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あなたは辞書に書かれた「成功」の定義に縛られていませんか?
目先の欲望に目がくらみ、人は身近な幸せを忘れ、不幸になっていく。遠くにはもっと大きくもっと偉大な「成功」が見えているのにも気づかずに。
自分の人生における生きる意味を見つめなおし、大義を掲げ、生涯、情熱をこめて打ち込めるものに没頭できるようになった瞬間、人はだれしも平等に「成功」し「幸福」になることが約束されているのではないか?
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■マインド
1.成功とはいつまでも続く人間関係を築き、相手に奉仕することだ。
2.完璧さが最後の最後になってい手に入るのは、何も付け加えるものがなくなったときではなく、何も取り去るものがなくなったとき。
3.誰も相手に向かってその人がどんなリスクをとるべきか言えるはずがない。ここで強調したいのは、自分が大好きな道をその結果の良し悪しにかかわらず選択するべき、ということだ。
4.毎週少しだけ時間をやりくりし、仕事中あるいは仕事のあと、なんらかの方法で自分がもっている他の情熱を試してみることだ。
5.人に与えられた時間は限られている。だから、誰か他の人の人生を生きて、その時間を無駄にしてはならない。
6.ビジョナリーな人たちは、自負心というものは、挑戦し、そして失敗する、また挑戦し、失敗する、そしてささやかな勝利をこつこつと積み上げ、毎回少しずつよい仕事をするところから生まれる、と主張する。
7.経験は厳しい先生だ。まず試練を与え、教えてくれるのはそのあとなのだから。
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数あるビジネス書の中で不朽の名著と言われる「ビジョナリーカンパニー」。その共著者の一人ジェリー・ポラスが成功し続けている人々にスポットをあて、書いたのがこの「ビジョナリー・ピープル」です。
正確に言うと「~ピープル」は「~カンパニー」とは独立した書籍で出版社も異なります。装丁や構成は「~カンパニー」と似てますが、筆者・訳者も違うせいか、微妙に文体が違います。どちらかというと「~カンパニー」の方が読みやすいです。でも、精緻な調査と分析に基づく深い考察は「~カンパニー」を受け継いでます。
様々な分野で活躍する200人以上の 人々のインタビューがベースとなっているのですが、多くの伝記と違うのはその人の価値観に共感するのではなく、思考や行動の特徴から学ぶという姿勢です。
この本からの学びを一言で表すと「成功とは他者からの評価ではなく、自分の生きる意義を自ら見出し、誠実に追い続けること」でしょうか。導かれた結論に 意外感は少ないかもしれませんが、やっぱり行き着く先はここなんですね。
金銭・地位・名誉という世間的な成功を否定しているわけではないですが、当の本人にとって最も重要なのは意義。もし、金銭・地位・名誉が得られていなければ、「愚直」という表現の方が近いのかもしれません。
「~カンパニー」を読んでなくても読めますが、「~カンパニー」を引用している部分も多いので、先に「~カンパニー」を読んだ方が理解は深まるかもしれません。
生きる自分を再度見つめたい方、是非どうぞ。
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名著ビジョナリーカンパニーの自己啓発版。ビジョナリーシリーズの亜流かもしれないが、ビジョナリーカンパニーより身近に思えて、必読の一冊。
英治出版HPより目次
序章 「ビジョナリー・カンパニー」から「ビジョナリー・ピープル」へ
第1章 改めて成功を定義する
第2章 情熱と意義を追求する
第3章 情熱はひとつだけではない
第4章 誠実な姿勢をつらぬく
第5章 静かな叫びに耳を傾ける
第6章 カリスマは大義に宿る
第7章 失敗を糧にする
第8章 弱点を受け入れる
第9章 思いがけない幸運に備える
第10章 論争を盛り上げる
第11章 すべてを結集させる
著書の成功の定義が興味深い。ただ単に富や英声といった物質的な成功ではなく、生涯の生きがいを見つけ、情熱を持って人生をかける、もっと深い意味で成功を定義している。
著書では、著名人に直接インタビューを行ない、生の声を聞くことで、より著書の説得力を高めている。インタビューを重ねていくうちに、著者なりの「ビジョナリーピープル」を定義している。
