藤春都のレビュー一覧
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ネタバレ 無料版購入済み
ヒロインが何だかとぼけた味を出しているなって思います。食卓外交ってあるけれども、これから展開されるそれがとってつけたものでないといいんだけれど。
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無料版購入済み
いくら市政暮らしの経験がある忌み子だからって、後宮で料理はできないんじゃ・・・なんていう荒唐無稽さは置いておいて、なかなかに楽しくなりそうです。
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Posted by ブクログ
ネタバレお狐様はどこまでもお狐様だったなと思った。
人間寄りではなく、あくまで自分の目的のため。
ポスドクで不安定な立場である彩乃に対してのデレ、人間に対してのデレが少ない。
デレたのが幽霊の少女が相手というのがまた……(人柱の話は泣けたし、謎解き要素も面白く、それはよかったのだが)
彼女を人間として成長させるための毒舌ならいいのだが、ただただ毒舌吐いているだけに思えたし、最終的に彼女はポスドクからは抜け出せたものの、一研究者として今回の経験を通して成長できたかと言われたら、少し首を傾げてしまう。
彼の存在が彼女の成長に繋がっていないように感じた。
ただただこき使われて可哀想だなと。
ライバルの狐キ -
どうなんだろう?
著者によれば、この物語の主役は「Lv.99・MP.0」つまり魔法使いとしてのレベルは最高だが、魔法力がゼロになってしまった、戦争の英雄という設定らしい。
この物語を読むにはここが大事で、魔法が使えなくなったこの主人公は、飛び抜けて強わけじゃないってことを覚悟して読まなきゃならない。
無双系じゃないってことです。
英雄だの戦争経験者だの言われていても、戦争未経験の、おまけにまだ学生でしかない生徒会長と戦っても互角以下。
魔法が使えれば、使えれば、使えれば、と何度も魔法が使えればと書かれているが、使えない主人公は学生レベルと言うことです。
なのに他者を圧倒するほどの魔法の知識も無い。