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銀髪と琥珀の瞳を持つキリエは、ヴァンパイアを狩るスレイヤーとして母の仇であるユアンを討つことだけを胸に、日々を過ごしてきた。だがユアンに対峙し、長い間独りで生きてきた彼に自らの孤独と似たものを覚え、キリエは少しずつユアンのことが気になり始めてしまう。「憎んでいるなら殺せばいい」と傲然に言い放ちながらも、その瞳にどこかで寂しげな色をたたえるユアンにキリエは心を掻き乱されていき――。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年05月09日
ヴァンパイアを恨むように育てられたキリエ。自分に流れている血も、ヴァンパイアも憎んでいるけど、人間のことが好きなわけでもない。というのは見ていて辛い。「仲間」と言える人が何処にもいないのだから。そんなキリエがユアンと過ごすうちに、段々「人間らしく」なっていくのが楽しい。戸惑ったり、悲しんだり、喜んだ...続きを読む
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