「ビジョナリーピープル」になる第1の条件として、自分の好きなことを仕事にすること。この条件で、大多数の人は脱落してしまう。好きな仕事であれば、情熱を持って仕事にも打ち込めるし、人生も豊かになれる。自分の好きなことを仕事にするってのは、本当に大きいことだと思う。好きな仕事をして、それでお金を稼げれば、確かに幸せだし、いい人生生きてるなって思える。自分の好きなことを仕事にしてるかどうかで、この本の読み方が変わってくる気がする。
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ORの呪縛からのがれること、自分の中に原理原則をもつことなど今の自分に足りない考え方がまとめられていて多くのことを気づかされました。ビジョナリーな人間になるためにはどう考えどう行動すべきかを考えるきっかけとなりました。
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ただ運がよくて頭がよくて才能があって成功しているひとなんていない。
彼らは皆ビジョナリーな人たち。
財産よりも、夢を大事にする。
だからこそ、たくさんの壁のぶつかって、人一倍苦労している。
「彼らが共通に持っている価値観があるとすれば、それは自分の生きがいに対する誠実さだ。」
空想ではなく、実際に試し、行動に移すことが全てということを教えてくれる。
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永続的に成功を収め、世の中に大きな影響を与え続けている人々の特徴や性質をまとめ上げ、分析を加えた本。著書は、彼らビジョナリー・ピープルが成功を収めている秘訣を「自分なりに定義した意義」「創造力のある思考スタイル」「効果的な行動スタイル」の三つに分け、それぞれを詳しく説明している。
結論としてのメッセージは、自分自身にとって生きがいのある人生を送ることが永続的な成功の鍵であるとのことだ。しかし、変化の激しい現代において、そのような生き方をしていくのはそう容易いことではない。したがって、自分自身にとって生きがいのある人生を送るための工夫や注意点についても、本書では詳しく述べられている。本書の記述では、数々のビジョナリー・ピープルの生き方が具体的な事例として取り上げられているため、それが理解の助けとして大いに役立つ。
本書を読み終えて、やはり最も難しいと感じたことは、「自らが愛情や情熱を注げる、生きがいと出来る対象」を見つけ出すことである。本書に登場するビジョナリー・ピープルは、全員例外無くそれを持っている。しかし、本書ではこの点において十分な分析がなされていない。
生きがいと出来る対象は、どのように見つかり、どのように育つのであろうか。この問いに対しては、他の書籍あるいは自身の人生を通して回答を試みていきたいと思う。
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永続的な成功を与えてくれるものは、三つの輪、意義、思考スタイル、行動スタイルの輪を、自分の生活や仕事と整合性がとれるように動かす日々の作業と努力だと言う。この中で特に刺さったのは思考スタイルの失敗を糧にする、弱点を受け入れる、だろうか。
敗者はそれを失敗だと言い、勝者はそれを学習だと言う。つまりは死ななければ全ては学習、いつからそんな風に思えるようになったんだろう。
弱点を受け入れるのはある意味は悟りだろう。完璧になる事に拘らず、良さを追求していく。気にしない事も重要だとは考えてもみなかった。
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この本では、ある生き方を強く持ち、それにより長年、成果を出し続けている人をビジョナリーな人と呼んでいる。このビジョナリーな人々からのインタビューを通して、「どのように生きれば、満足な人生が送れるか」を考察していく。ビジョナリー・カンパニーの著者だけあって、非常に深遠な分析から、実にシンプルなプラクティスを導き出す。来年、私は不惑の年を迎える。人生も折り返し地点を越え、そろそろ、この先の生き方を確定させるべきだと思っている。私と同じような年代の方、考え方の人へお勧めする。
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「ビジョナリー・カンパニー」の著者の一人を含むチームによる持続的に成功し続ける人たちに関する10年に及ぶ広範な調査プロジェクトの報告。
