田中康弘のレビュー一覧

  • ヤマケイ文庫 山怪 山人が語る不思議な話

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    田中康弘『山怪 山人が語る不思議な話』ヤマケイ文庫。

    山や里山で暮らし、山を仕事場にするマタギや猟師などの山人が語る摩訶不思議な体験を集めたノンフィクション。既に続巻が刊行されているが、本作は第1弾の文庫化である。文庫化にあたり、書き下ろしの『山怪後日談』を収録。

    こうした山や里山で起きる不可思議は先人たちの戒めだったり、自然への畏怖によるものかと思われる。また、所謂田舎ではこうした不可思議が口伝により伝達されるうちにデフォルメされて、物語が形成されるのだと思う。しかし、山や里山には全く理由が解らない不可思議が存在することは事実なのである。

    田舎に行くと、①近所の家でしこたま酒を飲んだお

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    2019年07月16日
  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    すっっっごい、おもしろかった!こわい!!
    だって、ものすごい昔の話じゃない、まだ生きてる人から聞いた話やで?夜、一人で読んでいたら怖くなって、子どもが寝ている布団に潜り込んで、ぬくぬくしながら最後まで読んだ。

    自然の中で暮らしたい。そんな夢みたいなこと思っていたけれど、ちょっと怖じ気づく。子どもが、キツネにさらわれたら、どうしよう?・・・なんて本の一冊読んだだけで思ってしまう自分なんか、おそらくまっさきにキツネや蛇やタヌキに悪さをされるタイプなのでは。

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    2019年01月24日
  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    ネタバレ

    著者が猟師やマタギから実際に体験した「 山の怪異 」を収集した一冊。淡々と語られる事でより一層山の怪異が身近に迫ってくる。読み応え充分な一冊。続編があと二冊出てるので即買い決定!

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    2018年10月22日
  • 山怪 山人が語る不思議な話

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    ネタバレ

    オチのない怖い話、起承転結や因果のはっきりしない怪異譚が大好物なので、楽しくモリモリ読みました。
    脳の異常とかで説明できそうな話もあって、そういうのを考えながら読むのも楽しい。
    あと現地の語り部たちの雑な解釈がたまらない。「狐の仕業」で一括りにするのも良いし、考えた結果「ヤマドリに夜光虫がついたのが火の玉」となっているのも味がある。
    「狐火?ああ、あれは俺なんだよ」というパワーのある発言に出会えたのも最高です。
    いいわあ。

    再読追記
    このシリーズ、「別にオバケを信じていない人にしつこく聞いたら出てきたオチっぽいオチもない不思議な話」感があってすごくすごく大好き。
    漁師とかサラリーマンとか警備

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    2019年04月22日
  • ヤマケイ文庫 完本 マタギ 矛盾なき労働と食文化

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    ネタバレ

    現代に生きるマタギが生活に即してリアルに描かれている。日常の中のマタギ。大自然を知りつくすマタギが少しずついなくなっているということは現代社会にとってとても示唆的。

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    2026年01月27日
  • 山人が語る不思議な話 山怪朱 1

    匿名

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    体験談ってきくと余計に怖くなっちゃいます。何か害を加えるつもりな訳ではないものもいそうだけど、未知のものはやっぱり怖いです。

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    2026年01月03日
  • 山人が語る不思議な話 山怪朱 1

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    軽い気持ちで読んだけど、普通に怖かったです。山ってやっぱり何か人とは違ったものを引き寄せるものがあるのかな…。怖いです。

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    2025年12月31日
  • 山怪朱 山人が語る不思議な話

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    山怪、とても興味深く読んでいます。

    コロナ禍で取材が難しく出版も危ぶまれたとか…。
    読めて良かった。

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    2025年12月21日
  • ヤマケイ文庫 完本 マタギ 矛盾なき労働と食文化

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     タヌキの脂が美味いという記載には疑義アリ。
     美味い派、不味い派が入り混じるタヌキ肉の審議はいかに。
    (不味くはないけど、積極的に食べる気は起きないよ派の俺氏)

     マタギの文化が残る秋田県阿仁。
     その集落に通い詰める著者が見ているのは、誰も継ぐ人がなく失われていくマタギの文化、技術だった。

     スコップ一本で行う漁、ジャガグ。
     獲れた熊の解体作業、けぼかい。

     マタギにだけ受け継がれてきた文化が文字に残る。
     自然からの頂き物だけで生きてきた時代があった。

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    2025年11月26日
  • ヤマケイ文庫 完全版 日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?

