ヴィクトール・E・フランクルのレビュー一覧

  • 夜と霧 新版

    購入済み

    人を選ぶ哲学書

    やっぱり難しい、暗い、深い話だから、サクサク気軽には読めない。

    幸せな気分になったり、そういう方向性で楽しめる本ではないが、人生を考えたり、成長という意味ではためになるし、勇気ももらえる。

    あとは、知識マウント取りたい人が好きそうな本w

    #ダーク #深い

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    2026年06月19日
  • 夜と霧 新版

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    戦時中の過酷な状況に置かれた人々を描いた作品は多くあるが、本作は作者が心理学者としての目線で淡々と記しており、極限状態における人間の様子がかえってリアリティを持って伝わってくるショッキングな内容だった。個人的には収容中の話より解放後の部分の方が印象的。

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    2026年06月17日
  • 夜と霧 新版

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    全体的に堅苦しいしちょっと難しいけど、大切なことを言ってる。
    「苦悩と死があって、人間という存在ははじめて完璧なものになる」
    悩みとか苦しさをどうにかしようともがきがちだけど、それが本来の人間らしさ。悩みのない完璧さはむしろ不自然で不完全なものなのかも。
    人としての強さは、自分の中の醜さに真っ向から向き合えるかどうかで決まると思った。
    でも、向き合いすぎてしんどくなる時もあるから適度に鈍感であることも必要だし…
    80年ほど前のドイツから、現代社会の複雑さも感じ取れた。

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    2026年06月17日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    今を生きている誰もが読む価値のある本。

    著者や他の多くの迫害を受けた人々が経験した苦しみは、日常をある程度普通に生きることができている私にはとても想像の及ばないものだ。

    けれど私にも、そしてきっと他の誰にも、人知れず抱えている苦悩があり、その苦悩によって日々悩み苦しんでいるところがある。

    そんな私にとって、自らに降りかかった運命や苦悩を、それでも自分なりに引き受けること、その引き受け方にその人の価値が出るという考え方はとても救いになった。

    また、自らが経験したことは決してなくならず、自分の養分になるという内容にもとても勇気をもらった。
    「われわれが体験したものばかりでなく、われわれの為

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    2026年06月10日
  • 夜と霧 新版

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    極限状態にいたことのある者にしか裏打ちされることのない、ごくごく当たり前の人間の感情に打ち震えながらも、やはりこれを書けるだけの知性がある者の方が生き残る可能性は高かったろうと思ったり。第二段階「収容所生活」の強烈な描写以上に、第三段階「収容所から解放されて」が辛い。

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    2026年06月08日
  • 夜と霧 新版

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    日常から突然収容所へ送られた人間が、極限状態の中で少しずつ変わっていく様子を、驚くほど生々しく描いていた。

    明日どうなるかもわからない状況の中で、人は簡単に希望を持てない。ただ生き延びるだけでも精一杯で、終わりの見えない不安が少しずつ人を壊していく。

    特に印象に残ったのは、捕虜側から選ばれた「カポー」の存在だった。同じ立場だったはずの人間が監視役となり、生き残るために他者を押さえつける。その構造が、この場所の異常さをより現実的に感じさせた。

    生き残ったとしても、そこで受けた傷は消えない。読み終わったあとも、人間が極限状態で何を失い、何を支えに生きるのかという問いだけが重く残った。

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    2026年05月14日
  • 夜と霧 新版

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    「感情を捨てることで、人は生き延びる」

    夜と霧を読んで最も印象的だったのは、人間は極限状態で「壊れる」のではなく、“生き延びるために感情を切り離す”ということだ。

    収容所では、死や暴力に感情を動かし続けていては耐えられない。だから人は、苦痛に慣れ、「感じない」ことで自分を守る。それは冷酷さではなく、防衛本能だった。

    そして一度失った感情は、解放されてもすぐには戻らない。自由になっても、喜びすら感じられない。その描写が強く残った。



    「現代社会にもある、“感情の麻痺”」

    これは戦時中だけの話ではないと思った。

    現代でも、人は強いストレス環境の中で、少しずつ感情を削っていく。仕事、

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    2026年05月10日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    看守の生真面目な人間の持つ狂気性をすごく感じた
    極限状態で妻の事を考えている描写
    妻の面影みたいなものに祈っている
    妻の実際の生き死にを案じた訳ではなくむしろそこは重要では無い
    印象に残った

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    2026年04月29日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    「人生から何を我々はまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである。」P183

    一生忘れないであろう言葉。
    これをブログで引用した同期はエグいな。
    「苦悩への勇気」って言葉も響く。


    「この各個人が持っている、他人によってとりかえられ得ないという性質、かけがえないということは、ーー意識されればーー人間が彼の生活や生き続けることにおいて担っている責任の大きさを明らかにするものなのである。」P186

