川上泰樹のレビュー一覧
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[初読日不明・再読]
ヒナタからの攻撃を回避し、急ぎテンペストに帰還したリムル。
しかし既に被害は甚大で、更にはその状況すら魔物が悪と決めつける茶番劇、そして有利な形勢のまま開戦を迎えようと進行してくるファルムス王国軍。
怒りに我を忘れそうになるリムルであったが、無理にでも心を凪いだところに現れたエレンに教えられた御伽話。
戻れない道へと踏み出すリムルたち。
元来は戦いを好む訳では無い者であったリムルを、修羅の道へと追い込んだ者たち。
今巻は何とも憤りが溜まる内容でしたが、次巻で晴れる方向ですね…。 -
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[初読日不明・再読]
シズさんの心残りの一つはどうやら解決できたようですが、もう一つの心残りは中々の頑固者で思考の柔軟性に問題がある様で…。
と、リムルの中に眠るシズさんの思いとは別に、只好い国を造りたかっただけの筈が、この世界に於けるバランスを崩し、大きな時代のうねりを造ってしまったみたいですね…。
先の展開を知っているとは言え、同等と見做さない相手に対して如何に利己的なのか、世界や時代が変わっても普遍のソレはやるせないです。 -
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[初読日不明・再読]
イングラシアでのヨシダ氏やミョルマイルとの出会い、そしてドワーフ王国のお店に居たダークエルフとのお姉さんとの再会。
シズさんの心残りの子供らの解決策の糸口は、何とも芋づる式に手繰り寄せられたけど、得られた情報の『精霊の住処』は一筋縄ではいかなそうで…。
で、登場したのは精霊女王であり魔王でもあるラミリス、どうにか上手い様に丸め込んだけど、この辺りも色々と伏線が織込まれていたんですね…。 -
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[初読日不明・再読]
イングラシアに向かう途中で立ち寄ったブルムンド王国、地続きの隣接国として好いお付合いが必要な国、無事に条約の締結は出来たけど、ベルヤード男爵の手腕の前にリムルもまだまだ…。
そして無事に辿り着いたイングラシア王国、再読してみてユウキって登場時点で胡散臭かったと改めて認識。
またシズさんの心残りだった子供ら、アリス、ゲイル、クロエ、リョウタ、ケンヤに会う事は出来たけど、全員の推定余命が…って、先の展開を知ってるからまだしも、何ともエゲツナイ世界ですね。
同じ様な子が他にも居るんじゃ…? -
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[初読日不明・再読]
中庸道化連に暴風大妖禍(カリュブディス)色々あったけど、魔王カリオンの治めるユーラザニアとの不可侵協定の締結や、魔王ミリム滞在中にミリムに掛かり切りでリグルドに行政関係を任せても大丈夫そうと実地確認できたり、悪い事ばかりでは無かった様で…。
次はシズさんから託されている心残りですね。
この近辺は、原作・コミック・アニメでで進行や前後関係が異なる部分ですが、久し振りに読んでみます。 -
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居座り続ける魔王ミリム、そこに魔王カリオンの命を承けてやって来た黒豹牙フォビオ。
本来の役目は威嚇したり恫喝したりでは無い筈だろうに、脳筋のフォビオは…、ヤバ目の魔王っぽいクレイマンに目を付けられてしまいましたね…。
一方で国境を一部接する隣国のファルムス王国から、豚頭帝の状況確認の為に捨て駒として編成された辺境調査団の団長としてテンペストの地を踏む事になるヨウム。
様々な陰謀が渦巻く中、暴威を振るう者が後を絶たないですね…。
魔王ミリムは、先の先まで見通して、この対応だったのだろうか…。 -
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面白かったです。
「転生したらスライムだった件」第25巻は、物語の大きな転換点となる重要な巻です。リムル=テンペストが築いたテンペスト連邦国の成長とともに、新たな挑戦や脅威が描かれています。この巻では、リムルとその仲間たちの絆と強さが試される場面が多く、緊張感と興奮が詰まっています。
まず、この巻の中心には、リムルと異世界の大国との外交関係の進展があります。リムルは、強大な力を持つ魔王として他国との交渉を進めながら、テンペスト連邦国の地位を確立していきます。彼の外交手腕と戦略的な判断が光る場面が多く、リーダーとしての成長が感じられます。
また、新たに登場するキャラクターたちも物語に深みを与えています。特に、 -
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面白かったです。
「転生したらスライムだった件」は、伏瀬によるライトノベルを原作としたアニメで、異世界転生ものとして人気を集めています。以下にレビューをまとめます。
### あらすじ
主人公のリムル=テンペストは、現実世界で中年サラリーマンとして平凡な生活を送っていましたが、不運にも刺されて死んでしまいます。転生した先は異世界で、スライムという弱いモンスターとして生まれ変わります。リムルはその世界で多彩なスキルを獲得しながら、強力なモンスターや魔物と出会い、国を築き上げていく冒険譚が展開されます。
### ポジティブなポイント
1. **ユニークな設定**:主人公がスライムに転生するという独特の設定が新鮮で -
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[初読日不明・再読]
ドワルゴンとの盟約成立、こちらの方は単純に懐かしく読めましたが、クレイマンの方は改めて読んでもいけ好かないですね…。
で、ミリムの行動、初めて見た時には自由奔放に感じたけど、もしかして先の先の先まで見通した老獪な魔王としての行動だったんですかね…。ハチミツも、マブダチも。
そう思ってこの先読み進めば、もしかしたら違う景色が見られるのかな…。