島田明宏のレビュー一覧

  • 一代の女傑

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    実在の人物・沖崎エイさんの物語。
    30年以上の長い間競馬を見ていますが、
    この人のことは聞いたことがありますが、
    強く意識したことはありませんでした。
    現在の競馬界、名馬に大きな影響を与えた人物だったのですね。
    いろいろ脚色や想像の部分はあるかと思いますが、
    競馬界では有名な人たちが出てくるのも興味深かったです。

    島田さんのノンフィクションものは良いですね。

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    2026年10月14日
  • ダービーパラドックス

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    実業家の堂林の所有馬が次々と故障。
    競馬新聞記者の小林がそんな堂林が所有する馬、ジュメロのデビュー戦に遭遇。
    小林の前で惨敗に終わったジュメロ、そして故障が発覚。サラブレッドに合ってはならない脚の怪我だ。安楽死?しかし、ジュメロを生んだ牧場主の宇佐美が買い戻す。
    奇跡が起こる。
    ジュメロが復活した。しかし、ここから不可解に物語が進んでゆく。
    ジュメロの厩舎番のミサがジュメロは2頭いると言い出し、先輩記者の沢村の死、そんな沢村から届いた郵便物。
    堂林を探れと書かれた資料、サラブレッドが生み出す大金に…
    ある者は騙し、ある者は騙され、公安も動き出す。
    一気に読んだ。

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    2026年04月08日
  • ノン・サラブレッド

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    サラブレッドでない馬、サラ系のミラを巡るストーリー。
    1970年代と、2020年代のストーリーが平行して進む。架空の競走馬ホーリーシャークのドラマと、ミラの血統書をめぐるミステリーの2つが楽しめる。
    おそらく競馬ファンしかついてこられないと思うが、競馬ファンなら競馬描写の迫力、ミラやサラ系、あるいは小岩井や御料牧場などの話題で楽しめる。
    島田氏が取材の成果を発揮した名作

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    2024年09月03日
  • ブリーダーズ・ロマン

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    二刀流、競馬で何のことかと思った。
    大谷なら打者と投手。
    平地と障害のことで、しかもG1.
    また大好きだった寺山修司のこともふれられていて楽しく読むことができた。

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    2024年04月10日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

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    「ぼくも、たくさんの人が自分に期待しているのはわかっています。だけど、その誰よりも僕自身が僕に期待している。「他人の期待」より「自分の期待」を強く持つ!」
    はぁ~こんなセリフ言ってみたい。同世代といえば元阪神三羽烏の金本の兄貴に矢野さんに下さん。それにやはり何と言っても武豊さんなんだと思う。最近の小説家というかコラムを中心に書いているルポライター的な方に凄味を感じるところがある。小説家さんにしても進化というよりも深化なのだろうが、ルポライターさんの深化はそれよりもすごい!
    好きな方で言えばdancyuなどでお馴染みの中原一歩さん。先日も偶然お会いできたのだが、dancyuを購入すると真っ先に彼の名前を探している。それと本作
    「決断 誰も書かなかった武豊」
    の島田明宏さん。武豊研究家じゃないのか?と思うくらいに細かなところまで描かれている深層心理の誰も到達できない場所にいるように感じてしまう。今年で人生半世紀!同級生の天才ジョッキーの活躍をますます期待しています。そして自分の活躍を期待する武さんがいます!

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    2018年07月04日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

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    ネタバレ

    歴代名馬たちに武さんがどのような考えで乗り何を感じたのか が面白いなと思いながらあっという間に読めた。個人的にはディープインパクトの頃の話が面白かった。すごいプレッシャーだったんだな と。

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    2017年09月06日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

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    武豊の誕生からキズナまでを著者目線で紡がれた話。競馬を知らんくても武豊は知ってるレベルでめちゃくちゃ凄い人なんやろうなとは思ってたんやけど、やっぱり凄いなと。考え方とか、フラットでけど好奇心向上心があって、そりゃ今も尚現役最前線におるなと。
    色んな馬に乗った感想とか印象聞けるのも面白いしキズナから今のバージョンでもう一冊出してほしい読みたい。

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    2026年07月18日
  • ブリーダーズ・ロマン

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    明日6月1日はダービー・デー。
    今年で第92回だが、第100回を観るまでは生きるのが当面の目標。

