ヴィクトール・E・フランクルのレビュー一覧

  • 夜と霧 新版

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    精神科医の著者が強制収容所での壮絶な体験を語る貴重な本。

    4日間で150gのパンを1切れしか与えられずに労働をしていたとは信じられない。
    収容所監視者は、やはりサディストが多かったようだけど、こっそり自分の食事のパンを隠して分けてくれる人もいたらしく、まともな人もいたんだと思った。
    一番ショックだったのは、著者やその仲間が解放された時に嬉しいと思えなかったこと。
    喜ぶという感情さえも失われている状態とは、想像を絶する。
    極限的な抑圧から突然解放されることでも精神を害するようで、精神科医の著者は冷静に仲間たちの精神状態を理解して支えていたのがすごいと思った。

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    2026年03月29日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    「人生から何を我々はまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである。」P183

    一生忘れないであろう言葉。
    これをブログで引用した同期はエグいな。
    「苦悩への勇気」って言葉も響く。


    「この各個人が持っている、他人によってとりかえられ得ないという性質、かけがえないということは、ーー意識されればーー人間が彼の生活や生き続けることにおいて担っている責任の大きさを明らかにするものなのである。」P186

    愛とか家族とか仕事とかのことらしいが、愛も仕事も無いやつは人生に対して責任ないってことになるのだろうか。かけがえのない個人性を持っていない奴に希

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    2026年03月19日
  • 夜と霧 新版

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    誰もが一度は読んだ方がいい本のような
    想像を絶する世界だった
    いかに今の自分達が幸せに生きているか考えさせられた
    極限状態と慣れ、人は良い意味でも悪い意味でも順応していく生き物なのだね

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    2026年03月17日
  • 夜と霧 新版

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    宗教系の本を読んだことがなかったので新鮮で面白かった!事実ベースじゃなくて心理学的な側面から書かれているから、目を覆いたくなるようなエピソードも興味深く読むことができてよかった。理解できない部分も多かったからもう一度ゆっくり読み直したい。
    前にSNSでこの本には「ひとは極限状態でも優しさを持ち合わせている」みたいな文章があると見かけたけれど、見つけられなかった、、、何ページかご存知の方いたら教えてください

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    2026年03月10日
  • 夜と霧 新版

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    ネタバレ

    いつかは読まなければ、と思いつつ、怖くて手が出なかった本をついに。けど、構えるほど怖い描写はなかった。
    まず心理学者とはいえ、極限の状況下で、周りや自分の状況や心理を冷静にとらえる観察眼がすごい。ナチス収容所下の想像もつかない状況や心境に圧倒されるのみだけど、とにかく経験したくないし経験させたくない、と思う。戦争がない世界になってほしい。

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    2026年03月09日
  • 夜と霧 新版

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    そこに唯一残された、生きることを意味あるものにする可能性は、自分のありようががんじがらめに制限されるなかでどのような覚悟をするかという、まさにその一点にかかっていた。p112

    2026.03.05-42冊目

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    2026年03月05日
  • 夜と霧 新版

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    ・我々は人生の意味を問うているのではなく、人生のほうに問われているのだ、という主張が印象に残った。これは実存主義そのものといえるのではないだろうか。我々が問うということは、つまり外部に、人生に、万人共通の答えがあるという希望の表れであろう。しかし、答えを求められているのは我々のほうなのだ。人生の意味とはなにか?という問いには元々答えはない。だが我々が自ら、その問いに応えることは出来る。それは万人共通のものでもなければ不変的で揺るぎないものでもない。その時々に、我々が人生に向かって応えていく意志が必要なのではないか。


    ・アウシュビッツでの強制労働に晒された極限状態のなかで営まれる精神状態

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    2026年03月02日
  • 夜と霧 新版

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    訳者は高校生で読んで感銘を受けたとのことだったが、私はもう少し大人になった今読んで良かったなと思った。高校生のときはもっと楽観的だったので、今とは感じ方が違ったと思う。

    理由の一つとして、少し前に入院したときに、自分の行動に決定権がないのがひどくストレスだった(ご飯を好きなように決められない、コンビニに行く時間が制限されているなど)。そのとき、私は自分のことは自分に決定権があるように生きたいと思ったのだった。
    読み進めていて、「人間とはなにかをつねに決定する存在だ」という言葉が出てきたとき、入院生活で感じたことと同じだと思った。

    また、社会人となった今だからこそ、自分の人生に愛や仕事(jo

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    2026年02月28日
  • 夜と霧 新版

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    すごいな。
    思っていたより短めでまとまった文章だけど
    その中に込められたエネルギーは想像を絶する。

    話として、歴史としてしか知らなかった強制収容所の内側。
    本や映画で度々話題にあげられるその中にいた人間が感じるリアルな精神状態とリアルな生活
    それが生々しく描かれている。

    著者が心理学的な側面から冷静に
    監視者、カポー、被収容者を同じ人間として
    塊や団体としてではなく人間として
    分析して理解しようとしたからこそこうやって価値のあるもになったのだろう。

