宮本れんのレビュー一覧
-
購入済み
復讐から
復讐から生まれる愛もあるんですね。
身体をつなげる、重ねることが全てそういうことではないけれど、そこに
心があるなら愛しい気持ちが、生まれ育つのでしょう
人は憎しみだけじゃないものもいるから -
Posted by ブクログ
ネタバレとても読後感の良い、優しい気持ちになれるお話でした。
主人公の美少年サーシャは人狼と人間の女性との間に生まれた、半分は狼の属性を持ちます。
ある日、父は狼狩りで無残に殺され、残された母も後を追うように亡くなりました。
人狼であることを知られていけないと森を出なかったものの、食料が尽きて町に出ることに。
悪い男にだまされて売春宿に連れてゆかれましたが、そんな急難から助け出してくれたのが国王アルベルトでした。
最初は二人ともお互いが何者であるか知らずに出会い、ひとめで強く惹かれ合った二人。
サーシャは「国王の癒やし」として城で暮らすことになりますが、やがて、悲しい真実を知ります。
それは愛する人の弟が遠い昔、狼に屠られたこと、更に弟を奪われたアルベルトが王として狼殲滅を命じたというものでした。
アルベルトにとって自分は目の敵であり、また彼も自分にとっては父を殺した憎むべき敵であるー、残酷な現実がサーシャの前に立ち塞がります。
晴れて両想いだと知り、結ばれた直後に知らされたあまりにも過酷な事実に、サーシャはもう自分は彼の側にはいられないとまで思い詰めるのですがー。
読んでいて優しい気持ちになれるのは、アルベルトとサーシャの両人ともが常に自分より相手のことを考えているからでしょう。
また、互いを想い合うカップルというのは割とどのお話でも見かけるのですが、この二人は自分たちだけでなく他の周囲の人たちのことも常に考えて行動しています。
そういうところがとても好感度が高かったのだと思います。
嫌みのないお話ではあるのですが、やはり、その分、ストーリー的には少し盛り上がりに欠けるかなという
若干の物足りなさは感じたというのが正直な感想です。
ラストは互いの恩讐も超えて晴れて心身共に結ばれた二人、良かったです。
アズベルトのサーシャに向けた真摯な告白、求愛の言葉が心に残りました。
「俺がおまえに触れたいように、おまえにも俺を欲しがってもらえたらそれだけで嬉しい。愛し方はひとつじゃない。上手下手もなければ、正しいやり方なんてものもないんだ。俺はただ、身も心もさらけ出してひとつになりたい。サーシャ、おまえと、、、、」
「どうか傍にいてくれ。どこにも行かないでくれ。俺の人生にはおまえが必要なんだ、サーシャ」
最後の二人の結婚式のシーン。
「今日まで、本当にいろいろなことがあった。けれど、今なら言える。愛を取るためにする努力ほど尊いものはなく、愛のために捨てるものほど惜しくはないものはないと。」
サーシャが亡き両親に心の中で語りかけるつぶやきも心に残りました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
箱根のオーベルジュで、シェフとして真摯に料理と向き合う周。ある日店が買収され、新オーナーの資産家・成宮がやってくるが…?
***
★4.5
年明け最初に読んだBL小説。
宮本れん先生の作品を読むのは「飴色恋膳」に続いてこれで二冊目です。
小椋ムク先生の表紙絵に釣られて購入したきり忙しくてしばらく積んでいたのですが、ようやく読む事が出来ました。
表紙のイメージ通りの、あまあまで優しい雰囲気の作品でとても良かったです(^^)
「飴色恋膳」を読んだ時も思ったのですが、宮本先生はお料理やお食事の描写がとてもお上手で、読んでいてお腹が空きます。(夜中に読んでいたので尚更…笑)
前回は攻めが受けの胃袋を掴むお話でしたが、今回受けが攻めの胃袋を掴むお話で、個人的には今回のお話の方が好みで最後まで楽しく読む事が出来ました。
まず、受けの気持ちの変化が自然で良かったな、と思います。
オーナーがいきなり変わった事で最初は攻めに対して反発心を抱いていた受けが、攻めと関わって人となりを知っていくにつれて徐々に考えを改め、相手に惹かれていく様子が丁寧に描かれている為、感情移入しやすかったです。
少し子供っぽいところもありますが、料理に対してのひたむきな姿勢は読んでいて十分伝わって来ましたし、頑張り屋な受けが好きな自分には好感の持てるキャラでした。
攻めは攻めで最初こそ傲慢な男かと思いきや全然そんな事なく、寧ろ凄く紳士的で誠実なところがめちゃくちゃツボで、スパダリ好きには堪らないキャラでした。
実は過去に受けと出逢っていて、それから密かに受けに執着していたという設定も良かったです。(若干、ストーカー寄りですがそれもまた愛という事で…笑)
ストーリーについてはそれほど引っ掛かる点もなく最後までしっかり楽しめたのですが、唯一「ん?」と思った部分を挙げるとすれば受けが少々鈍過ぎるところくらいですかね(笑)
ゲイでない相手にキスまでされてるのに、その後の展開で「自分の料理にしか興味がないんだ」って誤解するのは少しどうなのかな、と…。;^_^A
いや、受けの事が好きだからキスしたに決まってるじゃん!と思ってしまいました(笑)
あとは当て馬キャラになるのかと思っていた高埜が意外にも最後まで大人しくて「あれ?」と思ったくらいで、取り立てて派手な事は起きないけれどその代わりストレスを感じる事なく読める甘いテイストの作品でした。
脇キャラ(特に轟さん)も個性的で良かったですし、新年最初に読んで正解でした。
小冊子のクリスマスネタも大変あまあまで、お腹いっぱいです。ご馳走さまでした♡ -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
小柄で童顔の会社員・淳は、父子家庭で一人で子供を育てる同僚・清水に惹かれていくが、その想いは告げられずにいて…。
***
北沢きょう先生の表紙に一目惚れして購入しました。
もしかしたら攻めが敬語使いの小説を読んだのって初めてかも…?