    久し振りにこの作者さんの競馬ミステリー、6冊目。
    作者さんも色々と調べていると思われるが、血統にハマり出すと沼から抜け出せないだろうね。“サラ系”を扱った前々作「ノン・サラブレッド」も興味深かったが、本作もまたなかなかニッチなところから始まるものだ。
    今回は、青森県にあった日本で初の民間洋式牧場に導入された種牡馬の血統を継ぐトナミローザという3歳牝馬を巡るお話。
    「ダービーパラドックス」や「ノン・サラブレッド」にも登場した競馬記者の小林が同僚・高橋とともに東京と青森・北海道を行き来しながら陣営の思惑を探る。
    歴史の狭間に埋もれた偉人・廣澤安任や、少年時代を三沢に暮らし記念館も残る寺山修司のことも織り交ぜながら語られる話は、実際に作者さんが辿った道筋と思われ、今回もまた興味深い。
    寺山の報知のコラムを集めた「競馬場で逢おう」をまた読みたくなったなあ(BOOKOFFにて入荷待ち)。

    物語はと言えば、平地のGⅠ勝った後に障害のGⅠを目指すなんて話はファンタジーに過ぎて、あまり語る言葉を持たず。
    オジュウチョウサンが開成山特別に出た時は皆注目したし、有馬記念のファン投票も盛り上がったが、逆のケースはどうなんだろうか。
    フローラSやローズS、エリ女を勝つような馬に中山大障害を走らせようとは、いかにオーナーブリーダーが描く血統のロマンとは言え、なんか間尺に合わないような。
    とは言え、障害から平地へという下剋上的な話は手垢がついているようにも思うし、話としてはこっちのほうがハラハラするのかも。
    確かにレースの場面には結構手に汗を握らされ、それになり面白く読んだのだな。今回もまた、大甘で★4つ。

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    2025年05月31日
  • ブリーダーズ・ロマン

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    競馬において、ファンは予想というよりも夢想、妄想し、そこに競馬の面白さを感じるという側面がある。

    また、ほかの本のレビューでも書いたが、競馬の面白さとして、馬が人の思いを乗せて走ることにある、と書いた。人の思いを乗せて描かれる物語が、その馬の血統とも言える。

    本書においては、一頭の、なんと平地と障害の二刀流を目指すという馬の、ある一頭の祖先馬から、受け継がれてきた血脈、即ち人の思いや、馬と絡み合う縁が実にファンタジックな妄想力でもって、魅力的に、またミステリアスに描かれていて実に面白く、読み応えがある。

    馬に乗せる、馬に絡む人の思い、馬に見る妄想、そうした競馬の面白さを描いた素晴らしい小説でした。

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    2024年11月16日
  • ブリーダーズ・ロマン

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    平地と障害の二刀流。
    夢がありますね。レースシーンでは引き込まれました。
    遺伝子は実績にも左右される。
    なんとなく感じていた事ですが、遺伝子学の先駆けになりそうな作品でした。

    サラブレッドの見方が変わりました。

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    2024年01月11日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

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    改めて武豊の凄さを確認。
    今年こそ、凱旋門賞を勝って欲しいと強く思った。

    気になった点を3点あげる。
    ○武豊ももたエッセンシャル思考の持ち主と強く感じた(どの馬に乗るべきか、何を大切にするか)
    ○勝ったらどうしようと考える
    →物事はポジティブに、成功したゴールをイメージする
    ○今、その瞬間を大事にしている。(年間○○勝とかは考えず、その時、その時の勝利を積み上げて、最終的に○○勝に到達した)

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    2022年08月22日
  • 絆 走れ奇跡の子馬

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    東日本大震災で被災した当日に生まれた仔馬、リヤンドノールが駆け抜けていく物語。
    出来過ぎたハッピーエンドを迎えるが、創作物の中ではそうであってもいいはずだ。

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    2022年04月10日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

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    競馬好きでなくても一読の価値があります!
    天才武豊の数々の記録を名馬のレースと共に振り返れます。著者島田明宏さんとの交友関係あっての本でもあります。

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    2022年02月19日
  • ノン・サラブレッド

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    島田明宏さんの競馬ミステリー、4冊目。
    少し前の淑子さんのラジオ番組で、作者がこの本のことを喋っていたのを聴いたが、周辺情報として聞いておいて良かったな。

    明治時代に主にオーストラリアから輸入された”サラ系”についてはヒカルイマイをきっかけにして知ってはいたが、改めて勉強になった。
    なるほど、8代かけ続ければサラブレッドになると言ってもそれは母系でつながる話で、サラ系の種牡馬をかければその仔はサラ系でしかなければ、そりゃあサラ系の種牡馬をかけようという人はいないよな。あれほど強かったヒカルイマイでも如何ともし難し…。

