田中康弘のレビュー一覧

  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    遠野物語の現代版。
    だが、その文章の質も話の深みも狙いも遠く及ばない。当然だが。

    こちらはただ、不思議な話が、たまに余計な筆者のコメントをつけて記されているだけ。
    本当は遠野物語もそうなのだろうが、その分やはり柳田國男のしごとぶりが光る。
    あれは、この本で言う「民話の原石」ではなくて、そのまま民話になっていた。となると、やはり中身の話ではなくて、語り口なんだろう。

    とはいえ、もちろんこうした怪異譚の収集は大きな仕事である。もしかしたら50年後にはいっさいが消えて、妖怪のいない国になりうるからだ。

    印象に残ったエピソードを。
    ・尻尾を光らせてクルクル回す狐。
    ・冬の寂しい辻路に突如現れて消

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    2017年05月20日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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     現在、絶滅が危惧されている文化の一つが山里文化である。規制が厳しくなってマタギや猟を止める人が増え、若者は厳しい山から離れていく。山での出来事を語る人が消え、聞く人が消える。ならば完全に消える前にせめて収集せねば、と著者が聞き集めて著した山里怪談集の二作目だ。
     今作も山里ならではの話に溢れており、山中に臨むことの面白さと恐ろしさを伝えてくれる。いつか、同じく山に纏わる怪談を多く上梓している安曇潤平氏と対談してほしい。きっと濃い内容になるだろう。
     本書にも収録されている色々な話は昔から起きていて、物の本に目を通すと、過去に亡くなった樵の霊「古杣」の仕業である、「天狗笑い」「天狗隠し」「天狗

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    2017年05月13日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    第2弾ということで若干ネタが薄くなったような印象があるし、それ山の話じゃないやん! とツッコミたくなる小咄もいくつかあったりするが、全体としては前作を踏襲して不気味な空気を醸し出している。
    山の仕事を生業にしている人たちとは比べるべくもないが、自分も趣味レヴェルでチョロチョロと山歩きをする機会が多いので、勝手知ったる山なのになぜだか迷ってしまうことがある…とか、誰もいないのに足音だけがついてくる…といった類の怪異はとても距離が近く感じられて、特に恐ろしい。

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    2017年04月05日
  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    趣味で山に登り、仕事では夜中に山に行くこともあったので、なんとも言えないイヤーな感じとか、ここは絶対に人智の及ばない何かがある神聖な感じ、霊感のない私でもよく感じていました。
    だから単独山行って怖くて出来ないのよね。

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    2017年03月24日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    <目次>
    第1章  胸騒ぎの山
    第2章  彷徨える魂
    第3章  森の咆哮

    <内容>
    山の怪異についての本、第2弾。相変わらず淡々と聞いたことが綴られるだけ。怖さはさほどないが、不思議感が残ります。

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    2017年02月22日
  • 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    怪異の記録としても貴重な証言の数々だろう。
    取材大変だろう…

    不思議と山や宿など、出てくる舞台に行きたくなるのでなんか大昔もこういう風に紹介?紀行文の形で各地の魅力を伝えてたんでしょうね。

    好きな人は好きでしょう。

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    2017年01月21日
  • 猟師が教えるシカ・イノシシ利用大全

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    シカ、イノシシ猟の実態と有効利用について、解説している本。
    ほとんど捨てられているのは、勿体無いですね。

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    2016年07月02日