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    フェアな視点の語り口が気持ちよく、狩猟肉を巡る環境を理解することができた。大分県のレストランには行ってみたい。

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    2025年11月10日
  • 山怪朱 山人が語る不思議な話

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    コロナ禍での取材や出版は大変だったと思います。
    語り部が減っている中でこれだけの話を集めて本にまとめるのはすごいなと感じました。

    山で何かに悪戯される話が、地域によって狐だったり河童だったりカリコボーズだったりするのが面白い。

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    2025年09月21日
  • ニッポンの肉食 ──マタギから食肉処理施設まで

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    なんとなく、「日本で肉食が始まったのは明治時代になってから」といういめーじがありましたが、それが大きな誤解だったことが分かりました。
    たしかに、言われてみれば旧石器時代から狩猟は行われていたわけですし、牛や馬、豚を食べていなかっただけで、いわゆる「ジビエ」と言われるような鹿肉や猪肉は食べていたわけですね。

    本書では日本で様々な動物が食べられてきた歴史を振り返りながら、現代の食卓にのる肉について、「畜産肉」と「狩猟肉」に分けて紹介されています。
    また、かつては商店街にあった(わたしも薄っすらと記憶にありますが)枝肉を吊るした肉屋も紹介されています。笑い話で、「スーパーに並んでいる切り身の魚しか

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    2025年09月13日
  • 山怪 青 山人が語る不思議な話

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    山にまつわる不思議な話を、全国各地の山人から聞き書きしたシリーズ第五作。
    作者の田中康弘いわく「大団円」とのこと。
    時代の移り変わりを思えば、よくぞここまで取材を続けてくださったなあと感動します。

    怪談や怪異もありますが、本作を読んでいて一番感じたことは「無知は最強」でしょうか。
    土葬した仏様を掘り起こし荼毘に付してお骨にするのに使っていた鉄板とは露知らず、東京から来た観光客がそれでバーベキューをしていた…なんて話には仰天しました。きっとその人たちは今も知らないんでしょうし、知らないから何ともない。まさに最強です(笑)

    また何かの折に復活して欲しいなと思うシリーズでした。
    まずは田中先生、

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    2025年09月09日
  • 山怪 青 山人が語る不思議な話

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    怖い話というよりもちょっと不思議な話。
    時代が進んでこういう話が無くなってなくなっていくのは少し寂しいな。

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    2025年08月18日
  • 山怪 青 山人が語る不思議な話

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    山のキツネやタヌキのいたずら
    子どもの頃
    夜の山は怖かった
    でも山で暮らす人達には 
    そうでもないみたい
    不思議体験の全国版
    場所が変わると扱いもいろいろ
    面白く読めた

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    2025年07月29日
  • 山怪朱 山人が語る不思議な話

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    山怪シリーズ第四作。
    コロナ禍を前後した取材を経て出版された労作とのことです。地方…特に山間地を巡るのは大変だっただろうと思います。

    現代で実在の方々からうかがう山の不思議な話。
    人魂や狐狸の話を中心に、説明のつかない体験が語られています。

    次回作で完結とのこと。寂しい気持ちです。

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    2025年07月20日
  • 山人が語る不思議な話 山怪朱 1

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    水谷緑が「山怪」のコミカライズ。これはなかなか怖い! 対象に少し距離を置きつつ淡々と描いていて、なおかつ登場人物がそれぞれ深みを持って描けているからであろう。実力発揮。

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    2025年06月29日
  • ヤマケイ文庫 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    オチがある訳ではないが、面白い!
    現代にはない、より自然に近い昔の生活と文化が感じられる。市政の歴史民俗学

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    2025年05月05日
  • ヤマケイ文庫 山怪 弐 山人が語る不思議な話

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    前作同様山人たちの体験談をそのまま書き記してあるであろう本書は大袈裟な所がない分リアリティがあって面白い。身近に起こった不思議な出来事を山の神や、狐狸ムジナが引き起こしたのだと考えるのは自然と共存する古き良き日本人の価値観ならでは。

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    2024年09月06日
  • ヤマケイ文庫 山怪 山人が語る不思議な話

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    もっと追求してほしいというレビューもあったけど、これは伝承や昔話ではなく、マタギや集落の人が過去にこんなことがあったけどあれはなんだったんだろうというリアルな話だからこれはこれでありだと思った。

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    2023年09月25日