C・J・ボックスのレビュー一覧
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ネタバレジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十六弾。
何度もこのシリーズに登場し、
何度も危ない目に遭いながらも生き延びて来たフォーカスが、
とうとう殺されてしまう。
「嵐の地平」で刑務所送りになった元ロデオ・チャンピオンが、
自分の家族の死や四肢麻痺の原因だと思っているジョーに復讐しようとしている、
という伝言を残して。
赤外線装置の画面を通して、殺人現場を目撃した幕開けも恐怖だったし、
コミュニティ・カレッジに通い始めたエイプリルの家に衝撃者が現れ、
同居人が間違われて刺されたのも怖かったが、
何と言っても恐ろしかったのは、義母ミッシーの登場だ。
元チャンピオンの弁護士の妻として現れる。
猫な -
Posted by ブクログ
2024年の2作目は、ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズです。相変わらずの面白さです。
今回の舞台は、州南部の砂漠地帯レッド・デザートです。物語は、ジョーの盟友ネイト・ロマノウスキが、予知夢を見る事から始まります。それは、砂漠の真ん中で、3台のピックアップ・トラックに乗ったイスラム系戦士が自分に向かって来るという夢でした。そして、予知夢通りの結末に至る訳ですが、それにジョーが、どう関わって来るのか?最後は、正に西部劇の対決シーンの様です。そして、いつものようにジョーの家族が巻き込まれます(笑)。今回巻き込まれてしまうのは、長女のシェリダンです。
今回描かれているようなテロ計画は -
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ネタバレジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十五弾。
今回はいつもの山の中を離れ、砂漠で闘うネイトとジョー。
というよりか、ネイトのお話。
相変わらず政府から追われていて、とある牧場主にかくまわれていたが、
政府の秘密組織から容疑の抹消を条件に、
ある人物への接近を依頼される。
向かったのはレッド・デザート。
一方、ジョーも「おれの州で連邦政府が何をやってるのか探れ」という知事の命令で、
グリズリーの追跡を口実にレッド・デザートへ向かう。
さらに、シェリダンもルームメイトに頼まれてレッド・デザートへ…。
ネイトとメアリーベスの予知夢のせいか、
展開が予想通りの感じは否めない。
それに、グリズリー -
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ネタバレ猟区管理官ジョー・ピケットシリーズ。このシリーズは、アベレージが高く、本作も期待に違わない。このシリーズの最大の読みどころは、アメリカ・ワイオミングの雄大でも有り、厳しい自然描写と銃の描写のリアリティさに有る。(判事が法衣の下に銃を忍ばせ、取り出すシーン有り)今回も、ジョーが春の雪嵐の中、ピックアップトラックで、エルク・キャンプを探し回ってからの悪役との対決シーンが、最大の読みどころでも有る。
ジョーの養女エイプリルが、意識不明で道路に捨てられていた事件、ジョーの盟友ネイトが襲撃され、重体で病院に搬送された事件、キジオライチョウが殺戮され、コロニーが消滅した事件、この3つの事件が繋がった時、こ -
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ネタバレこのシリーズも邦訳されているのは15作目だとのこと。
全て読んでいるはずだけど、主人公の成長しないぶりは相変わらず。今回の物語は「自分の敵は自分」という実に皮肉なストーリー。一気に読み終えた。ナイスな読書体験にサンクス!
作品紹介・あらすじ
猟区管理官ジョー・ピケットの養女エイプリルが、頭を殴られ意識不明の状態で発見された。彼女と駆け落ちしていたダラスは、かつて女性への暴行事件を起こした疑いがあった。だがダラスの両親から、彼は大怪我をして実家に戻っており、事件とは無関係だと言われてしまう。ジョーはダラスを疑いながらも犯人を探るが。一方、盟友ネイトにも危機が迫っていた……。
悪辣な犯罪と大自然 -
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ここまで来ると、ある程度シリーズを読んでいないと面白さは半減だろう。
今回はオールキャストで”事件”に巻き込まれていくのだが、話のスケールが大きいというか、ノンフィクション要素が強すぎるというか。
もちろん、ボックス作品だけに派手なガンアクションやカーアクションはないのだが、展開はなかなかにハード。特にある登場人物(!)が現れるあたりからテンポが良くなり怒涛のエンディングになる。
よくまとめたなぁ。
ただ、娘のエピソードは強引かな?
あくまでも美しい大自然になじみのある家族、そしてネイトと昔からの定番ドラマも過不足なく描かれているのでじっくり楽しめる。
どうか、シリーズの翻訳を終わらせないで -
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ネタバレそこそこたくさん海外ミステリには手を付けてきたつもりだったけれど、これほどまで長くシリーズ化されたもので、読んでいないだけならまだしも、知らないものがあったなんて。やはり本の世界は奥深い。
なんとシリーズ21作品中、14作品目とのこと。
現役ばりばりのシリーズものでいうと、リンカーン・ライム、ハリー・ボッシュシリーズに肩を並べる古参ではないですか。
舞台はアメリカ中西部の大自然に恵まれたワイオミング州。
猟が生活に根差した土地ならではの、猟区管理官という法的機関に属するジョー・ピケット。
様々な事情(前作までのいきさつもあるが、あまり詳しくは触れられていない)から、州知事の子飼いの隠密捜査 -
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ネタバレジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十三弾。
残りの頁数が少なくなっていくのが怖いのは、
話が嫌な終わり方をするのが怖いのか、
終わらないで次作へ続いてしまうのが怖いのか。
ファーカスが登場したが、今回は酷い目に遭っていなかった。
知事に頼まれて、暗殺を行っている疑いのある牧場へ「調査」へ向かうジョー。
現地の猟区管理官に協力するという名目だったが、
あっという間に台風の目になってしまう。
ネイトが暗殺に手を貸していたのも嬉しくなかったが、
ジョーにいたっては不法侵入しただけで嬉しくなかった。
どれだけ、この二人に肩入れしているんだろう。
シェリダンの大学のでの事件は、
あまりにあっさ