朝香りくのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
高校の同窓会が催された夜、雪道はずっと片思いをしていた仙光寺と再会した。酔った勢いで体を重ねてしまい、その後も再燃した恋心は膨らむばかり。だが、離れていた間に自分はチンピラ、仙光寺は社長になっていた。釣り合いのとれない相手に不安を抱いた雪道はもう会うことをやめたほうが良いと告げる。しかし、自分も雪道を想っていたと言う仙光寺は、及び腰になる雪道に猛烈なアプローチをしかけてきて……!?
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★4.5
面白かったーーー!!!テンポも良いし、サクサク読めるのにストーリーもしっかりしていて最後まで飽きる事なく楽しむ事が出来ました!
高校の頃から両片思いしていたという最初から好き合っている者同士のお話で、片方は、顔良し、頭良し、運動神経も抜群で大会社の社長という所謂スパダリ系、もう片方はヤクザの端くれもいいとこなチンピラなんですが、一見、何の接点も無さそうな二人がいかにして仲良くなったのか、男同士なのにどうして好きになったのかという説明がしっかりしている為、物語の流れも自然で全体的に完成度の高い作品に仕上がっていると思いました。
また、攻めと受けの会話が非常に面白く、思わずクスッとなる場面もしばしば。
どちらも好き合ってはいますが、愛の比率で言ったら攻めの方が圧倒的に重く、恋人岬のシーンを含め、受けの事になるとやや暴走気味になるところが面白かったです。
(そして基本的に受けの方が常識人で、ツッコミ役になっているのがまた面白かった…笑)
でも、思わずキュンとしてしまうような場面も沢山あり、特に漁港で二人が写真を撮り合うシーンは挿絵が素敵だった事もあって、とても印象に残りました。
何て言うか、ちょいちょい子供っぽくて可愛いんですよね。この二人。
受けも受けでチンピラなんだけど、根っからのワルって訳じゃなくて、本当は真面目で優しいのに一生懸命悪ぶってる感じがひしひし伝わって来て、何だかもどかしさを感じさせるキャラクターでした。物語の後半で攻めが、ウニの例えと赤鬼の例えを出すのですが、これが的確過ぎて納得(笑)
あと、可愛い見た目に反して強気な上に、最後の最後までタチを諦めなかったり、弟分を守ったりと要所要所で男らしさをしっかり感じさせてくれたのも良かったです。
最近、こういう男らしい受けのお話を読んでなかったので新鮮でした。
基本的には甘めな雰囲気のお話ですが、暴力描写を含む(軽度ですが)ヤクザ絡みのシリアスなシーンもある為、読み応えはバッチリです。
笑わせるところは笑わせて、締めるところは締める。
そんな甘過ぎず、辛過ぎずな非常にバランスの取れた作品で、個人的にはかなり楽しめた部類の作品でした。
…ただ、強いて不満を挙げるならラストの問題の解決の仕方がちょっと引っ掛かる…かな?ほんのちょっと、ですが。
攻めは完全に堅気の仕事をしていると思っていたので、「あっ…そうなんだ…^^;」と。
正直、受けがヤクザの世界に居た分、攻めはそういうのとは全く関わりのない世界に居てくれた方が印象は良かったかな。
それでも自分の中ではストーリーといいキャラクターといい、限りなくパーフェクトに近い作品でしたし、やっぱり全体的な評価としては凄く面白かったので、終わり良ければ全て良しってことで!(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレケモミミもふもふファンタジーです。
血統書付のロシアンブルーの受は、人間の都合で勝手に捨てられ、箱に入ったまま川をどんぶらこしてた所を、攻の極道若頭に助けられ、恩返しをするために人間になる!