    愛とか家族とか仕事とかのことらしいが、愛も仕事も無いやつは人生に対して責任ないってことになるのだろうか。かけがえのない個人性を持っていない奴に希

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    2026年03月19日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    アウシュビッツと聞くとガス室のイメージが強いが、強制重労働という形で生き延びた人の事は初めて知った。人としてじゃなく番号、ただの有機体としか扱われない環境の中で未来に希望を持って生き続ける精神に感銘した。ここまで苦しい生活はこれまでの人生も願わくばこの先もないが、自分の生活に落とし込める思想はたくさんあった。苦悩は、それを明晰解明に表象した時、苦悩であることをやめる。生きることの「なぜ」がわかるものは、どんな「どのように」にも耐える。

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    2026年02月07日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    いつか読もう…いつか読まねばと思っていた。

    ユダヤ人精神科医でアウシュヴィッツなどの強制収容所を体験したフランクル。その体験を、学者としての冷静な視線で記録している。
    強制労働、チフスの蔓延、収容所の移動、そして解放から愛する家族の喪失を知るまでを、感情に走ることなく綴る。
    収容者だけでなく、ナチス側の心理やナチスに重用された囚人たちについても、精神医学的解釈を述べる。
    決して過去の事例として見過ごしてはならない。

    70年近く版を重ねている。訳文に多少古めかしい表現があるけれど、絶版にしない みすず書房に感謝したい。

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    2025年08月26日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    いつか読まねばならないと思っていたが、なかなか手に取ることを躊躇していた一冊。ついに読み切った。1ページめくるたびに、気が滅入る本であった。
    我々と同じ人間が、これほどまで酷い狂気といえる悲劇と地獄を引き起こしたことを、忘れてはならない。

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    2025年08月18日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    クラシック音楽を堪能した翌日、何百人ものユダヤ人を無表情のままガス室に送る強制収容所所長という「ダスマン」(ハイデガー)が居る一方、文字通り全てを失って尚、人間性を失わない人々が居る。
    人間とはどこまで邪悪で、どこまで素晴らしいのか。
    衝撃無しには読めない。

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    2025年07月19日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    かくも人間は残酷になりうるのか、その中でどのように内的に保っていられるのか?
    ハイデガーの実存主義にふれて、この本を読んでみたくなり手に取った。
    哲学と心理学、全てはつながっている。

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    2025年04月27日
  • 夜と霧 新版

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    目標達成のため、年末に駆け足で読んだ。でも、それくらいでちょうどよかったかもしれない。真剣に読むにはあまりにもつらい。気持ちがやられる。どういう感想を持つのが正解かわからない。男性的な目線だなと思った。淡々としていた。でも、男性的だから淡々としていたのではなく、ストレスが大きい環境にいたから、感情を失った、の方が近いかもしれない。防衛反応だ。

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    2026年07月18日
  • 夜と霧 新版

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    様々なメディアで必読書として取り上げられていながら、なぜ今まで読まなかったかと言えば、読むのがしんどそうだからに尽きる。しかし、実際に読んでみると印象がかなり違った。もちろん、悲惨な収容所生活の実態を書いてはいるけど、ガス室送りになった人々や次々死んでいく周りの囚人たちに過剰なフォーカスをするわけでもなく、生き残った側の視点から人間の極限状態を淡々と書いているので、目を覆いたくなるような場面はほとんどなかった。意図的だと思うが、近年の戦争映画でリアルな戦場描写を散々見ているせいもあって、何となくNHKのドキュメンタリーを見ているような感覚に近い印象。途中、作者が妻の幻影を心に思い描くことで救わ

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    2026年07月06日
  • 夜と霧 新版

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    タイトルだけは聞いたことがあり、津村記久子さんの『やりなおし世界文学』にあったので読んでみましたが、『アウシュビッツの小さな厩番』を読んでいる私としては、体験記としてはそちらのほうがずっと読みやすく心にも響いたので評価は低いです。

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    2026年06月18日
  • 夜と霧 新版

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    こんなことが本当に起きてしまったのか、と思うと同時に人間の残虐性に改めて驚く。あまりに現代とかけ離れていて全体的にフィクションを読むようなモヤがかかった感覚で読んだ。個人的には収容後のエピソードが何とも言えない気持ちになり胸に刺さった。

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    2026年06月14日
  • 夜と霧 新版

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    フロイト、アドラーに師事した精神科医フランクルがナチ強制収容所で体験したことを彼の目線で綴ったものがたり。世界600万部のロングセラー。

    『人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ。』

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    2026年05月11日
  • 夜と霧 新版

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    ある心理学者の、強制収容所体験について書かれた本。強制収容所に囚われていたユダヤ人が、どのような日々を送っていたのかが書かれている。

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    2026年05月10日