朝香りくのレビュー一覧
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ネタバレ自分に自信の無い美里は、自宅マンションが火事に遭い住む所を失ってしまう。その時ずっと美里が憧れていた習志野に手を差し伸べられて、童貞と知られたくなくて、自分も習志野同様に遊び人だとうそを吐く。習志野は家賃と称して身体を奪うが、その時も初めてと言えずに、どんどんうそが重なっています。外泊したり女性の影がチラついたりで美里は嘘を後悔するが、こんな状況は今後無いと習志野のマンションから出ていく事も出来ない。心の中のピンクの宝箱も開いたりしまったりで…しかし習志野も実はと言うお話でした。途中、焦れったくてニヤニヤしてしまいましたが、私的には好きなハピエンの仕方でした。
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自分と関わる人は不幸になる。
そう思って生きてきて人と関わるのを避けている八千代の前に現れたうさ耳を持つ悪魔の阿門。
阿門の「お前の望みを叶えてやる」に特に望みが無く、オマケに人の幸せを願うのには驚きました。
そんな八千代に何とか望み(欲深い)を言わせたいとあれこれとする阿門がなんだかおかしく。
Hなことをされて戸惑いながらも拒否出来ない、させて貰えないのもあるけれど八千代の優しさが感じられました。
一緒に暮らしているうちに八千代も阿門も知らず知らずにお互いにかけがえのない相手になっていて、そこで勘違いから離れなきゃと思ってしまった八千代が可哀想でした。
そんな八千代の取った行動で阿門が怒り、 -
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奴隷のカレンは強面の王様ルフィウスに見初められ城へと引き取られた。温かいご飯や綺麗な服をもらい、そんな贅沢に何もしない自分ではいられないとカレンは夜伽を申し出て…。
シンデレラストーリーです。
とにかくカレンが奴隷の身ながら人の事を先に考え前向きな考えの持ち方でそこに惹かれたルフィウスの溺愛ぷりが凄く、でも顔が怖い為に誤解されてたり(ルフィウスの心の声には笑ってしまいました)とはじめは悩みながらでもカレンはルフィウス への気持ちに気付きでも、と悩むのが辛かった。
事件が起き2人の絆がしっかりと結ばれ良かったです。
最恐顔の笑った顔を求めたカレンにルフィウスの言葉素敵でした。
この2人の治め -
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久しぶりのりく先生
久しぶりにりく先生の作品よめました
いきなり会社が倒産するわ、姉が事故で亡くなるわ、甥を育てることになるわ、住んでいたアパートを追い出されるわ
びっくりするほど不幸続きだけど
そんなタイミングで幼なじみでかっこよくて優しい極道に再会して家族になる。
やっぱり仲良く暮らして行くのがいい
天地は天使だよね、ちゃんと優しくていい人がわかっている -
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やっぱりいいな。
佳月が最後まで素直で可愛い
健吾さんも一途でかっこよくてよかった
衝動買いした作品だったけど大当りだった
男の嫁だけど、男が惚れる人だったってことよね佳月は
きっかけはビジネスだったけど、身代わりだったけど
身代わりでよかったよね
またの続編をお願いします
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続編もなかなかよかった
続編もよかったです
佳月の素直でまっすぐで可愛いところがたまらなくやられてます
健吾さんもそうでした
かっこよくて佳月にメロメロ旦那さま
女装もようやく慣れて来てるけど、やっぱりちょっと可愛そう
本当の自分で夫婦したいだろうな -
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弟が可愛い
初見の作家さん
イラストに惹かれて購入したんですが、思いの外よかった
姉ちゃんの代わりに「嫁」に行った弟
極道一家同士のビジネス結婚だったはずなのに
互いに惚れてしまい今はラブラブ
仲がいいのは何より
弟がライバルだからちょっと大変かも健吾さん
続編も楽しみ -
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愛されてます
仁義なき新妻生活の続編。
今回は、船上でのお話。
初めての豪華客船にウキウキの佳月だったが、
海外マフィアのリカルドに口説かれたり、脅されたり、内紛が勃発したりで大変。
やっぱり、佳月の心の声が面白い。
逢う人、みんな虜にしてしまう佳月に、ヤキモチ焼きの健吾は、気が休まる時がないでしょうね。
今回も、たっぷり楽しめました。 -
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可愛いらしい
真っ直ぐでお人好しの佳月は、姉の身替わりに健吾に嫁ぐ。家の中でも急の来客に備えて女装。結構短気で威勢がいいけど、その姿は残念ながら弱い犬ほど良く吠えるの典型。頭もあんまりよろしくなさげ。でもそこが可愛らしかった。
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微笑ましい限り
再会した幼なじみが片方は組長に、もう片方はホストになっていた!組長に溺愛されるホスト。よくある設定かと思いきや。組長は家庭的でスコーンやクッキーを焼いて美味しい紅茶を入れてくれるのです。その上、可愛い天使のようだと元ホストの千影を崇拝せんばかり。眩しい。温かい紅茶の湯気に光が宿るわ。甘ーいお話。
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亜鳥の育ってきた特殊な環境、
その殺伐とした育ち方からは考えられない
可愛げのある性格。
心に傷を持つ聡一郎は手を焼きながらも
亜鳥にどんどん魅かれ、世話をしていたつもりが
その亜鳥の決定的なひと言で救われる。
引き込まれるように一気に読みました。
これまで読んだことがない読後感、
おもしろかったです。
ふたりの抱える問題はとても重いものなのに、
ストーリーは重すぎず、
かといって軽すぎることもなく
話の流れに全く違和感がなく、
亜鳥の無邪気な言動やすぐに不安になるところは
その育ち方を思うと哀れで、
早く幸せになって欲しいと願いながら読みました。
最後の頭に文鳥を乗せた姿にふたりの穏やかな -
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猫だ!
猫とBLは相性がよろしいようで。
受けちゃんが『猫』という作品を何作か読みました。猫獣人だったり人化した猫だったりと作品によって様々ですが、アザミくんは姿は人間だけど行動も思考もホントに猫ですね。
野良猫仲間のキンメくんに妙に人間臭いところがあるのは野良猫としての経験値の高さ故でしょうか。血統書付の箱入にゃんこだったアザミくん、世間知らずなのは無理ないのかも。
そんな世間知らず猫のアザミくんが猫なりにその生い立ちを語るシーン。それが人間(極道)の神名木さんには『猫のブリーダー』=『人身売買のブローカー』に、『猫の飼い主』=『人身売買の顧客』に変換されて聞こえるわけですが、このシーンがツボってし