行田尚希のレビュー一覧

  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。

    鎌鼬とかぬらりひょんとか、妖怪が化けてる人間の姿がそれぞれ個性的かつ意外な感じで面白い。妖怪だけに、ちょっと浮世離れしているところも良し。このまま主人公の恍之介との関係が変わらず続けば良いなぁと思うけれど、多感な年頃であるだけにそうはいかないかな?次作で完結のようで、淋しくは思うものの期待したい。

    0
    2016年05月12日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    購入済み

    最後は晴れやかに

    ラストは爽やかに終わりました。清々しい読後感です。

    奥深い表具の世界で個性の強い妖怪達が綴る心温まるストーリーは、3巻で終わってしまうのが勿体無い位愉快なものでした。そして主人公の青年の成長、もう少し見てみたかった気もします。

    登場人物達が(半分は人ではないけど)互いを思いやりながらも騒動を巻き起こす、それに振り回されっぱなしの青年、同情しながらも羨ましい気持ちにもなります。こんな妖怪達なら会ってみたい。

    0
    2015年10月06日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    購入済み

    前巻よりも面白い

    人間の常識からかなり外れた感性と思考を持った、やたら行動力のある妖怪達に振り回される主人公の人間の高校生、ちょっと可哀想だけど、それ以上に妖怪達との暮らしを楽しんでるようで、微笑ましいです。

    ほのぼのした妖怪コメディといった感じの作品です。

    0
    2015年10月05日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    人間・あやかし、どんどんキャラが増えてきますが、それなりにそれぞれ魅力的なキャラばかりで楽しく読めます。
    この人は人間だっけ?あやかしだっけ?と時々考えながら読んでましたが・・・。

    0
    2015年05月15日
  • 海の上の博物館

    Posted by ブクログ

    初仕事、念願かなった博物館職員(臨時だけど)。されどその内容は理想とほど遠く。
    という内容ではあるのだけれど、少しずつ仕事を任せてもらえたり、それまでの知り合いが思わぬところで繋がっていったり、やさしいお話。ご都合主義とまではいかないが、現実早々易しくはないけれど、それでも一生懸命仕事をしていく主人公には好感が持てる。
    頑張ってるね、と思わず声をかけたくなる。

    0
    2015年02月23日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    ちょっと不思議な日常生活。路地裏の向こうは不思議の町でした。そんな感じ。
    絵にまつわる怪異を解決していく短編連作でするする読めます。
    隣に何気なく暮らす多様性を当たり前として描いているのがよいなあ。

    環さんかっこいい~。
    表具に詳しく腕利きなのももちろんだけど、普段着が着物で街へ出かけるときも着物なのすばらしい!
    着物姿でハンバーガー食べに行く姿に胸キュンでした。

    環さんの着物の色と、怪異が解決したときに生じる色がとても綺麗です。
    文庫の帯に「文字の向こうに色彩が見えた」とあってうんうん!って思ったり。

    0
    2015年01月24日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    一作目から続けて読んだので、作家さんがだんだん書き慣れていくのがわかった。今回は様々なあやかしたちのエピソードとともに、高校三年生になった洸之介の進路に関する本人の迷いを軸にして描かれる。そうだろうなあという展開ではあったけれど、そこまで表具に魅せられていくようすがあまり感じられなかったというか、妖怪たちのエピソードは面白かったけれど、洸之介と母親の関わり、洸之介の学校生活があまり生きたものとして頭のなかで描けなかった。加納表具店と学校の洸之介のクラスのみが独立してあり、他の日常がない感じ…。それは、畠田恵さんの『しゃばけ』でも感じることで、何故だろうとずっと考えていたが、普通の小説であれば主

    0
    2014年11月22日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    怪しい噂の路地裏に住むのは不思議な美人表具師・・・最近多いあやかしモノですが、表具を取り上げているのが新鮮。絵は好きでも表具には興味持ったことなかったし^^;
    キャラは魅力的だけどまあありがちな雰囲気はあるかなあ。でもほろっとさせるところもあり、安心して読ませてくれました。

