馬渕睦夫のレビュー一覧
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ネタバレここ数年、何かが、特にアメリカで起きていることがおかしすぎると感じ、参考になりそうな本などに当たってきた。馬渕さんの著書をいくつか読み、動画を視聴して、ようやく世界で起きていることが少しずつ理解できるようになってきた。
今回は、ヒトラーについて、私は相当に洗脳的な情報を入れられていたのだと知り、またまたショックを受けた。結局ヒトラーも、グローバリストと反対に位置する存在として、徹底的に追い詰められ、潰された側だったのか。。。ユダヤ人に対するジェノサイドですら、ヒトラーが命令したものだという証拠がない上に、むしろジェノサイドを行ったのは共産主義・グローバリスト側だと。。
グローバリストの、自 -
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いわゆる「陰謀論」に分類されてしまう書だが、歴史の駆動力のひとつに金融資本があったことは間違いがなく、その視点から世界の歴史を読み解くことも現実理解のために必須である。その意味では本書は実に啓発的で目からウロコの連続。ただもちろんカネの流れだけでは歴史は動かない。複合的な視野が必要なのは言うまでもない。
すでに2015年の時点で、アメリカがロシアをウクライナ危機に引き摺り込もうとしていることが喝破されている。この一点だけでも著者の眼力の確かさが窺える。
ユダヤ人と日本人の違いについて、著者はユダヤ人はどこに住んでもユダヤ人だが(宗教が民族を定義する)日本人は住む場所の人になる(郷に入れば郷 -
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読みやすさ★★★★
学べる★★★★★
紹介したい★★★★★
一気読み★★★★
読み返したい★★★★
茶番デミックによるハルマゲドンからグローバリズム化が刻一刻と進む2022年の世界を、多極的に分かりやすくコンパクトに説明できる馬淵先生に敬意を表します。日本に真の知識人がいることに、少しなりとも希望がある。
大前提の知識がないと読みにくい(入りにくい)かもしれないが、馬淵先生の動画を観ているのもあり、注釈も分かりやすく、個人的には知識をブラッシュアップさせる一冊だった。
前著「ディープステート」も読みたくなった。
アメリカの情報機関ですら中国からの圧力に屈している状況については、堤未果さん -
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私にとっての高山正之氏は、メディアの欺瞞に気付かせてくれたコラムニストの一人。元産経新聞記者でもあり、右寄りながら、この国に潜む報道の問題について、舌鋒鋭く指摘してくれるジャーナリストでもある。
やや違和感を持ったのは、未だに日本の工業製品が世界をリードする程優れているという感覚と、白人が恰も一枚岩であるかのような論調。それと、関ヶ原で収穫作業をする農民を戦より優先させた例や異教徒の洗い出しを踏み出で済ませた例を引き、日本人には残虐性が無いかの様な主張。いや、残虐性は一部にはあったし、別にあっても良い。問題は、それを歴史修正した上で、現在に政治利用する事である。
洗脳支配するものは誰か。ア -
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陰謀論とかDSとか最近ネット上でよく出てくるワードの理解が深まったのでよかった。
安倍さんを擁護する部分についてはまだ腑に落ちないところもある。
ヒトラーは遠い国、昔の人だからそうだったの?っていう気持ちにはなった。
歴史修正主義という言葉を初めて知って、そこらへんはまだ理解できたとは言えないけど
どの角度からどう切り取って、メディア(宣伝)にのせて大衆に知らしめる(洗脳?)かというのは、今の医療やワクチンの勧め方を見ても歴史と似ている気がする。
日本を多民族化(分断が始まる)させない、来る外国人を日本人化させてきた日本。
その通りだと思う。
日本人はもっと賢くて、誇りを持った方がい -
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民主党が政権を握ると世界の平和が脅かされるイメージしかないし、とにかくやることなすことが酷いと感じた。
日本のメディアも酷く、きちんとした報道をしてほしいものだと思う。
トランプの退任演説の箇所で馬渕氏が自分の歴史を尊重し敬意を払い、日本の価値を大切にし、生まれた日本の文化を守り育てていくとおしゃっていてとても共感したし、腑に落ちた。
自分たちの国の歴史や文化のことを知り大切にできなければ、自信や誇りが生まれないのかなと思った。
日本には問題が山積みであり、それを解決する立場にいる人がわかっていないのも問題である。
馬渕氏が対談の最後に言っているが我々日本人とはというところを理解して一人一人が -
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今になって移民推進に舵を切り始めた日本は周回遅れもいいところです。(位置NO.437)
テロリストや各種の犯罪者など危険人物が日本にやってくるのを水際で止める入国管理は、安全保障の「最後の砦」のはずです。(位置NO.362)
移民は必ず「国家内国家」をつくる。その結果、地域住民との対立や摩擦が激化し、治安が悪化する、これが世界の現状です。(位置NO.371)
ブレグジットによりEUから離脱した英国が下した判断は移民との決別でした。グローバル化にNOと言っているのです。民族も、お金も経済も一緒くたにすると、どこかが責任をとらなくてはならなくなります。
折角招き入れても、そこで独自社会を作って、 -
ネタバレ 購入済み
欧州ハ複雑怪奇ナリ。
2021年9月読了。
過去から現在に至る世界全体の見方が、180度変わってしまった様な気分です。著者の本は初めてだったので、ひっくり返る程驚きながら読み終えました。他の方のレビューの様に、ただの『トンデモ本』扱いされても致し方無いのかもしれません。ただ、自分の受け止め方は違いました。
学生時代の話ですが、様々な国の歴史や政治史を学んでいた頃、ふと「あれ、ココはどうしてこんなに不自然な説明しか書かれていないのかなぁ…?」と感じる事が、少なからず有りました。
「通説」とされて当たり前の様に書かれている事象(歴史)に於いて、只の学生である自分から見ても、「話の辻褄が合っているとは到底思 -
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ネタバレ久々に再読。
題名に『世界最終戦争』というおどろおどろしいタイトルがついているため、ややもすれば”色物”的に映ってしまう。しかし、外交官としての経験を背景に、国際政治の矛盾を指摘しつつ、他の外交官や高官の著作の”ほのめかし”を援用して自説を補強、加えて現代のグローバリズムがなぜ起こったのか、日本が今後どうすればよいかを鮮やかに論じている。
マジか!?的な説がてんこ盛りです。一例を申し上げますと、朝鮮戦争は米国が発案し、ソ連が協力している(P.57)、オイルショックは米国の石油メジャーの復権の為(P.73)、ニクソンの失脚は彼が支配者層に歯向かったため(P.98)、等々。
このような -
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今年(令和2年)のGWは昨年まではテニスを楽しんでいましたが、今年は緊急事態宣言が出ていてスクールはお休み、なので今回の連休は読み終わった本をできる限りレビューを書く予定にしています。
この本は昨年9月に発行されているので、真っ最中の頃なショックについての記載はありませんが、大変革が始まると予想される国際情勢について解説されています。コロナショックはそれに輪をかけることになるのでしょうか。今年のGWは考える時間が多く取れそうなので、レビューを書くだけでなく、これから何が起きるのか、それに対して自分はどんな準備ができるのかじっくりと考えてみたいと思いました。
以下は気になったポイントです。