bun150のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
転校して来たのは、小学生の頃気まずい思いをしたまま離れ離れになった幼なじみの少女。しかしなぜか彼女からきつく睨みつけられるのだった。
長い説明調のタイトルの作品の場合、そのタイトルが全てのもの、作品世界の説明のもの、物語のラストを語ってしまっているものと様々ありますが、今作の場合は作品の一部を表わしたものでしょうか。
主人公幸太とヒロイン綾乃のバレバレ片想いラブコメという面だけでも面白いのですが、そこにあれもこれもと様々な要素を放り込んでいます。しかもそれでいてバラバラのごった煮にならず、全体がうまく絡み合いながらもドタバタコメディとして成り立っているのだから面白い。
なにせ綾乃の想いが -
購入済み
FD的な…
前巻にて大団円となった本タイトル、
今巻は本シリーズ後日談+新シリーズ+既存シリーズ顔見せ、なFD的な一冊。
来年2月に水沢/春日、両先生コンビにて新シリーズとの事ですし、
今巻で出演した新顔が新シリーズとなるのでしょう、きっと。
あと(ツインテール)がきで水沢先生が書いていた様に、ヒーロー大集合!的なノリ。
今巻でもヒロイン枠?争奪には決着つかず、
白黒はっきりして欲しい方には残念な、可能性を求める方には嬉しい終幕でした。
シリーズとしては、ひたすらに【ツインテール】。
ともすれば出オチで終わる要素に、熱血、ヒーロー、戦隊、ラブコメと言った要素を絶妙なバランスで織り交ぜ、 -
購入済み
良いんじゃないですか?
読んでて嫌悪感も感じなかったし普通に面白かったですよ?
評価を満点にしなかったのは、テクニック的要素と言うべきか?
国語力的技法と言うべきか?
それとも、書籍化にあたっての編集の仕方なのか?
区切りが付け難く、インターバルを挟み難かった分の減点です。
発想-着眼点的には有りだと思う。
あとは勉強次第かと。 -
購入済み
タイトルは置いといて
1·2巻一気読みしました。
特に2巻は伏線らしきモノが複数散らべられているものの、
「コレって必要?」みたいな感じで、伏線の様に見せ掛けていながらの"脱線"になってたかと。
結末は、予想通り。
文章の作りが上手い分だけ勿体無い気がした。 -
Posted by ブクログ
拍子にかかれたいすゞエルフと言う文字に惹かれて買ってしまいました。異世界にトラックがどう絡んでくるのか全く想像がつかなかったので、かなり期待が高まっていたけれど、いい意味で裏切られました。
大きなダンプみたいなので魔物を蹂躙していくのかもと思ってましたが、小型のエルフという事で非常に納得のいく使い方でしたね。
ただ、高校生と言う設定がこれと言って活かされていないのが少し残念でした。ボッチが自然と成り立つと言うのと、異世界の住人と年恰好が近いという事くらい?バイトもしてたみたいですし、少なからず人間関係があったようにも思えるのに、全てを捨てて異世界に来て全く振り返らないのは少し薄情さもあるような -
Posted by ブクログ
非公認魔法少女という名の傭兵の物語。世界観がとてもシビア。金のために命を懸けた仕事をし、仲間が死ぬこともあり、上からいいように使われ、人質をとられる。主人公のほのかがものすごくつらい厳しい世界を生きてきたことが分かる。魔法少女というテイストはライトノベル向けだが、中身はライトじゃない。コスチュームとスキルは魔法少女だが、それ以外は歴戦の引退した傭兵が世界の大ピンチに呼び戻され絶望の中を絶望のまま戦う。男の子が完全に守られる立場になっており、それが違和感なく、それこそが切り札になっている。ダークというよりシビアで夢と希望がどこかへ行ってしまった、傭兵である魔法少女の物語。
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Posted by ブクログ
三巻はアルファレイアにて次の旅へと準備を進める物語である。新キャラを加える一方で、皆が集い、顔を合わせる巻とも言えるだろうか。
今回、敵として現れたのは生前のスラヴァと争った者であり、彼もまた昏い色の血晶と関わりを持つ者なのであるが、その対戦へと向かう物語がやや整備不良に思える。
この辺は、ネット小説の弱いところだろうし(つまり、逐次更新が邪魔をして、書き上げた後に伏線を強化するようなことができない、ということだ)、書籍とする上では書き加える必要があったように感じられる。
端的に言えば、唐突な再会と、その場で説明される唐突な因縁であった。これは一冊の本としては、悪手と言わざるを得ない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ冬風さんすげー!
1巻のラストで物語に事態に深く関わってくるようなフリをしていたのにいざ、2巻になってみたらCtGで活動している様子がないもんだからすっかり油断していたら、滅茶苦茶美味しいところを掻っ攫っていきやがった……!
これじゃあ、実際に同居している美遥よりも余程正妻らしい振る舞いだよ!
実際、この時点で遊が美遥に向けている感情は気になる異性だから大事にしたいとかではなくて、「ハルハの母親」だから大事にしたい、気に掛けているっていう感じが強いんですよね。
それに対して冬風と遊は積み重ねてきた時間が全く違うからなぁ…。だからこそラストみたいな連携も出来てしまうわけで。
美遥が遊に向けてい -
Posted by ブクログ
2巻はいよいよ、この物語における大きな障害が目前へと現れている。ストーリーラインとしては、この謎と対峙していくことになるのだろう。
その意味で、シリーズの始まりとも言える巻であり、ヒロインを増やしてライトノベル的なふくよかさを備えた巻でもあるのだが、いささか物語が小さい。
表現のくどさについては先の巻でも触れたが、その回りくどさが紙面を要していて、300ページ近い厚みの割には出来事が少ないのだ。
これは間違いなくこのシリーズの欠点だろう。表現の回りくどさは持ち味とも言えるが、それは文章の正確さという担保あっての話。この点で改善が見られないのは残念なところだ。
というわけで、評価は星 -
Posted by ブクログ
評価がやや難しい一冊である。ここでは星四つと評価したが、それより上にも下にもなりうる。
まず、私はネット上での連載を読んでいた身であるが、その立場から言うと、大きく加筆したこの書籍化は大変好ましい物だった。ストーリーラインが整理され、世界観がより明瞭となり、やや薄味であった学校での生活が一つの物語として厚みを持っている。良い一巻だった。
一方で、表現に変に凝りすぎている点は、さすがに気にかかった。特に冒頭がその傾向が強く、印象を悪くしやすい。
表現に凝っているだけならそれもまた味と言えるが、不適切・不正確なところが少なからず見受けられる。この点では編集者の責任もあるかもしれない。
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無料版購入済み
タイトルのまま
まさに空手バカです、主人公。いいやつなんだろうな。ミノタウロスやドラゴンの頑丈さと主人公の攻撃力のバランスが想像しにくい。