この問題にアプローチするため、著者は世界200人以上の著名人インタビューを実施する。そのなかには、有名な経営者だけでなく、ジミー・カーターとかの政治家やU2のボノとか、その他さまざまなジャンルでの成功者を含む。
調査の結果は、ある意味、それほど驚くべきものではない。「自分で意義を見出して、情熱をもって取り組み、失敗や他人との議論からも学び、協同する」という、ある意味「ポジティブ・シンキング」系のよくある結論だと思う。結論を要約してもあまり意味はないので、本書を読んで、実際にそういう行動を実践している人たちの言葉を感じるしか無い。
個人的に面白かったのは、そういう調査結果ではなく、調査の方法論であった。「成功」という定義すら分からない漠然としたテーマに対して、インタビュー調査や定量的なアンケート調査、回帰分析など組み合わせて接近していく調査デザインは大変勉強になった。
特に、インタビューについては、事前の質問項目にこだわらず、インタビュイーの話したいことを聞き出していく。それを促すための「探求的」な質問をする。というやり方が、最近、関心をもっている「アプリシアティブ・インクワイアリー」みたいだなと思った。また、相手の議論を外側から解釈するのではなく、相手が自分の話を自分でどう解釈しているのか、を問題とするアプローチは、解釈学的で面白いと思った。
人類学者のクリフォード・ギアーツに「ディープ・プレイ」というバリにおける闘鶏に関する論文があるのだけど、この論文は「これがバリ人が闘鶏について自らが持っている考えである」みたいなところで終わっていて、「バリ人の解釈のうらにある構造」とか、「他の文化との比較」とか、そういう外部からの解釈や理論化を拒絶しているところが、衝撃的だった。この本の方法論はそれに近いと思った。
そして、そうした解釈論と定量分析を組み合わせて、結論に落とし込んでいくところが、いかにもアメリカ的な実証主義だな、と感心した。
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他人の評価とか目先の利益とかじゃなく、信念を大切に動くこと。
自分の体験に基づく課題に対し、誠実に働きかけること。
全っっ然自分が出来ていないので、読んでいて辛かったです。
お陰様でドッグイヤーだらけになりました。
ただ一点。「ビジョナリー・カンパニー」もそうだったんですが、途中飽きます。笑
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ビジョナリーカンパニー1、2に続いて今回も購入。新聞広告に出てたのを見てすぐに購入したのだが、若干敷居が高く今までは本棚の肥やし。今回思い切って読み始めた。
ビジョナリーカンパニーと同じく、調査対象(今回は「人」)に対して様々な側面から調査を行い、そこから導き出した仮説に対して検証を行い結論付けている。ビジョナリーカンパニーの時は企業の活動や数値といった相対的に捉えやすいものが対象であったのに対し、今回は人が対象のためインタビュー形式によるもので、キーワードだけでは判断がつかないものも多く、文脈の中で捉える必要がある。この調査の難しさはここにあるのではないだろうか。ただ様々な分野のビジョナリーピープルにインタビューして回るというのは無茶苦茶刺激的なことだろう。
内容は翻訳の影響もあるのか難しいものであったが、結論としては自分の存在することの意義や自分がなすことの意義を明確に理解し、それに基づいて適切な思考や行動を行なうということになるのだろう。それを様々な分野の人々を例に取りながら解説している。
この本で印象が深かったことをいくつか挙げると、
1.ビジョナリーな人にとって、成功の定義は富や栄誉ではなく、自分が没頭できる生きがいを永続的にできることであること
2.ビジョナリーな人は情熱や愛情をもって自分が生きがいとするものにぶつかっていくこと
3.ビジョナリーな人は失敗から学ぶ姿勢ができていること
いくつになっても人間チャレンジが必要だと思うし、情熱を以ってコトにぶつかる必要があると認識させられる。
Posted by ブクログ
ビジネス、文学、政治などなどあらゆる分野で活躍中の著名人たちの人生観は、どこかみんな共通しています。
すきなことをとことんやるとか、失敗してもあきらめないとか。
就活して元気がなくなったらコレを読もっと!