    1970年代と2020年代の2つの時代に分かれて話が進むが、2020年代に小林が調べていく過程は、作者が3年前のグリーンチャンネルの特番のために実際に調べ回ったことも反映されているようで、ワカタカの血統書が浦河の馬事資料館にあるもの本当の話のようだし、その番組を見ていない私には色々と興味深い。
    1970年代のホーリーシャークの話を浅いながらも上手いこと作り上げて、実際の調査と結び付けて出来た話は、このシリーズとしては初めてまずまず良かったように思う。
    ということで、大甘だが★4つ。

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    2020年09月28日
  • ジョッキーズ 歴史をつくった名騎手たち

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    とにかく、単純に、面白い。
    それぞれの時代に活躍した騎手にスポットをあて、その視点から日本競馬史を描く。いかにして現代競馬が成り立ってきたか、という競馬史の勉強になり、一層競馬が面白く感じられるし、あのジョッキーが、今活躍しているジョッキーにこういう形でつながっていたのか…と知る驚きもあった。
    競馬モノの本で、あまり期待していなかったが、いい意味で裏切られた。繰り返しになるが、非常に面白い本。

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    2020年07月03日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

    購入済み

    とても面白かった。

    日本人海外競馬参戦の第一人者としての苦労が伝わって来ました。
    (武豊自身は苦労とは思っていないだろうが)

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    2015年01月13日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

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    あっという間に読んでしまった。
    天才というキャッチコピーが似合う人、武豊。
    けれど、今の彼になるまでの道のりは楽なもんじゃなかったんだな~
    ひょうひょうとやってのけるイメージがあったけれど、人が見ていないところでしっかりと自分を追い込んで努力していたんだ。
    そして、常に昨日の武豊を越えようという気持ちがある。騎乗依頼があれば、地方競馬だろうと関係なく乗りにいくし、仏米の競馬に本格的に滞在して参戦したり、英国、香港、ドバイの国際レースでも勝ったり、日本では前人未到の記録をいくつも作ったりと、とんでもない人物に思えるけれど、目の前のことをしっかりと追及してきた結果なんだなと思った。
    年初では、何勝しようとか目標は決めずに、目の前のことを一つ一つクリアしていく。そうすれば、想像できないような自分になっている。
    武豊本人が、自分自身に一番期待している。
    自分もそうでありたいと思うとともに、年間200勝していたころの武豊をもう一度みたいと思った。

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    2014年09月29日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

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    競馬にドラマを求める訳ではないが、競馬にまつわる話は十二分にドラマチックです。武豊がこれからもいつまでも武豊であり続けること。とても楽しみです。

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    2014年08月12日
  • 誰も書かなかった 武豊 決断

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    競馬界の至宝武豊がどのように形成されてきたのかを自身の騎手人生とともに振り返っている一冊。

    いい馬に乗っていい結果を出す。デビュー当初の小栗キャップやスーパークリークを代表とする馬で発揮した天才的な天性の才能と飽くなき探求心で海外に遠征して培った技術で競馬界の至宝として君臨する武豊。
    様々な名馬とのエピソードもよかったですし、自身が2001年にフランスに遠征した時のエピソードも書かれています。
    実際に有力なエージェントから声がかかっていたのに結果破談してしまったことは初めて知りました。

    2010年の落馬事故から成績が低迷していましたが、その際に東日本大震災について、被災者の方と触れ合った際に気持ちを引き締めなおしたエピソードは心に残りました。

    本書を読んで、ここ20年くらいの競馬界には常に先頭に武豊がいるということが実感できたと同時に改めて
    偉大さ、そして凄さを感じる事が出来ました。
    本当に今後の活躍が楽しみになりました。

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    2014年05月04日
  • ファイナルオッズ

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    食品会社に勤める太一が同じ会社の立花と出会い、会社を救うため馬券で大勝負する物語。

    太一や立花以外にも友人の若林、姫乃といった優奈に個性があってサクサク読むことができました。
    オッズの動き方や予想法など現実の話に直結出てきて馬券の参考にもなりました。
    最後のフリーランドを勝たせるための秘策も面白いなと感じました。
    また、大金の受け取りや大金を買う時のスリルや最後のレースでのドキドキ感も太一たちと味わっている感じも楽しめました。
    巻末の純烈の酒井さんの解説も面白かったです。

    ただ、太一の企画はどうなったのかや主人公以外の人物についてどうなったのかエピローグなどで触れられていないものがあったのは残念でした。

    ラストも爽やかな終わり方で読後感も良く、予想に当たっての用語の解説も丁寧にされていて知らない方も楽しめ、競馬好きならもちろん楽しめる物語だと感じました。

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    2026年10月23日