【感想・ネタバレ】誰も書かなかった 武豊 決断のレビュー

あらすじ

「『自分が武豊であること』の意地と矜持と覚悟を、どん底から這い上がる過程で、非常に強く持つようになった」(本文より)。有名馬主との確執から悪夢の落馬事故、そしてどん底のスランプまで。天才は何を悩み、「決断」したのか? 20年来の“心友”作家が初めて明かす、天才騎手・武豊の「苦難の日々」と、逆境から這い上がるまでの「心の軌跡」全記録! 競馬ファンのみならず、逆境に苦しみ、日々葛藤するすべての人に読んで欲しい一冊です。

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武豊はやはり凄い!
父の邦彦氏が元名ジョッキーなのは誰もが知っている通り。しかし武の曽祖父とその兄が近代日本競馬の礎に大きく関わっていたとは・・・全く知りませんでした。
ただサラブレッド同様、血統が良ければ活躍が約束されているわけではなく、努力・経験・強運を以て現在の地位を築くまでが本作に詰まっています。
スーパークリークからキズナに至る愛馬遍歴と並行し、海外武者修行(きっかけはイナリワンでG1連勝したことに対するオーナーのご褒美だった!)のエピソードが多数。やっぱり90年代の競馬は良かったなぁって、私はまだ馬券買えない年齢でしたが。
未だ謎として残る、蜜月だった社台軍団との別離に関してはもっと触れて欲しいところですが、これから関係修復の可能性もありますもんね。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

歴代名馬たちに武さんがどのような考えで乗り何を感じたのか が面白いなと思いながらあっという間に読めた。個人的にはディープインパクトの頃の話が面白かった。すごいプレッシャーだったんだな と。

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2017年09月06日

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