン有り)今回も、ジョーが春の雪嵐の中、ピックアップトラックで、エルク・キャンプを探し回ってからの悪役との対決シーンが、最大の読みどころでも有る。
    ジョーの養女エイプリルが、意識不明で道路に捨てられていた事件、ジョーの盟友ネイトが襲撃され、重体で病院に搬送された事件、キジオライチョウが殺戮され、コロニーが消滅した事件、この3つの事件が繋がった時、こ

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    2022年12月23日
  • 嵐の地平

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    事件解明されるところ、もちろんとても読み応えあるんですけど、今回は割と牧歌的な展開に思えてしまいました。←こんなふうに感じる自分自身、病的だという自覚はあります。ラストには驚きがありましたが、やや唐突感も。この先の展開、もちろんありますよね。病的な私の期待が高まってますのでよろしくお願いします!

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    2022年09月05日
  • 嵐の地平

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    猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ最新刊。
    期待に通り安定の読み応え。欲を言えばもっとネイトの出番が欲しかった。

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    2022年08月07日
  • 嵐の地平

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    ネタバレ

    このシリーズも邦訳されているのは15作目だとのこと。
    全て読んでいるはずだけど、主人公の成長しないぶりは相変わらず。今回の物語は「自分の敵は自分」という実に皮肉なストーリー。一気に読み終えた。ナイスな読書体験にサンクス!

    作品紹介・あらすじ
    猟区管理官ジョー・ピケットの養女エイプリルが、頭を殴られ意識不明の状態で発見された。彼女と駆け落ちしていたダラスは、かつて女性への暴行事件を起こした疑いがあった。だがダラスの両親から、彼は大怪我をして実家に戻っており、事件とは無関係だと言われてしまう。ジョーはダラスを疑いながらも犯人を探るが。一方、盟友ネイトにも危機が迫っていた……。
    悪辣な犯罪と大自然

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    2022年07月22日
  • 嵐の地平

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    猟区管理官ジョー・ピケットの養女エイプリルが、頭を殴られ意識不明の状態で発見された。彼女と駆け落ちしていたダラスは、かつて女性への暴行事件を起こした疑いがあった。だがダラスの両親から、彼は大怪我をして実家に戻っており、事件とは無関係だと言われてしまう。ジョーはダラスを疑いながらも犯人を探るが。一方、盟友ネイトにも危機が迫っていた……。

    安定のシリーズ第15作。

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    2022年07月11日
  • 越境者

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    ここまで来ると、ある程度シリーズを読んでいないと面白さは半減だろう。
    今回はオールキャストで”事件”に巻き込まれていくのだが、話のスケールが大きいというか、ノンフィクション要素が強すぎるというか。
    もちろん、ボックス作品だけに派手なガンアクションやカーアクションはないのだが、展開はなかなかにハード。特にある登場人物(!)が現れるあたりからテンポが良くなり怒涛のエンディングになる。
    よくまとめたなぁ。
    ただ、娘のエピソードは強引かな?

    あくまでも美しい大自然になじみのある家族、そしてネイトと昔からの定番ドラマも過不足なく描かれているのでじっくり楽しめる。
    どうか、シリーズの翻訳を終わらせないで

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    2021年10月30日
  • 越境者

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    ネタバレ

    そこそこたくさん海外ミステリには手を付けてきたつもりだったけれど、これほどまで長くシリーズ化されたもので、読んでいないだけならまだしも、知らないものがあったなんて。やはり本の世界は奥深い。

    なんとシリーズ21作品中、14作品目とのこと。
    現役ばりばりのシリーズものでいうと、リンカーン・ライム、ハリー・ボッシュシリーズに肩を並べる古参ではないですか。

    舞台はアメリカ中西部の大自然に恵まれたワイオミング州。
    猟が生活に根差した土地ならではの、猟区管理官という法的機関に属するジョー・ピケット。
    様々な事情(前作までのいきさつもあるが、あまり詳しくは触れられていない)から、州知事の子飼いの隠密捜査

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    2021年10月03日
  • 越境者

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    ネタバレ

    ジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十三弾。

    残りの頁数が少なくなっていくのが怖いのは、
    話が嫌な終わり方をするのが怖いのか、
    終わらないで次作へ続いてしまうのが怖いのか。

    ファーカスが登場したが、今回は酷い目に遭っていなかった。
    知事に頼まれて、暗殺を行っている疑いのある牧場へ「調査」へ向かうジョー。
    現地の猟区管理官に協力するという名目だったが、
    あっという間に台風の目になってしまう。

    ネイトが暗殺に手を貸していたのも嬉しくなかったが、
    ジョーにいたっては不法侵入しただけで嬉しくなかった。
    どれだけ、この二人に肩入れしているんだろう。

    シェリダンの大学のでの事件は、
    あまりにあっさ

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    2021年09月30日