【感想・ネタバレ】誰も書かなかった 武豊 決断のレビュー

武豊はやはり凄い!
父の邦彦氏が元名ジョッキーなのは誰もが知っている通り。しかし武の曽祖父とその兄が近代日本競馬の礎に大きく関わっていたとは・・・全く知りませんでした。
ただサラブレッド同様、血統が良ければ活躍が約束されているわけではなく、努力・経験・強運を以て現在の地位を築くまでが本作に詰まっています。
スーパークリークからキズナに至る愛馬遍歴と並行し、海外武者修行(きっかけはイナリワンでG1連勝したことに対するオーナーのご褒美だった!)のエピソードが多数。やっぱり90年代の競馬は良かったなぁって、私はまだ馬券買えない年齢でしたが。
未だ謎として残る、蜜月だった社台軍団との別離に関してはもっと触れて欲しいところですが、これから関係修復の可能性もありますもんね。

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Posted by ブクログ 2018年07月04日

「ぼくも、たくさんの人が自分に期待しているのはわかっています。だけど、その誰よりも僕自身が僕に期待している。「他人の期待」より「自分の期待」を強く持つ!」
はぁ~こんなセリフ言ってみたい。同世代といえば元阪神三羽烏の金本の兄貴に矢野さんに下さん。それにやはり何と言っても武豊さんなんだと思う。最近の小...続きを読む説家というかコラムを中心に書いているルポライター的な方に凄味を感じるところがある。小説家さんにしても進化というよりも深化なのだろうが、ルポライターさんの深化はそれよりもすごい!
好きな方で言えばdancyuなどでお馴染みの中原一歩さん。先日も偶然お会いできたのだが、dancyuを購入すると真っ先に彼の名前を探している。それと本作
「決断 誰も書かなかった武豊」
の島田明宏さん。武豊研究家じゃないのか?と思うくらいに細かなところまで描かれている深層心理の誰も到達できない場所にいるように感じてしまう。今年で人生半世紀!同級生の天才ジョッキーの活躍をますます期待しています。そして自分の活躍を期待する武さんがいます!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年09月06日

歴代名馬たちに武さんがどのような考えで乗り何を感じたのか が面白いなと思いながらあっという間に読めた。個人的にはディープインパクトの頃の話が面白かった。すごいプレッシャーだったんだな と。

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

改めて武豊の凄さを確認。
今年こそ、凱旋門賞を勝って欲しいと強く思った。

気になった点を3点あげる。
○武豊ももたエッセンシャル思考の持ち主と強く感じた(どの馬に乗るべきか、何を大切にするか)
○勝ったらどうしようと考える
→物事はポジティブに、成功したゴールをイメージする
○今、その瞬間を大事に...続きを読むしている。(年間○○勝とかは考えず、その時、その時の勝利を積み上げて、最終的に○○勝に到達した)

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Posted by ブクログ 2022年02月19日

競馬好きでなくても一読の価値があります!
天才武豊の数々の記録を名馬のレースと共に振り返れます。著者島田明宏さんとの交友関係あっての本でもあります。

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購入済み

とても面白かった。

2015年01月13日

日本人海外競馬参戦の第一人者としての苦労が伝わって来ました。
(武豊自身は苦労とは思っていないだろうが)

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Posted by ブクログ 2014年09月29日

あっという間に読んでしまった。
天才というキャッチコピーが似合う人、武豊。
けれど、今の彼になるまでの道のりは楽なもんじゃなかったんだな~
ひょうひょうとやってのけるイメージがあったけれど、人が見ていないところでしっかりと自分を追い込んで努力していたんだ。
そして、常に昨日の武豊を越えようという気持...続きを読むちがある。騎乗依頼があれば、地方競馬だろうと関係なく乗りにいくし、仏米の競馬に本格的に滞在して参戦したり、英国、香港、ドバイの国際レースでも勝ったり、日本では前人未到の記録をいくつも作ったりと、とんでもない人物に思えるけれど、目の前のことをしっかりと追及してきた結果なんだなと思った。
年初では、何勝しようとか目標は決めずに、目の前のことを一つ一つクリアしていく。そうすれば、想像できないような自分になっている。
武豊本人が、自分自身に一番期待している。
自分もそうでありたいと思うとともに、年間200勝していたころの武豊をもう一度みたいと思った。

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Posted by ブクログ 2014年08月12日

競馬にドラマを求める訳ではないが、競馬にまつわる話は十二分にドラマチックです。武豊がこれからもいつまでも武豊であり続けること。とても楽しみです。

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Posted by ブクログ 2014年05月04日

競馬界の至宝武豊がどのように形成されてきたのかを自身の騎手人生とともに振り返っている一冊。

いい馬に乗っていい結果を出す。デビュー当初の小栗キャップやスーパークリークを代表とする馬で発揮した天才的な天性の才能と飽くなき探求心で海外に遠征して培った技術で競馬界の至宝として君臨する武豊。
様々な名馬と...続きを読むのエピソードもよかったですし、自身が2001年にフランスに遠征した時のエピソードも書かれています。
実際に有力なエージェントから声がかかっていたのに結果破談してしまったことは初めて知りました。

2010年の落馬事故から成績が低迷していましたが、その際に東日本大震災について、被災者の方と触れ合った際に気持ちを引き締めなおしたエピソードは心に残りました。

本書を読んで、ここ20年くらいの競馬界には常に先頭に武豊がいるということが実感できたと同時に改めて
偉大さ、そして凄さを感じる事が出来ました。
本当に今後の活躍が楽しみになりました。

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Posted by ブクログ 2015年07月09日

武豊のことを知りたいと手に取った。
努力を見せないとか、あんまり理解出来ないが非常に興味深かった。
競馬に興味が無いので今の彼がどうなっているか知らないが、出来れば著者の語りだけではなく本人の言が多いと良かった。

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Posted by ブクログ 2015年02月22日

いろんなことが時代の流れでかかれてたので面白かった。
でももう少しひとつひとつ詳しくかかれていたら最高だった。
さすが武豊ですな~。

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Posted by ブクログ 2014年07月19日

武豊騎手と交友の深い島田さんにより書かれた武豊さんの歴史を綴ったもの。

武豊騎手についてデビューから今までの騎手人生についてよく書かれています。
武さんがどういうことをしてきたか、どういうことを感じていたか知るにはいいかもしれません。
が、これ普通に競馬ファンしてればわかるようなことだなとも思う。...続きを読む
「誰も書かなかった」とタイトルにあるけど、そこまで深くなかった。

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Posted by ブクログ 2014年07月03日

まさに天才。騎手になるために生まれてきたとしか思えないようなひとでした。
出走できたことが最大の勝因です、って。めっちゃかっこいい。

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