ジェリー・ポラスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジョナリーカンパニー1、2に続いて今回も購入。新聞広告に出てたのを見てすぐに購入したのだが、若干敷居が高く今までは本棚の肥やし。今回思い切って読み始めた。
ビジョナリーカンパニーと同じく、調査対象(今回は「人」)に対して様々な側面から調査を行い、そこから導き出した仮説に対して検証を行い結論付けている。ビジョナリーカンパニーの時は企業の活動や数値といった相対的に捉えやすいものが対象であったのに対し、今回は人が対象のためインタビュー形式によるもので、キーワードだけでは判断がつかないものも多く、文脈の中で捉える必要がある。この調査の難しさはここにあるのではないだろうか。ただ様々な分野のビジョナリ -
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Posted by ブクログ
会社という組織は往々にして利益追従傾倒や時代という変革に適応できずに衰退するか、適応した会社は反映するのかを一つの視点と解釈をを実践という形で提供する内容である。
本著は指すカリスマ経営者では時代を超えて活躍出来る企業にはならないと主張する。淘汰という言葉がある。不要なものを排するという意味だ。会社組織も同じで社会から不要になれば淘汰され、吸収または倒産するという形で消えていく。それはスタートアップだろうが、ベンチャーだろうが、中小企業、大企業や世界企業でも同様に言える。今、正に世界の最先端にいるメガカンパニーだろうが、100年持つかは誰にもわからない。もしかしたら、10年後には無いかもしれな -
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Posted by ブクログ
◆すばらしい意図を持ち、気持ちを奮い立たせるようなビジョンを持っているが、その意図を活かす具体的な仕組みをつくるという不可欠な手段をとっていない組織が少なくない。
ex.ディズニー大学生
◆カルトのような文化
・先見性(ビジョナリー)とは、やさしさではなく、自由放を許すことでもなかった。事実はまったく逆であった。ビジョナリー・カンパニーは自分たちの性格、存在意義、達成すべきことをはっきりさせているので、自社の厳しい基準に合わない社員や合わせようとしない社員が働ける余地は少なくなる傾向がある。
《カルトと共通する点》
* 理念への熱狂
* 教化への努力
* 同質性の追求
* エリート主 -
Posted by ブクログ
概念として4つ
①時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。
②ANDの才能を重視しよう。
③基本理念を維持し、進歩を促す。
④一貫性を追求しよう。
かなり古いものではあるが、確かに同じようなことをしていた日本企業もある。理念をつくるなど。
ただ、現在では時を告げる予言者がトップの企業も多く、カリスマ性に溢れる経営者もいる。
少し時代のズレがあるため、シリーズを読んでみたくなった。
そのような経営者たちに、どのような考えを持っているのだろうか。
説明
企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として -
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「あなたの生きがいは?」と問われてすぐに答えられるだろうか?
そんなことを考えさせられました。
1.この本を一言で表すと?
・成功者へのインタビュー本
2.よかった点を3〜5つ
・人に与えられた時間は限れられている。だから、誰か他人の人生を生きて、その時間を無駄にしてはならない(p162)
→自分の好きなことにもっと時間かけるべきだと反省しました。
・彼らが共通に持っている価値観があるとすれば、それは自分の生きがいに対する誠実さだ(p118)
→何か生きがいをみつけられた人は強いと思う。何か目標が必要ということか。
・BHAGが生きがいを具体的に教えてくれるとき、ビジョナリーな人にはい -
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成功とは、富や名誉とは関係なく、生きがいという自らが大好きな意義を追及し続けることである、という主張。
世界の「ビジョナリー」=「つくる人(BUILT)」な人たちへのインタビュー等を通じて、彼らの共通項を見つけ出したものである。
これを読んで、どう自分に生かすか???
まずは「生きがい」を考えてみることだろう。
翻訳自体は、自分にとってはあまり読みやすいとは言えず、頭に入ってきづらいこともあった。
また、もともと知りたかった「ビジョン」に関する話は出てこなかったので、これについては自分の選択ミス。
[more]
(目次)
序章 ビジョナリー・カンパニーから、ビジョナリー・ピープルへ -
Posted by ブクログ
『ビジョナリー・カンパニー』のシリーズはすべて読んだのでこちらも読んでみた。
書かれていることそれぞれについてはそれなりだが、構成が下手なのか、十分なインタビューを行っていないのか。広範囲にわたり検討されていることはわかるのだけれども、他の同様なビジネス本に書かれていることとそんなに違いが感じられない。
『ビジョナリー・カンパニー』は、データや情報を分析し研究しつくした結果、これだ!というものに行き着いた感があったが、この本には、そのような、これだ!がないですね。
特定の人物へのインタビューの詳細が2、3人分載っていればもう少し違ったかもしれない。 -
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Posted by ブクログ
「ビジョナリーカンパニー」と同時に読みはじめました。それぞれ内容がどう異なるのか興味があったのですが・・・、よく見ると著者が違うんですね、表紙ぜんぜん見てなかったです。
カンパニーの内容は当然継承しているものの、視点が個人に向けられているところから、なんとなく盛り上がりに欠けるような気がしてさらさらっと読み終えてしまいました。
カンパニーの方が感銘を受けることが多く、じっくりとまだ読書中です。また読み終わったらレビューを書きます。が、こちらも1箇所がつんときたポイントがありました。twitterにもupしましたが下記の文章
「正直になるべきだ。われわれには科学、技術、そして富がある。な -
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Posted by ブクログ
まず最初に書いておきたいのは、
読みづらい。
内容的には色々取り入れる面があった。
情熱を持って取り組み、その情熱に対しては他人からの評価に左右されず、確信を持って遂行する。
3つの輪(意義、思考、行動)の調和を持って永続する成功を手に入れた人達の実例が記載されていました。
●情熱的な意義
-目的はは一つとはぎらない。どの情熱も大切
-共通に持っている価値観とすればそれは、自分の生きがいに対する誠実さだ
-意義は自分自身でしか定義出来ない
●思考スタイル
-大義が自信をあたえてくれる
-取り組む価値があればなんとしても取り組む
‐人が大義を育てれば大義もその人を育ててくれる -