猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズを読み始めて何年になるだろう?
子供たちも成長してシェリダンなんか大学生だよ。
ワイオミングの大自然の中で過ごす猟区管理官という職業をこよなく愛し、家族を大事にし、正義と誠実を貫く馬鹿正直な男。
いつもいつも貧乏籤と言うか災厄が身に降りかかってくる(小説だから
...続きを読むね)
官僚組織を利用した陰湿な陰謀に翻弄され絶望の淵に立たされた家族、ブッチがブチ切れて連邦特別捜査官2名を殺害して逃走。
彼の所有地からは2人の男の射殺体が発見されていた。
そして単身山中に逃走、それを追う連邦捜査官と協力させられるジョー。
主人公や妻のメアリーベスが善良な一方、ヤな奴も結構な割合で出てくるのがお約束。
宿敵ともいえるマクナラハン元保安官、新局長、曲者ルーロン知事、さらにその上を行くパティスタ、部下のアンダーウッド。
最後は溜飲が下がる展開なんだが、最後の5ページでまたホロ苦い真相が出てくる。
個人的にはメアリーベスのビジネスの行方がどうなるかが気になる。
金欠家庭としては、まだまだ頑張らないといけないしね。
ジョーは、知事の口利きかなんかで、次作も猟区管理官になってるよ(たぶんね)
またはガイドかな。