田中康弘のレビュー一覧
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幽霊なの?っていうお話もありましたが、ほぼ狐狸達のお話で、なんか怖かったり迷惑を被ったりされてはいるけど、そこに住んでいる人達が羨ましく思ってしまう私は疲れているのかもしれない、という感想です。
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「遠野物語」の昔から
人々は 不思議な物語のそばで
暮らしている
私の親しいアフリカに産まれ、育ち、
すっかり日本の暮らしになじんだ知人に
「遠野物語」の中の話、
「山の怪」の話をすると
当たり前のように
かの国の暮らしの中にある
この世ならぬモノたちの話を
語ってくれる
豊かな暮らしとは
不思...続きを読むPosted by ブクログ -
<目次>
第1章 妖しの森
第2章 静寂の山
第3章 背中合わせの異界
<内容>
コロナで話の採集も難しかったようだ。3年ぶりの第4弾。ちょっと怖い話もあったし、青森の神様を探りに行ったから、うちの母が病気になったのか?なんて想ったりして。Posted by ブクログ -
山人、マタギなどの不思議な話をまとめた本。結構ビビっちゃう話もあり。教訓的なものもあり。
マタギのみが話す山言葉、というのがあると知らなかった。山神様に敬意を示して話される言葉で外の人間に教えることはできない。Posted by ブクログ -
「見えない」体質でよかった!
この本を読んでいて面白いな、と思ったのは、山で仕事をする人たちがまず、開口一番に「なにも変なものは見たことない」し「怖いことにも遭ったことはない」というが、同僚や知り合いが狐に化かされたり、本人が「不思議なことはあった」と言ったりしていること。要は、自分がそういう目に遭...続きを読むPosted by ブクログ -
普通にリアルで怖い山の話。
これ読んでたらあおり運転とか、ホントに取り憑かれてしまったんじゃないか?あんなのおかしいもんな。と、思わざる得ないくらい、取り憑かれておかしくなる人が未だに多数いるらしい。
生きて帰れるひとも、帰らぬひととなるひとも。どうにも説明がつかない状況っていうのがホントに存在...続きを読むPosted by ブクログ -
山歩きに行ってテン泊なんかすると、周囲は本当に漆黒の闇に閉ざされる。夜中にふと目が覚めて、目の前で手を振ったりしても全く何も見えないほど。
表では時々、ひたひた、かさかさ、などと訳の分からない音がしたり(テントだと増幅されて聞こえるらしい)、外に出るとキラリン☆と何かの目が光っていたりする。
人里離...続きを読むPosted by ブクログ -
淡々と怪談のような不思議な話が続く本書。あれ、思ったより怖くないぞ?と思う反面、自分も登山をするので、もし自分が同じ経験をしたらどうかと思うとやはり怖いと思う。表紙の目玉ちゃんが不気味で良い。Posted by ブクログ
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20190203 参巻目になるとなんと無くまたかという感じの話が多い。都度エリアを変えての取材なので日本的な怪しい話が多いからなのだと思う。自分はしばらく山から遠ざかっているがどうもこの本を読むと単独行は避けたくなる。Posted by ブクログ
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三冊目ともなると面白くなくなってきたなぁ。
火の玉ネタが多いけど、それはもう何度も聞いたことがある。
どちらかというと、山の霊異記シリーズのほうが面白く感じる。
さて、シリーズ三巻目。
火の玉、狐狸、神隠し。
日本人が失って久しい暗闇の中に潜む何かのはなし。Posted by ブクログ -
今でも狐や狸が人を騙しているのって、
なんだかいいなぁ。
私は嫌だから山には行かないけども‼︎
登山者ではなく、山で生きる人メインの話だから
地味だけど素直に山は不思議だと思える。Posted by ブクログ -
山には絶対にわからない不思議なことが
たくさんたくさんあると思う。
狐もたぬきも頑張れ‼︎
こないだの行方不明になった二歳の子も
狐か天狗に遊んでもらったんだと思う!Posted by ブクログ -
ちくまプライマリー新書289~日本は半世紀で肉の消費量が十倍になった。縄文時代から落とし穴猟は行われ、シカなどの動物を追い込んで捕っていた。肉食禁止令はそれだけ肉食が行われていたことの証である。仏教の戒律に背いて殺生をする理由は①肉を得るため②皮や毛を利用するため③田畑を守るため。そして屠殺・屠畜と...続きを読むPosted by ブクログ