攻めは徹頭徹尾、敬語スタイルを崩さない紳士キャラだったので敬語攻めに萌える人はかなりツボかもしれません。
因みに子供に対しても敬語です(笑)
ストーリーは攻めが薬膳料理人というだけあって料理の描写が割と頻繁に出て来るのですが、どれも美味しそうで夜中に読んでいたらまぁ、お腹が空くのなんの…(笑)
あとは中医学の説明などもしっかりとあって、そういった分野に馴染みの無い自分としてはとても新鮮で読んでいて面白かったですし、比較的ゆったりとしたペースでお話が展開されていくのも良かったかな。
そして肝心な恋愛の方はと言いますと、距離が縮まったり離れたりを繰り返しながら最後の方でようやく結ばれるといった感じで、後半に進むにつれて結構やきもきするんですね、これが。
と言うのも受けの性格がなかなか子供っぽく、デリカシーが無いんです…。^^;
聞いちゃいけないって分かってるのにポロッと質問してしまったり、踏み込んじゃいけないところまで踏み込んでしまったり。
とにかく「またか!」ってくらい攻めの地雷を踏みまくります。(^▽^;)
それでいざ、攻めが忘れられない人がいるという秘密を打ち明けてくれたら今度は嫉妬からあからさまに避けたり八つ当たりしたり…。
正直、こんな言い方ってないよなあ…と思うようなシーンが幾つかあって、受けの行動や言動は読んでいて少し引っ掛かる点がありました。
攻めが凄く優しいから余計、受けの子供っぽさが目立つんですよね。
そういった経緯もあって、攻めが受けのどこに惚れたのか私にはいまいちピンと来ず、残念ながら最後までハマり切れませんでした。
あとは攻めが同じオフィスで働いているっていう設定も出だしは良かったのに最終的にはあまり活かし切れていなかったような気がして、この点も少し気になったかな…。
これなら別に同僚設定じゃなくても良かった気がしなくもないというか。
でもまぁ、面白くなかった訳ではないんです。
先述した通り、料理などの描写は丁寧でとても良かったですし、攻めの子供も元気いっぱいで可愛く、癒されるシーンも沢山あります。
ただ、やっぱりどうしても受けが詮索し過ぎてる印象が強かったのと、私が敬語攻めにあまりときめかないのが原因で思ってたほどには…って感じでした。 -
購入済み
作者買いです。
シリーズもの
召喚された?
料理研究家?
見知らぬ場所にいきなり召喚されて料理なんてできる?
ツッコミましたわ -
ネタバレ 購入済み
おもったより
かわいいお話。イラストがとても素敵でした。魔王が意外に理性的で、最初からおやつとして食おうとはしていなかったので、タイトル詐欺だーーって思いました。
-
ネタバレ 購入済み
なんか…
理人が圭に惹かれた理由がイマイチ伝わってこなかったから、圭の犬になり喜ぶ理人に共感出来ずダラダラと読み終えてしまった感じ…
圭もゲイが親にバレ、父に怒られ絶縁という経緯があるのだけどサラッとし過ぎてやはり共感出来ず…
桐生大地登場で何か変わるかと思いきや ただの当て馬かぁ〜
多分読み返さないな。私なら。
-
購入済み
一気読み
あとがきをみて、シリーズ3作目だと初めて知りましたが、これだけ読んでも全く違和感なく読めます!
内容も一気読みしちゃうくらい、テンポよく書かれておりますが、私的には2人のイチャシーンがもう少しあっても良かったかと…あくまでBL目線で(笑)