田中康弘のレビュー一覧

  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    淡々と怪談のような不思議な話が続く本書。あれ、思ったより怖くないぞ?と思う反面、自分も登山をするので、もし自分が同じ経験をしたらどうかと思うとやはり怖いと思う。表紙の目玉ちゃんが不気味で良い。

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    2019年03月26日
  • 山怪 参 山人が語る不思議な話

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    20190203 参巻目になるとなんと無くまたかという感じの話が多い。都度エリアを変えての取材なので日本的な怪しい話が多いからなのだと思う。自分はしばらく山から遠ざかっているがどうもこの本を読むと単独行は避けたくなる。

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    2019年02月03日
  • 山怪 参 山人が語る不思議な話

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    ★狐火=懐中電灯
    ★慣れている山野で道が分からなくなる=空間識失調
    ★瞬間移動する婆さん=居眠り
    ★山中の鈴の音=犬

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    2019年02月03日
  • 山怪 参 山人が語る不思議な話

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     三冊目ともなると面白くなくなってきたなぁ。
     火の玉ネタが多いけど、それはもう何度も聞いたことがある。
     どちらかというと、山の霊異記シリーズのほうが面白く感じる。

     さて、シリーズ三巻目。
     火の玉、狐狸、神隠し。
     日本人が失って久しい暗闇の中に潜む何かのはなし。

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    2018年10月14日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    今でも狐や狸が人を騙しているのって、
    なんだかいいなぁ。
    私は嫌だから山には行かないけども‼︎
    登山者ではなく、山で生きる人メインの話だから
    地味だけど素直に山は不思議だと思える。

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    2018年08月24日
  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    山には絶対にわからない不思議なことが
    たくさんたくさんあると思う。
    狐もたぬきも頑張れ‼︎
    こないだの行方不明になった二歳の子も
    狐か天狗に遊んでもらったんだと思う!

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    2018年08月22日
  • ニッポンの肉食 ──マタギから食肉処理施設まで

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    ちくまプライマリー新書289~日本は半世紀で肉の消費量が十倍になった。縄文時代から落とし穴猟は行われ、シカなどの動物を追い込んで捕っていた。肉食禁止令はそれだけ肉食が行われていたことの証である。仏教の戒律に背いて殺生をする理由は①肉を得るため②皮や毛を利用するため③田畑を守るため。そして屠殺・屠畜という営みは欠かせない。関東ではウマが、西ではウシが活躍。それらを肉とするほか、ブタ・ニワトリ・ヒツジ・ヤギも。狩猟肉としてはクマ・シカ・イノシシ・ウサギ・タヌキ・アナグマ・(ムジナ?)・クジラ・海獣類。中間に位置するのがイヌ・ネコ。1990年代まで東北でイヌ食いの記録があり、ネコは2000年あたりの

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    2018年08月06日
  • ニッポンの肉食 ──マタギから食肉処理施設まで

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    20180803 何気なく口にしている肉。大昔は全ての男が狩りをし、時代とともに農業の導入、さらに分業化で、一部の人しか猟をしなくなった。猟師をマタギと呼ばれていた。畜産肉と狩猟肉の違い、食肉処理施設でどのように加工されているのが分かる。
    昔のお肉屋さんで、惣菜を扱っていたのは何も疑問に思っていなかったけど、牛の半身の枝肉を部位に分けるときに細かな肉がでて、それを活用してメンチカツとかを作っていたと知って、なるほど!と思った。

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    2018年08月04日
  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    山での不思議な話。
    主にマタギや猟師、またその家族の方に聞いた話を集めたものらしいのだけど全体的に酒に酔って狐に化かされた系の話が多く単なる酔っぱらいの見間違えじゃぁ・・?と思うところも一興。
    もちろんそれだけじゃ説明できない話も多く、たった数十年前とは言え夜が明るくなった現代とはまるで違う世界の話の様子が興味深い。

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    2017年10月22日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    20170611 怪異譚は山と田舎が似合う。同じような話でも都市伝説になるときみ悪さが違って来る。自分は会った事は無いが山の経験から有っても不思議は無いように思う。

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    2017年06月11日
  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    遠野物語の現代版。
    だが、その文章の質も話の深みも狙いも遠く及ばない。当然だが。

    こちらはただ、不思議な話が、たまに余計な筆者のコメントをつけて記されているだけ。
    本当は遠野物語もそうなのだろうが、その分やはり柳田國男のしごとぶりが光る。
    あれは、この本で言う「民話の原石」ではなくて、そのまま民話になっていた。となると、やはり中身の話ではなくて、語り口なんだろう。

    とはいえ、もちろんこうした怪異譚の収集は大きな仕事である。もしかしたら50年後にはいっさいが消えて、妖怪のいない国になりうるからだ。

    印象に残ったエピソードを。
    ・尻尾を光らせてクルクル回す狐。
    ・冬の寂しい辻路に突如現れて消

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    2017年05月20日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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     現在、絶滅が危惧されている文化の一つが山里文化である。規制が厳しくなってマタギや猟を止める人が増え、若者は厳しい山から離れていく。山での出来事を語る人が消え、聞く人が消える。ならば完全に消える前にせめて収集せねば、と著者が聞き集めて著した山里怪談集の二作目だ。
     今作も山里ならではの話に溢れており、山中に臨むことの面白さと恐ろしさを伝えてくれる。いつか、同じく山に纏わる怪談を多く上梓している安曇潤平氏と対談してほしい。きっと濃い内容になるだろう。
     本書にも収録されている色々な話は昔から起きていて、物の本に目を通すと、過去に亡くなった樵の霊「古杣」の仕業である、「天狗笑い」「天狗隠し」「天狗

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    2017年05月13日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    第2弾ということで若干ネタが薄くなったような印象があるし、それ山の話じゃないやん! とツッコミたくなる小咄もいくつかあったりするが、全体としては前作を踏襲して不気味な空気を醸し出している。
    山の仕事を生業にしている人たちとは比べるべくもないが、自分も趣味レヴェルでチョロチョロと山歩きをする機会が多いので、勝手知ったる山なのになぜだか迷ってしまうことがある…とか、誰もいないのに足音だけがついてくる…といった類の怪異はとても距離が近く感じられて、特に恐ろしい。

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    2017年04月05日
  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    趣味で山に登り、仕事では夜中に山に行くこともあったので、なんとも言えないイヤーな感じとか、ここは絶対に人智の及ばない何かがある神聖な感じ、霊感のない私でもよく感じていました。
    だから単独山行って怖くて出来ないのよね。

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    2017年03月24日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    <目次>
    第1章  胸騒ぎの山
    第2章  彷徨える魂
    第3章  森の咆哮

    <内容>
    山の怪異についての本、第2弾。相変わらず淡々と聞いたことが綴られるだけ。怖さはさほどないが、不思議感が残ります。

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    2017年02月22日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    怪異の記録としても貴重な証言の数々だろう。
    取材大変だろう…

    不思議と山や宿など、出てくる舞台に行きたくなるのでなんか大昔もこういう風に紹介?紀行文の形で各地の魅力を伝えてたんでしょうね。

    好きな人は好きでしょう。

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    2017年01月21日
  • 猟師が教えるシカ・イノシシ利用大全

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    シカ、イノシシ猟の実態と有効利用について、解説している本。
    ほとんど捨てられているのは、勿体無いですね。

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    2016年07月02日