    実際に収容所で起こった出来事は、どれも現実的ではなく、あまりにも酷い。
    でも結局のところその環境を作っているのが人間なのに変わりはない。

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    2026年02月27日
  • 夜と霧 新版

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    私がどう生きるかではなく生きることが私たちに何を期待しているか。
    あたえられた環境でどうふるまうか。
    極限の中で生み出される重たくて強い哲学。

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    2026年02月23日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    アウシュビッツと聞くとガス室のイメージが強いが、強制重労働という形で生き延びた人の事は初めて知った。人としてじゃなく番号、ただの有機体としか扱われない環境の中で未来に希望を持って生き続ける精神に感銘した。ここまで苦しい生活はこれまでの人生も願わくばこの先もないが、自分の生活に落とし込める思想はたくさんあった。苦悩は、それを明晰解明に表象した時、苦悩であることをやめる。生きることの「なぜ」がわかるものは、どんな「どのように」にも耐える。

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    2026年02月07日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    いつか読もう…いつか読まねばと思っていた。

    ユダヤ人精神科医でアウシュヴィッツなどの強制収容所を体験したフランクル。その体験を、学者としての冷静な視線で記録している。
    強制労働、チフスの蔓延、収容所の移動、そして解放から愛する家族の喪失を知るまでを、感情に走ることなく綴る。
    収容者だけでなく、ナチス側の心理やナチスに重用された囚人たちについても、精神医学的解釈を述べる。
    決して過去の事例として見過ごしてはならない。

    70年近く版を重ねている。訳文に多少古めかしい表現があるけれど、絶版にしない みすず書房に感謝したい。

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    2025年08月26日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    いつか読まねばならないと思っていたが、なかなか手に取ることを躊躇していた一冊。ついに読み切った。1ページめくるたびに、気が滅入る本であった。
    我々と同じ人間が、これほどまで酷い狂気といえる悲劇と地獄を引き起こしたことを、忘れてはならない。

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    2025年08月18日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    クラシック音楽を堪能した翌日、何百人ものユダヤ人を無表情のままガス室に送る強制収容所所長という「ダスマン」(ハイデガー)が居る一方、文字通り全てを失って尚、人間性を失わない人々が居る。
    人間とはどこまで邪悪で、どこまで素晴らしいのか。
    衝撃無しには読めない。

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    2025年07月19日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    かくも人間は残酷になりうるのか、その中でどのように内的に保っていられるのか?
    ハイデガーの実存主義にふれて、この本を読んでみたくなり手に取った。
    哲学と心理学、全てはつながっている。

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    2025年04月27日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    淡々とアウシュビッツでの出来事を医者が書き記している。感情的でなく書き進めてくれるのでかろうじて読めるが、その悲惨な風景は筆舌に尽くしがたい。
    「アンネの日記」と共に、あの時代のキツさを知るためには読んでおいたほうがいい。

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    2024年08月09日
  • 夜と霧 新版

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    アウシュヴィッツでの悲惨な体験を心理学者の視点で描かれた一冊。
    読むだけで心がえぐられるような体験にも関わらず、それを冷静に分析する精神力に驚く。収容当時は恐怖で考える力を失うし、その恐怖を思い返すことも難しいはずなのに、これほどまでに鮮明な記録はすごく貴重な気がする。
    戦争トラウマ、という言葉があるが、このアウシュヴィッツでの体験もまた一種の戦争トラウマなんだろうか。とても心が苦しい。

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    2026年04月04日
  • 夜と霧 新版

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    長いこと積読になっていた一冊。アウシュヴィッツでの出来事を心理学的観点から語られる本書は、非常に読みにくかった。

    人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた作品で、600万を超える読者に読み継がれ、現代に至っている本書。強制収容所での出来事を心理学の面から語り、目に見える悲惨さの奥にある悲惨さを全身で感じることができます。

    もうとにかくページが進みませんでした。
    心理学の面から語られているとはいえ、想像することすらおぞましい現実に目を背けつつ、1ページ、また1ページと読んでいきました。
    収容者が解放された時の反応、その後の日常に関しては、特に印象的で、人間の単純さと複雑さを同時に感

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    2026年03月07日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    年始から読み始めましたが、解説の途中で断念。
    私には、今読む本ではなかったようです。
    私は途中で本を断念することはほとんどありません。それでも今はやめておこうと思います。
    一度仕切り直して、時がきたら、読める勇気が出たら、必ず読みたいと思います。

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    2026年01月03日
  • 夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

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    細君の愛読書というフレーズから読みたくなり、久しぶりに再読しました。学生の時に読んだ印象と歳を重ねてから読んでみると違いますね。
    唯の残虐さで心が痛いと思うばかりでなく、こんな状況下でも生きる希望や愛する人への思い様々な目的を持つ事で自分自身を崩壊させない事が大事なんだと思い知らされました。

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    2025年01月24日