    0
    2014年11月21日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    2014.11.9綾櫛横丁の加納表具店の仲間たちと高校生、小幡洸之介が今度は妖怪たちが持ち込むさまざまな相談を解決する物語。二話目の座敷童の話に心温まり、三話目のクラスメイト後藤さんの片思いの話が微笑ましくかった。鎌鼬、座敷童、ぬらりひょんたち妖怪が人間社会に溶け込んでいることが違和感なく楽しく読めた。

    0
    2014年11月09日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    表具店に持ち込まれる怪しい出来事。人の思いが変質してしまう事で起きる様々な出来事を、納めてくれる表具師。次作も楽しみ。

    0
    2014年08月30日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    「裏打ち」この言葉は表具から来ているのね。表に見える所ではなく裏打ちをしっかりすることで、100年先200年さきまで見据えた作品になる。物語りもしっかりした裏打ちがあって出来あがっている。次作も楽しみ。

    0
    2014年08月15日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    洸之介が何を選ぶかはなんとなく話の流れ上わかってしまうけれど、その運びは悪くないと思う。蓮華さんのお話はかわいかった。あと双葉と早瀬さんに和む。
    ともあれ、きれいにまとまってよかったかと思う。

    0
    2014年08月09日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻。
    妖と表具師の仕事が上手に絡み、軽く読めて楽しかったのになんと最終巻とは。持ちネタつきたかなと思わせるような作品を読まされるよりも良いのだけど、もう少し読んでいたかったな。
    洸之介が大学を卒業し、いつか表具師に係わる仕事をし始めた頃の作品が読めるといいなー

    0
    2022年05月09日
  • 路地裏のあやかしたち3 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    シリーズ完結編。。寂しい。。。もっと色々読みたかったな。
    でも、色々理由をつけて諦めていた洸之介が大きな一歩を踏み出したことがとても嬉しい。
    加納表具店はこれからもゆるやかに変わらずあり続けるのだろうな、と感じさせる終わり方だった。

    0
    2014年07月17日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。
    新しく個性的なキャラが登場し、楽しく読んだ。ほのぼの・ほっこり、癒される。座敷童が意外なキャラ設定だった。
    進路に悩み始めた洸之介のこれからに期待。

    0
    2014年07月09日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    掛軸・表具、全く知らない世界だったので、とても新鮮だった。固いイメージがあるけど、奥が深い。。興味をそそられる。
    父親の絵に込められた想いには、涙。ほっこり温かくなる物語。

    0
    2014年07月06日
  • 路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    好み。あやかしがたくさんでてきて大騒ぎというわけではなく、絵にまつわる不思議な出来事を収める仕事人(妖)のはなし。キャラのバランスもよかった。

    0
    2014年05月03日
  • 路地裏のあやかしたち2 綾櫛横丁加納表具店

    Posted by ブクログ

    1巻から引き続きやや緩めのテンションでお話が続きます。個人的にはもうちょっと話に深みがあれば・・・というところか。ぬらりひょんは結構好みかも。
    というわけで★3つで。

    0
    2014年04月26日
  • 午後十一時のごちそう ~三ツ星ゲストハウスの夜食~

    Posted by ブクログ

    初め小町の言い訳じみた感じが嫌でしたが、反省して学んだ姿がみえ、ホッとしました。せっかく良い話なのに…と思ってたので。
    美味しい料理と思い出。私だったら何を作ってもらうだろう。

    0
    2025年09月10日
  • 午後十一時のごちそう ~三ツ星ゲストハウスの夜食~

    Posted by ブクログ

    仕事逃避で旅行…までは良かったが
    停まる場所はダブルブッキング。

    違う場所に行かされ、あんな事を言われれば
    確かに怒鳴り返すかと。
    しかし主人公、よく食べます。
    どこに消えていくんだ、というくらいに。

    職場で不当な扱いを受けているような1話目でしたが
    辞めて再就職の2話目で納得、でした。
    確かに、あまりに忙しければ見えない場所は…と
    後回しにする事はあるかもですが、胡麻化して
    甘やかして…は、自宅のみ、でしていい事です。

    おかげさまで、一人前になれそう、な主人公。
    料理人の彼はきちんと一人前の道を進んでいますが
    オーナーだけが謎、でした。
    最後の話で謎が解けるわけですが…。
    これ、主人公

    0
    2024年11月19日