と、まぁ非常に分かりやすいお話でした。
鶴の恩返し猫版という感じで、もしも猫であることが人間にばれて忌み嫌われるようなことが有れば、毛玉になって消えてしまうという条件付。
そして満月の夜は耳と尻尾が生え、新月の夜は完全に猫の姿になってしまうという美味しいオマケ付。
極道の若頭である故に、幼い頃から人に対して警戒心が強く、猜疑心の塊のような攻は、最初あらわれた受のことを余所の組のスパイと疑って様子見をしていました。
ですが、猫の本性(まるで去勢後の雄猫のようではありますが)はそのままに、つたないながらも一生懸命に攻に尽くし、まっすぐに気持ちをぶつけてくる受に徐々に絆されていきます。
これがもう秀逸で、受は人間になっただけで本当に猫そのまんまなんですよ。
新聞なんかのカサカサ大好き、紐も大好き、草むしりや虫に夢中になったり……。
猫の本能と人間となった自分の理性との格闘も非常にバランスがよくて面白い。
そしてそんな不思議な受を、攻や組の人達が警戒しながらも段々と受け入れていくんですが、猫の姿を見られてはまずいと新月のある日、受はこっそりと家を抜け出します。
野良の時にお世話になったキンメと待ち合わせをして一夜を凌ぐ予定が、攻に恨みを持つチンピラに拉致られ……あわや! という時に、キンメの機転によって受は救い出されたものの、結局は猫だとばれてしまいます。
展開見え見えなんですが、そんなことがどうでもよくなるくらい、受が可愛いです。
そしてキンメも可愛い。もふりて~!! とずっと身悶えしながら読んでたんですが、ファンタジー好きでショタ気味OKの猫好きさんには強くオススメしたい。
とにもかくにも可愛い可愛い可愛いの連続で、そしてちょっと切なくほろりとくる場面もあり、一冊で二冊分くらい美味しいできあがりになってます。
イラストも非常に合ってましたし、後日談の発情期ネタもウマウマでした。
ここまできてなんで★5評価じゃないかというと、桃色シーンで受が「らめぇ」「やらぁ」で喘ぐんです。
私はこの「だ」が「ら」になると、急に熱が引いてしまうので、それがなければ間違いなく★5でした。
初読み作家さんでしたが、文章に癖もなく読みやすい。
短時間でさらっと読めるけど、大事な要素はしっかり入ってる。お気に入りの一冊になりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ怪我をして美容師の仕事を辞めざるをえず、ゲイ専用ホストをしながら身体も売ると言う自堕落な生活をおくる愁也と愁也の元顧客で大学生になった加賀宮よ話。顧客の時からずっと愁也が好きで、探し続けてやっと出会えた加賀宮は酔った愁也と一晩過ごしてしまう。でも、加賀宮は純粋でホストクラブに来たり、身体を売る相手の邪魔をしたり、愁也に一途に気持ちをぶつける。その大型ワンコの様な瞳と行動に絆され付き合いを軽く受け、自分を、知れば嫌いなると思っていた愁也だが加賀宮の気持ちと執着は半端なく…と言うストーリーでした。一途で必死な加賀宮が男らしくもあり可愛かった
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Posted by ブクログ
ネタバレ高校時代からの初恋を実らせた話。同窓会に行きたいけど、親友の仙光寺に会いたいけど今のチンピラやってる自分を見せたくない雪道が暴漢に襲われてる女性を助けてる時に偶然通りかかった仙光寺と出会い、その日に抱かれて実は両思いであると知るけれど信じられず、そんな雪道をまっすぐな気持ちと行動で信じさせて、更に自分を悪く見せ周りをたてる雪道に自分を大切にする事を教える。大西に仙光寺が雪道の状況についての例えで「寿司職人の中にウニが居るみたいな感じですか?」と聞かれ、その答えに「そうだ、更にそのウニが自分も職人だと思っている状態だ」と言うのが笑えた。
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購入済み
受けの人物像に攻めが入れ込むほどの要素があまり感じられなくて淡々と読み終えてしまった。
受けの職場での冷静で仕事のできるスマートな男設定はなくてもよかったのではないかな。読後の印象は幽霊をひたすら怖がってワアワア言ってたなというくらい。
気が小さくて臆病、でも仕事には一生懸命…とかの方が攻めが惹かれる要素になったのでは。
全て中途半端な気がしました。 -
購入済み
確かにタイトル通り極甘でした!
ヤクザ系の話が好きで手に取りました!
率直な感想は物足りないなっていう感じですね><
確かに甘いけど特別感を感じるような場面が少なかったかなぁ。。
そこまできゅんきゅんできませんでした>< -
Posted by ブクログ
ネタバレ美里は、自宅アパートが火事に遭うという不幸に遭遇していた。
ところが、そのことをきっかけに声を掛けてくれたのは、ずっと憧れていた習志野。
色男である習志野に憧れて、声をかけることさえためらっていたのだった。
だが、この機会に習志野と仲良くなりたいと考えた美里は、習志野の言葉に合わせて「自分も遊び人だ」と言ってしまう。
しかし、本当は、男はおろか、女とも付き合った事無い美里は、部屋を訪ねたその日に、家賃として体を要求されてしまう。
という話でした。
本当のことが言えなくて、嘘をついてすれ違ってしまう系の王道話。
最後はどちらも本命が自分であるということがわかってハッピーエンドでした。
お好きな人に、オススメします。 -
ネタバレ 購入済み
ほんとにストーカー
攻めがマジでストーカーで、タイトル通りでした。
受けはどっちみち鬼になっちゃう運命的だったんですねー。
まあ無理矢理じゃなく無事に愛が育まれて良かったけど。
全く食事が味わえなくなるってのは辛いなー、と思いました。