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「あなたの生きがいは?」と問われてすぐに答えられるだろうか?
そんなことを考えさせられました。
1.この本を一言で表すと?
・成功者へのインタビュー本
2.よかった点を3〜5つ
・人に与えられた時間は限れられている。だから、誰か他人の人生を生きて、その時間を無駄にしてはならない(p162)
→自分の好きなことにもっと時間かけるべきだと反省しました。
・彼らが共通に持っている価値観があるとすれば、それは自分の生きがいに対する誠実さだ(p118)
→何か生きがいをみつけられた人は強いと思う。何か目標が必要ということか。
・BHAGが生きがいを具体的に教えてくれるとき、ビジョナリーな人にはいつの間にか、思いがけない幸運が与えてくれる最高のチャンスをつかみとる準備ができあがっている。(p283)
→目標があるからチャンスを見分けられると思う。目標がなければチャンス自体に気づかないということ。
・打ち込む価値のあるもので、一人の力だけで成し遂げられるものなんて一つもない。(p307)
→なんでも自分だけでできると思わない。つまり、人間関係が重要ということ。
・もしいつまでも続く成功を望むなら,そのためには,自分にとって生き甲斐のある人生を紡ぐことだ(p327)
→やはり生きがいということに行き着いてしまう。生きがいを見つけるのが一番難しいのでは。
2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・ビジョナリーな人は、うまくいかないときには、うまくいかないことをそのままにしておくものだ。彼らは過去のツケを将来にまわすようなまねはしない。(p241)という内容とが理解できなかった。先延ばしはよくないのでは?
3.実践してみようとおもうこと
・自分の生きがいを考えてみる
4.みんなで議論したいこと
・生きがいは見つかっていますか?
5.全体の感想
・ビジョナリー・カンパニーとは異なり、あくまで自己啓発本だと感じました。
・本書でインタビューされた成功者たちは、富を得た後も、以前と変わらず現役として仕事をしているようです。その点は、自分はまだまだ未熟だと思います。
・ビジョナリー・カンパニーのほうが面白かったと思います。
Posted by ブクログ
成功とは、富や名誉とは関係なく、生きがいという自らが大好きな意義を追及し続けることである、という主張。
世界の「ビジョナリー」=「つくる人(BUILT)」な人たちへのインタビュー等を通じて、彼らの共通項を見つけ出したものである。
これを読んで、どう自分に生かすか???
まずは「生きがい」を考えてみることだろう。
翻訳自体は、自分にとってはあまり読みやすいとは言えず、頭に入ってきづらいこともあった。
また、もともと知りたかった「ビジョン」に関する話は出てこなかったので、これについては自分の選択ミス。
[more]
(目次)
序章 ビジョナリー・カンパニーから、ビジョナリー・ピープルへ
第一章 あらためて成功を定義する
PART1 意義−彼らは、なぜ成功し続けられるのか
第二章 情熱と意義を追求する
第三章 情熱はひとつだけではない
第四章 誠実な姿勢をつらぬく
PART2 思考スタイル−究極の変身は頭の中から始まる
第五章 静かな叫びに耳を傾ける
第六章 カリスマは大義に宿る
第七章 弱点を受け入れる
PART3 行動スタイル−生きがいのある人生を紡ぐ
第九章 思いがけない幸運に備える
第十章 論争を盛り上げる
第十一章 すべてを結集をさせる
●付録−ビジョナリー・ピープルへの道のり
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『ビジョナリー・カンパニー』のシリーズはすべて読んだのでこちらも読んでみた。
書かれていることそれぞれについてはそれなりだが、構成が下手なのか、十分なインタビューを行っていないのか。広範囲にわたり検討されていることはわかるのだけれども、他の同様なビジネス本に書かれていることとそんなに違いが感じられない。
『ビジョナリー・カンパニー』は、データや情報を分析し研究しつくした結果、これだ!というものに行き着いた感があったが、この本には、そのような、これだ!がないですね。
特定の人物へのインタビューの詳細が2、3人分載っていればもう少し違ったかもしれない。
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新しいじだいを切り拓き、世界に衝撃を与え続ける人々を、「ビジョナリー・ピープル」として、インタビューを通じて、意義、思考スタイル、行動スタイルについて、共通点を探る。
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ビジョナリー・ピープルとは、広い視野を持ち、情熱と愛情を持ち、先見の明を兼ね備えた人々である。 それは、ごく一般の人々にも当てはまり、仕事に愛情は持っているが、情熱が欠けていたり、知識に乏しいという具合に全てがベストの状態ではないが、あるチャンスにより一転する機運を持っているひとです。 自分自身にもある!
