野崎つばたのレビュー一覧
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ハロルドの心の中の中核に存在する、今までも端々で語られてきた、ペテルブルクの悪夢のお話。ハロルドの事件に対する強烈なこだわりや、ソゾンとの過去の話が中心に据えつつ、犯人探しが展開される。
ペテルブルクの悪夢の動機などは正直、しょぼい印象もあったが、最後の最後の展開が、予想外の方向からボールを投げられ...続きを読むPosted by ブクログ -
人の頭の中に残った記憶を読み出す「天才」電索官エチカと、その補佐官で超優秀なアミクス(ロボット)であるハロルドの2人で事件の解決に挑む、バディ物。
電索以外はさっぱりなエチカが、ホームズの並の優秀さを誇るハロルドに振り回されている感じが良き。
中々に重厚な展開で、終盤にかけての解決編はなるほどね~、...続きを読むPosted by ブクログ -
他人に対して仇を討ち、そして自分の命をも落とすという流れの次に、即異世界への転生をするという、不思議な展開です。2周目として生きる彼の人生にはどのような意義が存在するのか。そして彼はこの経験から何を学び、何を残すのか。不確定要素が多い分、ワクワクしながら読める内容です。匿名
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今回はエチカの感情、心の奥底がより深く掘り下げられていました。
そして、今回のお話も話の展開がよく練られていてとても面白かったです。
エチカを取り巻く人間関係が彼女にどんな事をもたらしてくれるのか、今後も楽しみです。Posted by ブクログ -
春先に本屋さんで見かけて
話題になっていたのは知っていたんですが
そこから読むまで三カ月。
読んでみたらこれは完全に
「ラノベじゃなくて普通にミステリ」
と思えるような内容でした。
相棒は合理的で観察眼が鋭く
相棒の方がホームズっぽい気質です。
事件解決のために
攻殻機動隊で言うところの
電脳...続きを読むPosted by ブクログ -
今回もかなり面白かったです。
エチカがどんどん感情を表に出していくのが、読んでいて、こちらものめり込んでしまいました。
1巻に引き続き、世界観がかなり作り込まれていて圧巻されっぱなしです。
3巻も楽しみです。Posted by ブクログ -
端整な文章で読みやすかったです。たぶんたくさん設定があるんだろうな、と思いますが、読者にとってはなんとなく、で構わない所は口説かない説明をせず、とてもバランスが良い作品だと感じました。
正直、この手のSFとしては内容はよくある話ですが、キャラや舞台は魅力的です。冬のロシアの曇天はとても良く似合う。 -
読んだ感想としては、設定がとても作り込まれていて世界観に引きずり込まれるような内容でした。
内容は、独特な設定の中にミステリーを落とし込んだような感じですが、人間ドラマとしての側面の方が強いように感じられました。
謎がそこまで複雑ではない分、設定を徐々に明らかにさせていくことによって、最後まで色...続きを読むPosted by ブクログ -
昨今流行りの異世界絡みの作品はのんびりした雰囲気のものが多いのですが、本作は題名通りに復讐が噛んでいる厳しめのものです。未だ話が始まったばかりですが、展開に期待が持てるテーマです。
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4巻まで読みましたがバランスの良い物語でした。司祭、骨、幽霊の3人?を中心にレイロアという町の人々とワイワイ楽しそうに生活している感じがとても良く、4巻まで飽きることなく楽しめました。
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原作の雰囲気を壊さず、むしろコミカルに楽しめる作品になっています。
この巻は主人公側の主な登場人物の登場で済んでいるので、面白くなるのはこれからかな。
ノエルのポジティブな感じや、ジャックのとぼけたところ、ルーシーの可愛らしさ、
絡んでくる他のキャラたちも原作の雰囲気がよく出ています。
今の...続きを読む -
先の大戦を集結させたのは、グラウスタンディア皇国第二皇女に支える七人の英雄<皇国七聖>だった。再び戦火が起きようとした時、皇女ユースティナは七聖を招集するのだった。
一概にラノベと言っても様々なジャンルがある訳です。異世界(ファンタジー)戦記物もそのひとつで、ラノベ以前より人気のあるジャンルなので...続きを読むPosted by ブクログ -
英国面軍事チートが出てきた時に笑いました(^_^) なんか足早纏めた感がありましたが面白かったですが、これで終わりっぽいのがちと残念Posted by ブクログ
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休戦を利用して国と軍の再編中に北方の獣人国家からの援助要請の使者が来る。休戦あけに必ず生起する決戦で少しでも戦力が欲しいという事で北方に向かう
が、行ってみればすでに亡国で旗印である姫は無気力引き篭もり状態。率いていた騎士団は無気力状態。これはこれで理由があるが非正規戦という民間人を巻き込む前提な戦...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙はウォーターバード家の領主の娘リルカと、領主サクリューン。テンポ良くストーリーが進んで楽しめました。
活躍するのはウルスタン公の秘書で”先読みの魔女”モリン。
モリンの巡らす陰謀が大変楽しく読めました。
脳筋金之介はひたすらカーディをぶったおしてエンテ家姉妹のアイリーンとヴィオレータに協力します...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙は1巻でちょっと助けた姉妹の妹の方でアイリーン・エンテ。ドワーフの達人イレブとアイリーン、金之介で迷宮へ。
カードゲームに手を付けたことのない読者でも、気分だけはわくわくが味わえる。
経験者ならもっと内容が楽しめるかも?Posted by ブクログ -
御代金之介がモンスターを倒してでるカードがお金になる世界へ行き、無双する話。
出だしは悪徳政治家を罠にはめて、船から突き落される状況を作ったり、最初からグイグイ引き込まれて楽しい。
ドワーフのおっさん祭りも十分笑えました。Posted by ブクログ -
願いを叶える神のカードを使ったら
カードが生活の基盤?な異世界へトリップ.
そこで,襲い来る魔物を
ちぎっては投げ千切っては投げ.
コレは戦闘じゃない.蹂躙だ.
折角の異世界モノだからって
ドワーフ出し過ぎだってばよwww
エルフを!
猫耳な獣人を!
手のひらサイズな妖精さんを!Posted by ブクログ