たかやKiのレビュー一覧
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結果的には良い修学旅行回でした
読み始めて最初に感じたのは、今巻は蛇足編ではなく、前巻までが長いプロローグで、ここからが本編なのかな~と、…。
水斗と結女の二人の物語として、契りを結んだからハッピーエンドではなく、齟齬や相違等で生じた亀裂を二人で協力して修繕し続ける事こそがメインであるべきかと。
破局は描けても、破局しない事を描写するのは、悪魔の証明になりそうですが…。
未だ未だ続けられそうですが、長編になりつつな本作、完結はどうなんでしょう?
めちゃ性欲の強い美少女名探偵キャラ、拡散されてから結女に知られて、クレームをなりそうな…。
あと、ミステリー小説風な今巻、"ヴァン・ダインの二十則"的には如何な -
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今巻は、あとがき無しなんですね
高校生活迄だと何となくオマケの様な中途半端な様な3学期。
年度初めの初顔合わせからGWや夏休みへの期待感もなく、体育祭や文化祭といった大きな学校行事がある訳でもなく、中間試験も省かれて学年末試験のみな3学期。
それでも各個々人にとっては、初詣やら、バレンタインデーやら、ホワイトデーやら、卒業式やら、翌年度に向けた準備やら、当然ながら各々の進展もあった訳で…。
結女と水斗の仲もここまで来ると普通のラブコメなら終了間際なんでしょうが、堂々と交際宣言を表明できる様になるには未だ未だ紆余曲折ありそうで、いったいどうなるんでしょう?
次巻11巻からは高校2年生となった結女と水斗、明日葉院が同じクラスに -
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多数組のラブコメも偶には好いね
生徒会役員+元会長+書記の関係者の男女合計10名での2泊3日での温泉旅行って、現実的には保護者の許可が簡単には貰えそうにないシチュエーションですが、思っていた以上に健全な旅程でしたね…。
本気の女子勢に対するは、何とも受動的な感のある男子4名。
亜霜vs星辺、紅vs羽場、南vs川波の三組は、三者三様なれ相応の処に落ち着けど、恋愛フラグの薄い明日葉院は後日何かが起こる振りだろうか?
東頭いさなの才能開花の予兆に傾倒してしまいそうな水斗。
恋愛感情とは別とはいえ、結女との仲は…?
他人に戻れないリスクは、お互いに踏み込みにくい壁である事は判るけど…。
でも結女は密かに期限を決めたんだよね。
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運命と感じしは、他の想いの内に
今巻は、体育祭や中間試験に絡めて、生徒会の面々と結女とのエピも盛り沢山でしたが、水斗と結女のふたりの進展が待っていましたと言う感じでしたね。
ふたりの誕生日の夜、酔い潰れる直前の父・峰秋が水斗に語った由仁さんとの出会い、そして河奈さんに取り残されそうになった際の想い、その後の15年間の想い、由仁さんと再会した時に理解したこと。
結女と水斗との想いは互いに理解出来たと思いたいけど、峰秋&由仁さんが漸く築き上げた家族関係を崩すことはしたくないと考えたらなら、次巻以降いったいどうなるんでしょう…? -
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成長とは理想に近付く事なら…?
高校生活での初めての文化祭、そこに寄せる想いを人それぞれで…。
周囲の策謀もあり、実行委員となった結女と水斗のふたり。
遣るべき仕事を着々とこなし、一見『成長』と捉えられなくもない行動は、水斗にとっては空虚な、郷秋めいた、違和感となり、ありもしない壁を結女や他者とに作ってしまい…。
東頭いさなの事を単なる賑やかしキャラと思っていましたが、ただの『変な子』ではなかったんですね。
でも、自身の内に理想像を描けない水斗にとっては…?
ようやく両思いの物語になるかと思いつつ、果してどうなるのか?
ところで、一年七組の場所を尋ねてきた実業家風の男性とは、いったい何だったのでしょう? -
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結女の携帯電話のパスワードは…
日常の中での距離感が揺らぎ始めたと感じ、何とか修正を試みようとする水斗と結女のふたり。
一方、相変わらず距離感のおかしな水斗といさなのふたり。
そんな折の盆休み、父方の実家への帰省という非日常イベントで…。
恋人だった時にも見付けられなかった水斗の内面に気付いてしまう結女。
結女にとって生涯二度目のファースト・キス、綾井結女のよう誘いに行ったキスではなく、自分から奪いに行った伊理戸結女としての初めてのキス。未練ではなく、2度目の恋を同じ相手と始めようとする結女に対し、水斗は…。
かたや永遠の片思いを望む東頭いさな、今後どんな展開になっていくのでしょう…? -
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暁月の異常性に結女も気付き始め
土曜日の伊理戸邸にて勉強会に参加する事となった東頭と川波の二人、予め知らされる事のなかった初対面で互いに敵視し合い、水斗の背に隠れる東頭。
結女と暁月と一緒に選んだ私服かと思いきや、挿絵は制服姿って……。
今巻の半分は幼馴染コンビの南暁月と川波小暮のふたりメインのお話し。
付き合いが長過ぎるだけに、ペルソナとか理想と現実の齟齬とか上書きできない過去とか…。
今後も、水斗、結女、いさなと合わせて五人の物語になっていくんですかね?
あまりキャラクタが増え過ぎるより、メインがこの人数ぐらいの方が楽しめそうな気がするんですが、果してどうなるのでしょう…? -
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中学の時の約束を思い出せるって
水斗と結女のふたり、義理の兄弟姉妹の関係になったからというよりも、恋人として取り繕わず済む関係になったからこそ、お互いの正体を晒していて、周囲からは年季の入った関係に見えるのでしょう。
タイトルは「継母の連れ子が元カノだった」となっているけど、「義父の連れ子が元カレだった」でも成り立ちそうな交互視点も面白い。
それにしてもこの二人、中学校時代の付き合う前の時点の林間学校からエピソードがあるなんて、ラブコメの王道展開になるんですかね…。
そんなところに唐突に現れる東頭いさな、水斗とは友達と言いつつ距離感のおかしな関係、後押ししようとしつつ内なる感情に気付いてしまう結女。南や川波らも横槍を入れて -
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アンビバレンスな二人の愛憎劇?
アニメ放送当時に購入後、積読状態でしたが、もうすぐ新刊(11巻)が出そうなので、今更ですが読み始めました。
中学校卒業のタイミングで別れたばかりの水斗と結女のふたり、両親の再婚を機に同じ伊理戸姓を名乗る事となり、同じ高校に入学。
再婚したばかりの両親を悲しませない為に、過去にお付合いしていた事を隠し、良き義[きょうだい]を演じる事になるも…。[きょうだい]って、兄妹?それとも姉弟?
中学三年生の夏休み前に破局していたとしつつ、恋が冷めて憎悪を伴っても卒業まで別れなかったって、アンビバレンスな関係だったんですね。
そんな二人が、別れたつもりの日から間を置かずに同居となれば、何も起こらない事は
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