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成功の定義とは
1.計画したもの、あるいは試みたものの成就
2.華やかな成果、中でも富、名声、権力の獲得
3.計画されたとおりに完成したもの
4.特に富、名声、権力を獲得できた記憶のある者
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成功者の生き方とは、本人が世間的な評価を気にすることはなく、自分が信じられること、やりがいを感じることに集中して、人生を歩んできた結果を、他人が「成功」とよんでいるに過ぎないらしい。
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「ビジョナリーカンパニー」と同時に読みはじめました。それぞれ内容がどう異なるのか興味があったのですが・・・、よく見ると著者が違うんですね、表紙ぜんぜん見てなかったです。
カンパニーの内容は当然継承しているものの、視点が個人に向けられているところから、なんとなく盛り上がりに欠けるような気がしてさらさらっと読み終えてしまいました。
カンパニーの方が感銘を受けることが多く、じっくりとまだ読書中です。また読み終わったらレビューを書きます。が、こちらも1箇所がつんときたポイントがありました。twitterにもupしましたが下記の文章
「正直になるべきだ。われわれには科学、技術、そして富がある。ないのは意志であり、意志がないから貧困を阻止できないという言い訳は、歴史的には通用しないだろう」
・・・みんながしない、1人ではやっても意味がない、自分がしんどい思いをするだけ
といった理由で、心の葛藤はありつつも行動に移さないことって多いものです。今の時代ではそれでいいかもしれませんが、次の世代やもっと未来の人達がそれを見たらやはり受け入れられないのかもしれません。
第二次大戦において自他国共にあれだけの被害を生んでしまったことを、当時それを止めることが出来なかったのを、僕のような若い世代が理解しがたいのと同じことだと思います。
未来の人類のために生きているわけではないけれど、自分のしてきたことを後世に残したい願望はあるので、自分なりの自信をもって引き継いでいけるよう生きていきたいものです。
Posted by ブクログ
有名なビジョナリー・カンパニーの姉妹本。会社ではなく、人にスポットを当てた本です。全体の感想としては登場人物が多いため焦点がぼやけてしまっていると思いました。個人的にはスティーブジョブズ、ライス元国防長官、パタゴニア創業者イヴォン・シュイナードの話が印象的でした。
Posted by ブクログ
まず最初に書いておきたいのは、
読みづらい。
内容的には色々取り入れる面があった。
情熱を持って取り組み、その情熱に対しては他人からの評価に左右されず、確信を持って遂行する。
3つの輪(意義、思考、行動)の調和を持って永続する成功を手に入れた人達の実例が記載されていました。
●情熱的な意義
-目的はは一つとはぎらない。どの情熱も大切
-共通に持っている価値観とすればそれは、自分の生きがいに対する誠実さだ
-意義は自分自身でしか定義出来ない
●思考スタイル
-大義が自信をあたえてくれる
-取り組む価値があればなんとしても取り組む
‐人が大義を育てれば大義もその人を育ててくれる
‐失敗を糧にする(敗者はそれを失敗と言い、勝者はそれを学習という)
-弱点や挫折を自信喪失の理由にしない
●行動スタイル
-全ての出来事に責任を感じて行動する
-論争を求める
-ひとりの力だけでなし遂げられるものはない
-自分の意識の照準を自分の生きがいに合わせる
-意義と思考の整合性を確かめる
メモ用です。